香川県といえば、ぱっと思いつくものは「さぬきうどん」ですよね~♪
全国級の知名度のグルメですからね~。でも、香川県には、実はうどん以外に「骨付き鳥」なんていうグルメも存在しているんですよ!
この「骨付き鳥」っていうグルメが、メッチャうまいんです♪
味も濃いので酒の肴にもピッタリ!でも、自分で作ると味の濃さも調整できるので子供も食べやすい味にできたりと、自分で作ってみる価値のある料理なんです!
今回はそんな、香川名物「骨付き鳥」をキャンプで作ってきたいと思います。
香川名物「骨付き鳥」をキャンプで作ってみよう!
香川県の第2の名物「骨付き鳥」。
鶏肉を使用するので本当に安上がりなのにメッチャうまい!まさにB級グルメと呼ぶにふさわしいグルメです。
実際には香川県のお店で食べると結構な値段しますケドね(笑)。
食材
ではさっそく、骨付き鳥に必要な食材を見ていきましょう!
・骨付きの鶏モモ肉
・おろしニンニク
・塩
・ブラックペッパー
・チーユ(鶏油)
・醤油

オーソドックスな食材の中に、一つだけ手に入りにくい食材が…
「鶏油」です。
骨付き鳥にはこの鶏油が欠かせない食材なんですが、手に入らない場合は…まぁオリーブオイルでもいいかな~って思います。
キャンパーで鋳鉄製の道具を持っている方は大体持って行くと思いますので、鶏油が手に入らなければ…という条件付きで代用も良いかと思います。
また、クリスマスによく見かける骨付きの鶏もも肉ですが、一般的には若鳥(ひな鳥)のモモ肉が販売されています。
でも、香川県の骨付き鳥のお店では「ひな(雛)」と「おや(親)」が選べるようになっているんです。
雛は柔らかく食べやすい、でも味の奥深さが少ない。
親は正直食感がクソ固く、タイヤを食っているような感じなんですが(笑)、噛めば噛むほど旨味がしみだしてくるので、一度食べてみる価値のあるものです。
雛と親が選べるようであれば、これを参考にお好きな方を購入してみてくださいね~。
作り方
【工程:①】
骨付き鶏もも肉におろしにんにく(ニンニクチューブ)をたっぷり付ける。量のイメージは身の方がこれくらい、皮の方はこの半分くらいを付けます。

次に「塩」と「ブラックペッパー」をこれでもか!っていうくらい振りかけます。量のイメージは骨付きモモ肉1つに対し、塩が小さじ1/2・ブラックペッパーが小さじ1程度ですね~。
子供が食べる場合は、刺激が苦手な子だったら、これ以上振ったら辛いかな…怖いな…これくらいに抑えておかないと美味しく食べれないだろうな…っていうくらいの量でいいです(笑)。

香川県の骨付き鳥の名店「一鶴」は結構辛いです。
子供がコショウ辛くて食べれない程度の辛さなので、子供も食べる場合は上記の程度の量で充分です。
大人ががっつり辛い物を食べたい場合は、肉を切り分けた後で鶏油をお皿に取り、その鶏油にたっぷり塩とブラックペッパーを振りかけたらしっかり辛い骨付き鳥楽しめます♪
ちなみに、家庭のフライパンで鶏肉を焼くときは肉に切れ込みを入れて火の通りを均一にしていきます。
が、蓋つきスキレットで焼く場合は鶏肉内部までしっかり火が入っていきますから、切れ込みは入れる必要ありませんよ~。楽ですね♪
【工程:②】
おろしにんにく・塩・ブラックペッパーを振りかけた後は鶏肉全体にしっかりとすり込みましょう!
すりすり・モミモミと両面すり込み終わったら、30分ほど寝かせましょう。

両面すりすり・モミモミ♪

この、寝かせている時間を使ってすり込み終わったモモ肉を常温に戻しておきましょう。
【工程:③】
寝かせ終わったらあとは焼きます♪
この焼くときにスキレットに敷く脂が「鶏油」です!
なのでまず、スキレットを熱してください。
スキレットから煙が出てくるくらい熱くなったら「鶏油」をたっぷり(大さじ2くらい)たらしましょう。
鶏油をスキレット全体に染み渡らせたら、骨付き鶏もも肉の皮から焼いてください。
ここで美味しくする大事なポイントがあります。
焼いている最中は「スキレットの蓋を閉めておく」ことがポイントです!

今回は炭火で焼いていますが、ガスでもガソリンでも何でもいいです♪
温度管理なんて「そんなのカンケーねぇ~♪」
焼ければいいんです!
とりあえず焼けるだけの温度にまで上がればそれでいいんです♪
焼き方ですが、まずは皮を下にして焼いていき、皮がパリッとする程度に焼けたらひっくり返して再度蓋をして焼いてください。
焼き上がりはこんな感じです!

この状態になったら最後に醤油を2回し程ササさ~っと回し掛けて完成です!
スキレットの蓋をすることで火の通りが早くなるのと同時に、かなりふっくらと焼きあがります。
ジューシーで瑞々しいと感じるくらいの焼き上がりになります♪
スキレットは蓋とセットで販売するべきだと強く思いますよ、これを食べたら。焼いてから焼き上がりまでもかなり早いですし。
個人的には香川県の居酒屋とかで食べる骨付き鳥より、スキレットで蓋をして焼いて食べる骨付き鳥の方が遥かに旨いと感じます♪
今回使用した道具
・キャプテンスタッグ 8インチスキレット
・キャプテンスタッグ スキレットカバー
キャプテンスタッグのスキレットは安いんですが、シーズニングがされていないので「銀色」の状態で届くんですよ~。銀から黒に変化していくのが楽しめますよ~♪
・ユニフレーム ファイアグリル
・ユニフレーム ファイアグリル ヘビーロストル
ユニフレームのファイアグリルを使用されている方は、是非ヘビーロストルも使用する事をお勧めします。
これが有ると出来ることが本当に広がりますよ~♪
ダッチオーブンにスキレット、その他網じゃ対応できない重さの物は何でも置けるようになりますからね~。
骨付き鳥を食べるときは是非「おにぎり」を用意してね!
骨付き鳥を香川県で食べる時、骨付き鳥と一緒に食べるものがあるんです。
それは「おにぎり」です!塩を付けていないプレーンのおにぎり♪

なぜか写真の真ん中にはサラダが有りますが…端っこに鶏油に使っている、切り分けた骨付き鳥と一緒にプレーンのおにぎりが並んでいますね~。
ちなみにこの写真は私・ぼるしちのお皿なんですが、骨付き鳥なのに骨が有りません…。
子供が一部のお肉だけおすそ分けしてくれて、美味しい骨付き部分はすべて持って行っちゃうんですよ…。
骨付き鳥なのに…骨が無い…。

この鶏油におにぎりを付けて食べるのが香川流です!
しっかりブラックペッパーと塩と醤油が混ざり合った鶏油に、プレーンおにぎりを付けて食べるとめっちゃくちゃ美味いんです♪
ちなみにこのおにぎりに使ったご飯は、今回使用したキャプテンスタッグのスキレットで炊いています♪

スキレット大好きです♪
それではまた!

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