21年11月20日~21日の1泊2日で、福井県にある赤礁崎オートキャンプ場に行ってきました。
すでに晩秋という事も有り、キャンプ当日の最高気温18℃・最低気温6℃の予報だったので、防寒対策もして準備万端!若狭湾沿岸(正確には小浜湾)に面しているキャンプ場なので魚介にも期待しつつ♪
そんな 赤礁崎キャンプの当日の様子をレポートします。
※当記事にはキャンプ場詳細の記載は有りません。キャンプ場自体を知りたい方はコチラをご覧ください。
※本文最後にも同じリンクが有ります。
DAY 1 晩秋はチョット冷えるのでストーブと焚き火を
飛び石連休という事も有り高速道路は大渋滞…
空いていれば2時間半もかからずにキャンプ場に行けると思っていたのに、蓋を開ければ4時間程。神戸・大阪→滋賀・名古屋方面に行く高速道路が、もうマジですっごいの…。阪神高速の工事通行止めの余波で周辺の高速も大渋滞やし。
ぴえん…。
空飛ぶワンボックス、はよプリーズ!出ても、高くて買われへんと思うけど。
キャンプ場周辺を観光しようと思っていたんですけど、観光はやめて道の駅でお昼を頂くことに。
道の駅「うみんぴあ大飯」内の食堂で海鮮丼(1500円・21年11月時点)を♪
この食堂、景色が良いね♪
そして美味い♪個人的には海鮮丼には酢飯派で、こちらは白ご飯だったけど、魚が美味かったから白ご飯でも満足♪
海沿いの観光地には、海鮮丼ってよくあるよね。でも、この中のどれが地元の魚なんや??なんて思ったりもするけど、美味しいから地元の魚以外をいっぱい入れてくれてもOKかな♪
地域から考えて、甘エビ・ブリ・鯛・アイナメっぽい色のなんか辺りは地元かしら?
その後、道の駅の横にある「サニーマート」で地元の食材を少し調達してからキャンプ場にIN。
電源無しのBサイトです。今回はランドロックなので…どう張ろうかな?とりあえず車を置いてみたものの…う~ん…なんか違う。
配置変更してこうなりました。大型2ルームを使うと、余裕はそんなに多くは無いけど問題なく張れる広さ。
私のサイトからは生垣が視界を遮るので、立たないと海が見えませんが…
立つと見える♪
海沿いだから生垣が良い感じで防風林になっているので、この木は大事!視線を遮ってくれるし。
道路と反対側にテーブルなどを出して、オープンエアーの居住空間を確保し、晩秋で寒くなる事を見越して…
※今回使用しているキャンプ道具(ギア)の多くは本文後半でまとめて紹介しています。気になるギアが有ればぜひご覧ください。
コレよコレ。
今日は焚き火を♪
ただし、「冬(晩秋だけど)・日本海」とくれば…「荒れる」
風が強かったら焚き火はしないつもりで、とりあえず準備を。焚き火だけで大きな焚き火台を持ってくるのは面倒だったので、メッシュタイプの焚き火台を投入!
持ち運び時のサイズってのも、キャンプ道具には重要な要素だね。
最近のキャンプ道具はさ、持ち運びの利便性を忘れたようなデザイン押しのギアが増えてきた気がするんよ、個人的な見解だけど。
積まれへんサイズのギアを売られても、買われへんし…。積める人は購入するだろうから、需要は有るんだろうけど。
コンパクトなら、「使うか使わんかわからんけど、とりあえず持って行こうか」って出来るのが嬉しい♪
そうそう、このキャンプ場、海に向かって…
大砲が鎮座していました。
大戦時、日本海を超えてやってくる船に向かって打っていたのか?歴史を感じるね!私、学校の授業で一番嫌いだったの「歴史」だけどね!
歴史ってさ、人名とか覚えるばっかりで全然面白くなかった。何が原因で・何が起こり・その後どう変わったか?それが大事だと思うんだけど、人名・事件名を覚えるばっかりの授業がマジで嫌いだった。んなもん覚えて何になるんだよって。
大事なのは「何を考え・どんな行動をし・その後世界はどう変わったか」じゃねぇの??歴史から学ぶ事をほっぽり出して受験対策に名称の暗記って…。「歴史」から「暗記」に授業名変更したら良いやん。そしたらまだ納得できる。
おっと、「歴史」の授業の愚痴の時間じゃなかった…。社会の先生の皆様、すみませんでした。歴史の授業の意義は理解してるんですけどね。
写真では大きさが伝わらないけど、かなりデカい。こういうのを見たり、感じたりするのは好きなんだよ。
こんな歴史を感じれる大砲も子供にかかれば乗って遊ぶおもちゃでしたけどね。子供の頃からこういう史跡とかで遊んでいたら、そのうち歴史好きになるかもね♪
ちなみに向いている先は…
荒れる日本海。湾内なのに、波が高いや。海が見えないサイトで良かったかも。テントが塩まみれになりそう…。
この海に、砲弾と敵船がいっぱい沈んでるのかなぁ?サルベージしたらスゴイの出てきたりして、ワクワク♪
ガラッと話は変わり、晩秋という事も有り、寒さい対策に…
キャンプチェアにはムートンラグを敷いています。キャンプチェアって、布一枚なのでお尻が冷えるんですよね。なので、コレはホント大事。
そうこうしているうちに、子供が寒いとか言い始めたので…
グローストーブにも点火しました。
私はお腹周りに「ミートテック」を仕込んでいるので、全く寒くない。皆、寒がりだなぁ…。
え?
