自粛生活に向けて飲食の名店が秘伝のレシピを公開されたりしていますね。
特にコロナの影響を受けている業種なのに、さらに秘伝のレシピまで公開頂きありがとうございます。
早速緊急事態宣言解禁後のキャンプで作ってみましたよ~♪
さて、その出来はどうだったのか??どんな点に注意したのかも含めてご紹介していきます。
フレンチトーストのレシピに関して
レシピに関してはホテルオークラのホームページで紹介されています。
是非そちらをご覧ください。
人様のレシピの為、さすがに私の所でご紹介できませんので…すみません。
私のサイトではキャンプで作るにあたって注意した点などを中心にしていきます。
・美味しくて簡単なのに手が込んでいる朝食を探している方
・バニラエッセンスが余ってどうしようもない方
ホテルオークラ特製フレンチトーストをキャンプで作る
仕込む
キャンプの朝食で食べるためには24時間前に仕込む必要が有ります。その為、キャンプで食べたい時間の24時間前に漬け込めるように作業を進めます。
(大変!と思うでしょうけど、基本的にはただ漬けるだけです)
フレンチトーストは朝食に食べる為、漬け込みは朝です。でも、朝に全ての用意をするのも大変なので、一部の作業は漬け込む前日に終わらせておきます。
キャンプ出発の朝とかだと、バタバタと忙しいですからね。
まずはパンのカット
1斤とかのブロック状のパンを厚さ4㎝にカットし、パンの耳を落とし、さらに縦半分にカットします。
後は漬け込むまで乾燥しないように袋などに入れて保存します。
次は漬け汁を混ぜ合わせます。
材料はこちら
まず、卵・砂糖・牛乳・バニラエッセンスをボウルなどで混ぜ合わせます。
レシピではバニラエッセンス少々となっていましたので、4かけ程入れました。
その後、漬け込み用の容器に移し、蓋をして冷蔵庫で保存して漬け込み前日の準備は終了です。
(※漬け込み用の容器は中の汁がこぼれない構造の物を使用して下いね)
今回は1泊2日のキャンプの朝食で食べるため、キャンプ出発日の朝6:30に漬け込み開始です。
冷蔵庫から漬け汁を容器ごと取り出し、前日にカットしておいたパンを入れて朝の作業は終了。
食材をクーラーに詰めるまでは、また蓋をして冷蔵庫に入れておきます。
キャンプ場に着いて18:30になったらクーラーボックスからフレンチトーストの容器を取り出し、パンを裏返します。
キャンプ場は平らな環境では無いので、漬け汁が片方に寄っていると一部のパンが汁を吸わずに“ただのパン”になるので、注意してくださいね。
焼く
くっ付かないフライパンで焼く
漬け込み開始から24時間…いよいよ焼きます!
オークラ特製フレンチトーストを焼く時の注意点は
弱火でじっくり15分
蓄熱性の高い調理器具は、火加減を間違えると外は黒焦げ・中は生焼けとなる可能性が有ります。基本的にはフライパンが楽です。
が、ダッチオーブンは蒸し焼きにも向いているので美味しく焼けます。そちらでの調理は次の項で紹介します。
それと、卵がくっつくと面倒なので、くっ付かないフライパンというのが重要ポイントです。
使用したフライパン「エバークック」は後程ご紹介します。ほんとにくっ付きません♪マジでスゴイです。
まずフライパンに油を敷きます。その上でバターを入れて溶かします。バターが溶けたらフレンチトーストを焼きます。フライパンは熱し過ぎないタイミングで焼いてください。
蓋をして弱火で両面合わせて15分焼き上げます。
なので適当に良い焼き色が付いたところでひっくり返します。
ひっくり返す際、ひっくり返しやすいのはトングとコテでした。
私のように密集して焼き上げると、コテが入らないのでトングの方が楽ですが、ヘラを入れるスペースが有るなら、ヘラの方がキレイにひっくり返せます。
また、写真の様に隣同士が付いていると…
漬け汁でくっ付く可能性が有るので、その場合はヘラで切り分ける必要が有ります。
両面このように良い焼き色が付けばOKです。
ダッチオーブンで焼きあげる
こちらがダッチオーブンで調理する際に使用したギア達です。
