キャンプといえば炭火って人、結構多いと思います!私も炭を使うことがかなり多いです。
そんな炭火調理の皆さんにおススメの料理が有ります!
それが「カツオのたたき」!
今回はそんなカツオのたたきの作り方をご紹介します!
カツオの産地に行くなら地元のスーパーをチェック!
近所のスーパーで刺身用のカツオの柵って見たことありますか?
…
…
あんまりないですよね…。
いきなり、「おいっ!!?」って感じですね、すみません。
でも、これからキャンプに行く場所がカツオの産地ならもしかしたら!!?
こんなものが売っているかもしれません!柵以外にも、普通に丸々1匹のカツオがドーンと売られていることも有ります!!上の写真は和歌山のスーパー(というかドラッグストア??)のエバグリーン上富田店で売っていたカツオです。遠くからはるばるやって来た宮城県産が並んでいました。
私が実際行った事のあるカツオの産地は「和歌山(南紀)」「高知」ですが、この地域ではフツーに刺身用の柵や、丸々1匹で売っていることが有ります。
なので、それ以外の地域のカツオの産地でも手に入るんじゃないかな??と思います。
本当は藁焼きが一番だけど炭火も良いよ♪
私はカツオのたたきを食べるためだけに年に数回高知に遠征をします。まぁ、香川県から高知県にお出かけするだけなので、日帰りで充分行けるってのが一番の理由ですけど…。
その高知県では、というか基本的にカツオのたたきは藁焼きというイメージがあるかと思います。
はっきり言って焼きたての藁焼きのカツオと焼きたての炭火のカツオでは、味に天と地ほどの差があります…。
そして焼きたての炭火と焼きたてのガス火でも同様に如何ともしがたい差があります…。
藁焼きに勝るカツオのたたきは無い!!これは断言できます。
ただし!!ただしです!!
都心部などのスーパーで販売されているカツオのたたき(藁でも炭でも)と、刺身用を自分で炭火であぶったカツオのたたきなら、圧倒的に自分で炙った炭火のカツオのたたきの方が旨い!!
そう、お店で食べる炙りたての藁焼きカツオのたたきと比べると、炭火はイマイチですけど、スーパーで売っているカツオのたたきとは比べるまでもない位の美味いカツオのたたきを自分で作ることが出来るんです!しかもキャンプで!炭火で!!
カツオってね、味は濃い・鮮度が良くてもやっぱり血合いが多い魚なので若干の魚臭さがある、そんな魚なんですよね。だから強烈な藁の香りをがっつり付けることが出来る「焼きたての藁焼きカツオのたたき」が一番うまいんですよね~、それを塩で頂くのが♪
さすがにそれとは比べられなくとも、「充分に美味い!!」と思えるカツオのたたきであればキャンプで使う炭火で十分に作ることが出来ます。
炭火って、結構炭の香りが付くでしょ??お肉でも・野菜でも、炭火で焼いたら結構香りが良いでしょ?それと一緒で、藁ほど香りは付かないし、藁ほどカツオとの相性は良くなくても充分に美味いたたきには出来るんです♪
カツオのたたきを作ってみよう!
カツオのたたきの作り方
・刺身用のカツオの柵
・塩
・ニンニクなどの薬味(お好みで)
・ポン酢(今回は塩たたきでなくポン酢で食べました)
・塩たたきの場合は天日塩(粗塩)
【工程:①】
刺身用のカツオの柵を軽く水洗いします。
そしてすぐにキッチンペーパーで水気を取ります。
なんでもね、刺身用の柵を洗う事で表面の生臭さが取れるんですって…なんかのTVでやってたんですけど、それを見てからは一応洗っています。
海の魚は水で洗うと、(浸透圧の関係かな??)身に水気が入って美味しく無くなるとか、いろいろ聞いたことはあるんですけど、洗ったくらいで水っぽくなって不味くなったと感じた事が無いので、洗っています。この工程はそれぞれお好みでやってもやらなくても大丈夫ですよ~。
【工程:②】
皮の面に塩を振ります。
気持ちしっかり目に振っています。塩を皮目に振ってから焼くと、パリッと焼けるそうです。ぶっちゃけ塩を振らずに焼くレシピも多数存在しているので、どっちでもいいような(笑)。私は皮目だけ塩を振って焼いています。
【工程:③】
ぼるしち’s POINT①
網に乗せて焼くので、網に身が引っ付かないようにしっかりと油をひきましょう!!