それ、ただの脂肪だろって?
…そうだよ。脂だよ。
寒い日本海に行くんだから、当然腹回りには脂をため込んでから行くよ。
ヒートテックの肌着の下に、ミートテックを着込んでるんだよ。決してただ中年太りが始まったわけじゃないさ。
人類の英知の賜物なのさ、ミートテックは。
エコな防寒対策だよ、エコな♪
熱はエネルギーの墓場だよ。いかに熱を体内に閉じ込めるか、ゼロエミッションへの挑戦をしているのさ。
と…、冗談はさておき、ストーブを出したので、今日はそれで晩御飯を1つ作ります。
※料理のレシピは本文最後にリンクが有ります。
作るのはクラムチャウダー。ストーブといえば煮込み料理だよね♪
クラムチャウダーは煮込む必要無いけど、とりあえずじっくりコトコト煮込んだスープを作ります。
スープの他にはチョイ焼き!卓上グリル「ユニセラTG-Ⅲ」を使って。
道の駅の横にある「サニーマート」とかいうスーパーで地元の魚と肉を購入していたので、それを焼いていきます。
若狭湾といえば…アマダイでしょ♪さすが地元、安いわ~。アマダイはうろこ取って内蔵出して~。
割引のお肉には塩コショウをして…
ステーキは鉄板出すのがめんどくさかったので網焼きにしたんですけど、少しパサついててイマイチ…。やっぱり鉄板で焼けば良かったかな?
アマダイは美味かった♪
アマダイなんてそうそう見かけないからねぇ~、こういう地元の食材を食べるってのも、キャンプの醍醐味だわ~♪
晩御飯も終わると手持無沙汰になってくるので、焚き火タイムに。
晩秋の夜は長いね。17時過ぎにはもう暗くて、暗くなったら晩御飯が食べたくなる。
そんな感じで晩御飯を食べ始めちゃって、18時半にはもう焚き火タイム♪
キャンプやってると思うんだよね、昼が長いのも楽しいけど、夜が長いのも楽しいって。その時ならではの楽しみ方が存在するから。
人生って、どうあがいても1度だけだろ?なら、楽しんだもの勝ちじゃないか。その時々を楽しめれば、これほど素晴らしいことは無いや♪
という事で月夜も楽しみます。
今日はとても月がキレイで、焚き火と月を肴にまったり晩酌タイム。
見事な晩秋の満月♪
前日は月食が有ったので、月を楽しんだ2日間となりました。
キャンプ場で見れたら最高だったんだけどね。
とまぁ、超快適なキャンプライフを送っているように見えるすぐ脇では、アゲアゲな皆さんがガンガンなミュージックライフを楽しんでいて、23時くらいまで音楽がかかっている上に24時過ぎても宴会みたいに騒いでいたところも有ったので、全然寝れん…。
あぁ…、静かなところに行きたい…。
ほんと、最近はキャンプ場なのかライブ会場なのか居酒屋なのかよくワカラン…。
多少ハメが外れるのはまぁ、アレだけど…。さすがに周りが消灯してても音楽とか、マジ?
DAY 2 昨日から魚ばっかりだなぁ
寝たんだか寝てないんだかよくワカラナイ状態で朝を迎えました。
おはよう。
朝焼けを眺めながらのコーヒータイムで心機一転リフレッシュ!リフレッシュできるって事は、眠れたみたい♪どうやら過酷な状況でも疲れをとる事が出来るようになってきたみたいだ。
「騒音耐性」を獲得しました。って、どこからか聞こえてきた気がする。
朝起きてびっくり、夜露が凄くてテントが水没したみたいに濡れてる。外に出していてクーラーも大雨の後みたいに濡れてる~。
この夜露も冬の訪れを感じる風物詩かな。冬じゃなくても夜露は有るけどね。ホント今日はスゴイや。
外に出していたギアの夜露を拭いてから、朝食作りです。
今日はホットドッグ!