弱火を維持する必要が有るので、分離型バーナーを使用しています。さらに、ゴトクで鍋とバーナーを離す事で、ダッチオーブンにまんべんなく弱火を当てる様にしました。
私が使用しているダッチオーブンはステンレス製です。表面がツルツルしているので、フレンチトーストが作りやすいダッチオーブンです。鋳鉄製の場合はしっかり油をなじませた、くっ付かない状態のやつが良いと思います。
ここから焼き方です。
ダッチオーブンにはしっかりと油を敷き、その上でバターを入れて溶かします。
バターが溶けたらフレンチトーストを入れて焼いていくのですが、フレンチトーストはかなり柔らかいので、ヘラなどで返す必要が有ります。これだけ深いと、トングで返しにくいので、ダッチオーブンの場合はヘラで返せる余裕を持たせてください。
写真の様に…
そして蓋をして両面で15分程焼いたら完成です。
お皿にフレンチトーストを盛り付けて、フルーツなどを盛り付けて…最後にメープルシロップをかけて完成です♪
半分に切ってみましたが、フライパン・ダッチオーブンともに弱火で15分で十分に火が入ってふわっふわ♪
ダッチオーブンは弱火で蓋をして蒸し焼きのように出来るので、有るならおススメですが、火の管理などはやっぱりフライパンの方が楽です。
漬け込んでおけば、当日は焼くだけの簡単調理なので、おススメですよ♪
今回使った道具
くっ付かないフライパン エバークック
このフレンチトーストはふわっふわなので、フライパンにくっ付いてしまうと型崩れを起こしてしまいます。
なので、くっ付かないフライパンがおススメです。
私が使用しているくっ付かないフライパンは「エバークック」1年保証の品のエバークックと、2年保証のエバークックαが有りますが、私の普通のエバークックも3年近く使えているので、かなり頑丈なコーティングの品です。
ステンレスダッチオーブン+ゴトク
ステンレスダッチオーブンは表面がツルツルしているので、繊細な卵を使用した調理でも結構きれいに焼き上げることが出来ます。
黒皮鉄板も同様にツルツルしているので焼きやすいと思います。
鋳鉄製は油が馴染んだ、付きにくい状態のやつが使いやすいと思います。いずれにしても、くっ付くと終わる料理なので、ダッチオーブンでくっ付かない自信がないなら、家庭のくっ付かないフライパンが確実です。
弱火が重要なので、ゴトクでガス火から離していますが、ゴトクに関してはフライパンを使用する際も有った方が良いと感じました。
DOD ソトメシンガーZは高さ調節も出来るので、簡単に弱火・遠火が作れるスグレモノです。
CB缶用シングルバーナー SOTO ST-301
エバークックの熱源として使用しているのがこちら「SOTO(新富士バーナー) シングルバーナー ST-301」
スーパーでも販売されているCB缶という一般的なカセットガスを使用するのでかなり経済的なバーナーです。
私はST-301と…
FUSION ST-330…
両方を使用していますが、ST-330の方が低温環境でも火力が安定しています。
ただST-301の方が最高出力が高いので、冬も使うかどうかでST-301,ST-330どちらを使用するべきか判断するのが良いと思います。
ST-301は冬は出力が落ちるので使い勝手が悪いです…。
ひっくり返す用のトング
トングなどのつまめる系がひっくり返し易かったですね。あとは、ヘラがひっくり返しやすいです。
ひっくり返せれば何でもいいんですけどね、フライパン一杯に詰めて焼くと、ヘラなどは入れる隙間もない状態になるので、そういう時はトングで摘まむのがおススメです。
ユニセラトングにはステンレスむき出しの物と…
フッ素加工が施されたものが有ります。
汚れはフッ素加工の方が取れやすいでしょうけど、ステンレスもそんなに汚れが取れにくいと思った事は有りません。
どちらでもお好みの方で良いかと思いますよ♪
それではまた!
↓その他のホテルオークラ参考レシピはこちら↓
https://borusiti-camp-life.com/creme-brulee/
↓キャンプ朝食向けメニューはこちらもあります↓
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