これを怠ったら、焼き上がりがカワイソウな見た目になります(笑)!
しっかりと油を網に塗ったら、皮目から焼いていきましょう!
ぼるしち’s POINT②
炭の量はカツオ全体がしっかりと焼けるようにたっぷり目で!そしてまんべんなくしっかりと熾してから焼きましょう!!
炭をケチったり、熾り方にムラっ気があると、きれいな焼き上がりになりませんよ~。
皮目の焼き方の目安は皮がパリッとする程度。
そして、皮:身=7:3程度の焼き時間でOKです!
皮が写真程度にパリッとしたら、裏返しましょう!
軽く身の側もあぶったら焼き上がりです!
【工程:④】
ぼるしち’s POINT③
カツオのたたきを焼いたら、多くのレシピでは「冷水にくぐらせてシメましょう」と書かれています。でも、ぼるしちは冷水でシメません!!表面が暖かいまま食らうのが大好きなんです!!
なので、このまま切っちゃいます。
キャンプだと、冷水を用意するのも大変ですよね。なので、焼いたらそのままカットして盛り付けでOKです!
あとは事前に用意した薬味と、カットしたカツオのたたきを盛り付けて完成です!
ぼるしち’s POINT④
端っこを1個だけ食べてみてください。そのまま食べて生臭さを感じたら「ポン酢」で食べてください。生臭さを感じなかったらぜひ「天日塩(粗塩)」で食べてみてください。
カツオのたたきの塩は岩塩とか色々試しましたけど、今のところこの美味海が一番合う!
粗目の天日塩がね、カツオにホントによく合うんですよ♪岩塩ほど塩が固くなく、それでいて粗目なので塩の存在感も感じられて…。天日塩なので、海水のミネラル分などでただ尖った味の塩じゃなくてね~♪美味いですよ♪
今回は、宮城県から和歌山県まではるばるやって来たカツオだったので、若干の生臭さが有ったので、ポン酢で食べました~。それでもメチャクチャ旨かった♪
実は高知では…
今回、私は焼きあがったカツオのたたきを冷水でシメませんでした。
これってね、高知では結構多いんですよ。
私が高知でよく食べるカツオのたたきはすべて焼いたままの暖かさが残っています。
高知のお店の「大黒屋」とか、ひろめ市場内の「やいろ亭」、その他カツオのたたきでよく名前を聞く「明神水産」もすべて、焼いた後は冷水でシメていません。
その方が、藁の香りが強く残るし、美味しいと個人的には思います。
だから、冷水にくぐらす必要なんてありません!!
ただ、冷水でシメない分、焼きすぎには注意ですけどね~。
生が無い!なら冷凍もおすすめ!
生のカツオが手に入らなくても、カツオのたたきが食べたいっていう方は、冷凍のたたきもおすすめですよ~。
私は年末にいつも実家に冷凍のカツオのたたきを送っています。
正直ね、これでも充分に美味いです♪充分に美味いから毎年贈っています♪
そもそも、高知に行っても、カツオが取れない時はどうせ冷凍のカツオしか無いでしょうしね~。冷凍のカツオのたたきは解凍方法がそれぞれ指定されているので、その点だけ注意して、指定の方法で解凍した後に炭火で軽く炙ったら十分に美味しいカツオのたたきが食べれますよ♪
それではまた!
コメント