IKEAのソーセージをボイルしていきます。
でも、朝は6℃くらいまで冷え込んでいるから、普通のガス缶(CB缶)だと火力が落ちるので、ボイルするバーナーは灯油を燃料にしたOPTIMUS NOVAで、パンを焼くのはSOTO FUSION ST-330でいきます。
使うバーナー類も冬用に変更です。
この2つのバーナーで安定火力を得つつ、脇ではストーブで昨日のクラムチャウダーの残りを温めて…
朝ごはん完成♪
食後、子供は大砲に乗っかって遊びまくり、親はテントの水滴をひたすら拭きつつ撤収完了です。
しかしまぁ福井県は雪国だね、信号が縦なの!
そんな雪国独特の風景を見つつ…
お昼ごはんはレストラン源治とかいう所の定食です。
福井といえばアマダイも有るけど、やっぱ焼サバよな!ということで、海鮮丼+焼サバの定食を頂きました。
これで1400円(2021年11月時点)、安いねぇ~♪
海鮮丼の味は、昨日の道の駅の方(1500円)が好みだけど、こっちは焼サバ付きで1400円。
ボリュームはこっちだな!
という事で、魚尽くしのキャンプとなりました。あ~美味かった♪
今回使用したキャンプ道具
ムートンラグ
冬は椅子に座っているとお尻が冷える。何なら、妻は10月くらいからお尻が冷えるらしいです。私は11月くらいからお尻が冷えます。
男女差なのかな?
そんな冷えるお尻、ムートンが有るとかなり暖かいです。毛布に座ってるくらい温かいです。
スノーピーク グローストーブ
大きな鍋で料理をする際はタクードという小型の石油コンロを使う事が多いのですが、今回は簡単なスープを8インチの大きさのルクルーゼで煮るだけだったので、グローストーブで。
バーナー類と比べると火力が劣る為、しっかりした焼き色を付けにくかったりしますが、クラムチャウダー程度ならね、問題なし!
輻射熱が温かいので、暖がしっかり取れるのが利点のストーブです。
ユニフレーム ユニセラTG-Ⅲ
ストーブだけで調理すると、ちょっと寂しい…。
やっぱ炭、使いたいじゃん!という時には卓上BBQグリルという選択肢が有ります。
ユニセラは小型ながら魚も丸々焼けちゃうくらいのサイズで、焼く食材を選ばずに活用できるので使い勝手が良いです。
洗う時は各パーツをバラせるので、洗いやすいのも魅力!
PEUGEOT ミル
キャンプも料理も、自己満足の世界だと思うんだ。
なら、こういうムダな物こそ、価値が有るってもんだろ?
今やミル機能付きの岩塩やブラックペッパーもフツーに売ってる(しかも数百円程度で)けど、こいつはミルだけで数千円もする。(一応、粗挽きから細挽きまで調節は出来る利点は有るけど)
そんなミルだからこそ、自己満足のステージを数段飛ばしで引き上げてくれるんだ。
俺はこいつで肉に味をつける。俺の心は高揚する。
肉が鉄板の上で歓喜の雄たけびを上げる。
俺は頬張り、感涙にむせび泣く…。
感動のステージが違うのさ。
味?
味蕾細胞が伝えるソレは変わらんよ。ただ、心が違うと叫ぶのさ。
そう、大切なのはどう感じるかだ。
Don’t think. FEEL!
スノーピーク シングルチタンマグ
一生モノのマグカップ。チタン製なのでステンレスの味が苦手な人にも良いですよ。
私は基本的に使い捨てるのが嫌いなので、長く使える物・長く使いたい物を、という事で、こちらを使用しています。
OPTIMUS NOVA
灯油・ガソリン・軽油など、色々使えるマルチフューエルバーナーです。
私はとにかく安価という理由で灯油を使っています。手軽さだけなら圧倒的にガスですが、ガスの場合、冬季の火力低下に悩まされる事が有るので、こちらを使用しています。
本体とフューエルボトルは別売りなので注意してください。
私はガスの場合、経済性・入手のしやすさを考慮し、CB缶を使用しています。
CB缶で冬季もまだ使えるものとなると、マイクロレギュレーター内蔵のSOTO FUSION ST-330となるので、そちらも併せて使用しています。
ちょっと火が欲しい時ならST-330で、がっつり長時間調理に使うとなるとNOVAを使用する、という形で使い分けています。
スノーピーク ランドロック
冬はこの中でストーブを使ったり、こたつキャンプを楽しんでいます。
このテントに魅力はこちらをご覧ください。
上記で紹介のほか、こんなギアも使用しています。
今回の料理のレシピはこちら↓
それではまた!
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