スポンサーリンク

正方形は広い!簡単設営のニュートラルアウトドア 2ポールロッジ LGテント4.0の使い心地をご紹介

ニュートラルアウトドア LGテント見出し キャンプ道具
スポンサーリンク

LGテント4.0は「1本のポールで立てる三角形のティピーテント」の様に簡単に立てれる、2ポールテントです。

そして家みたいな形が特徴のロッジ型でもあるのがこのテントの特徴。

2ポールでロッジ型のニュートラルアウトドア LGテント4.0とはどんなテントなのか?私が実際使用して判った特徴・用意したい快適装備も含めてご紹介します。

こんな方におススメ
・LGテント4.0に興味が有る方
・LGテント4.0を使っているが、もっと快適にしたい方
・簡単設営で広い室内のテントを探している方
・アイボリーカラーだけど、手入れが楽な化繊を探している方
・設営が簡単なロッジ型テントを探している方
スポンサーリンク

NEUTRAL OUTDOORの2ポールロッジ型テント LGテント4.0の特徴

NEUTRAL OUTDOORは大阪に拠点を構える会社です。

NEUTRAL OUTDOOR(ニュートラルアウトドア) は2015年春よりスタートした日本発のキャンピングギアブランドです。
ブランド名は、日常生活から離れて自然のなかで ”ニュートラル=中立”な自分を取り戻す時を過ごして欲しい、という想いから来ています。
自然な素材感と快適な使い勝手を持ったアイテム群を開発しています。
※HPより引用

2015年設立の会社という事で、NEUTRAL OUTDOORのテント等を目にした事が無いという方もおられるかもしれませんね。私もキャンプ場で2回ほどしか見た記憶が有りません。

そんなNEUTRAL OUTDOORから発売されているLGテント4.0というのが今回ご紹介するテントです。

そのスペックがこちら…

LGテント4.0 スペック
・展開サイズ:W300xL300xH185cm
・収納サイズ:W35xH30xD85cm
・人数:3〜6人用
・重量:12kg
・材 質:本体生地/ポリエステル 68D リップストップ PU コーディング耐水圧 3000mm UV カット加工 , ボトム生地/ポリエチレン 195g 防水シート , ポール/アルミニウム
・付属品:収納袋 , ポール各種 , ペグ

高さは185㎝となっていますが、実測で224㎝有りました。どういう事??外箱にも185㎝って書いてあるけど、224㎝…。

185㎝なら190㎝のタープポールでも被せれるや~と思って、テントの上からタープを設営すると、メッチャ刺さる(笑)。めっちゃタープ突いてるし(笑)。という事で、185㎝はおかしいな?と思い測った結果が224㎝です。

ポールテントなので設営が簡単 立て方はこの通り!

ティピーテントというのは設営が簡単で短時間で済むのが特徴です。私が使用しているもう一台のテント「スノーピーク ランドロック」はペグ数が多い・骨組みも多いので、慣れるまではちょっと大変…。

対してティピー(ワンポール)は周りをペグダウンしてポールを1本建てるだけ♪

その手軽さは2ポールになっても変わりません。実際の立て方を見ていきましょう。

【手順:①】

テントを広げます。そして、6か所にペグを打ち込みます。

テントの説明書にはペグダウンの順番は記載されていませんが、基本的には対角線上に打つので、上記の順番で引っ張りながら打ち込むとキレイに設営できます。

【手順:②】

ここはティピーとも、他の2ポールテントともちょっと違う所…。ロッジ型を保持するための芯となる骨部分のポール(以下、ロッジ骨ポールと表記)をテントの中に入れます。そのポールは穴が2本開いているので、見ればすぐにわかります。

テントの穴とロッジ骨ポールの穴を合わせ、立ち上げ用ポールの先端を通します。

ポールを通したら、黒い止水弁を通してから立ち上げます。

※この時、ポール破損を防ぐ為に2本のポールを同時に立ち上げる必要が有ります。なので、設営は2人で行いましょう。

これでテントは立ち上がります。

【手順:③】

テントのフライ部分に付いている8本のロープをペグダウンして、ロープにテンションを掛ければ完成です。

ティピー型よりポールが2つ多い分、気持ち手順が多いですが、慣れれば10分少々も有れば設営完了する手軽さです♪

テント単体ではいかに設営が楽かは、下のランドロックの設営方法を確認いただければわかるかと思います。(ランドロックも慣れれば全部で40分くらいですが)

徹底解説 これでもう困らない!ランドロックの立て方~幕体編~
大型テントを初めて立てる時は、立てることが出来るのかな…?って不安になりますよね。最低月1、多い時は月3でランドロックを立てては崩し・立てては崩しているぼるしちが、詳細に立て方を説明していきたいと思います。これでもうランドロックは怖くない!
徹底解説 これでもう困らない!ランドロックの立て方~インナーテント・シールドルーフ~
前回ご紹介しましたランドロックの立て方の続編です!今回はインナーテントとシールドルーフの張り方について徹底解説していきたいと思います。ランドロックでより楽しいキャンプにする為には、こういった部分もスマートに張りたいところですね。

このLGテント4.0はフライシート・グランドシートはすべて1つのテントとしてパッケージされているので、このテント1つを立ち上げるだけですべて終わるのは大きな魅力♪まさにティピーの簡単さにロッジの居住性を備え持ったテントです♪

さらにロッジ骨ポールにはフックが付いており(別売のインナーテントを吊るす用)、そこにランタンなどを引っ掛けることが出来ます。(※ポール立ち上げ時に、フックが上向きになっていないか注意をしないといけません)

ちょうどテントの真ん中あたりに有るので、かなり使い勝手がいいフックです♪

初めて設営した時はちょっとビニール臭いですが、寝るころには収まりました。あと、グランドシートが少し汚れていたので拭きました…(笑)。

正方形だから同サイズのドームより広い & 中心にポールが無い

下の写真を見てください。

ティピーテントの簡単設営機能を備えているにもかかわらず、真ん中にポールが有りません。

そう、ティピーテントあるある「このポールが有るからこの使い方がしづらい…」に悩む必要が有りません。

真ん中にこたつを置くのもOK!

真ん中に、あえてドーンと寝るのもOK!寝返りでテント倒壊しません♪
ティピーもきちんとテンションをかけて張れば、寝返り程度ではポールはビクともしないはずですが(笑)。

さらに、この2ポールテントはロッジ型なので…同じようなサイズ(300㎝クラス)のドームテントと比べても…

LGテントはダブルサイズのインフレーターマット2枚+幅約100㎝のインフレーターマット1枚が敷けるのに対し、ドームテントはダブルサイズのインフレーターマット2枚が限界と、同じ300㎝クラスのテントだけど、使える面積に違いが有ります。

ドームは丸型だけどロッジは四角型なので、同サイズの丸いテントに比べて居住面積が広いんです。

真ん中にポールが無くて広々使えるうえ、一辺300㎝の正方形なので有効面積が広い!

ぴったりハマるインフレーターマットは最後の方でご紹介しています。

アイボリーなのに化繊100%だから手入れが楽

こちら、アイボリーカラーなんですけど、100%化繊です。

アイボリーと言うと、私はポリコットンやコットンのイメージが有るんですけど、こちらは化繊のポリエステルです。

その分コットン系より生地が薄いので、たぶんちょっと眩しいんだと思いますけど、使ってみた感覚では特に眩しくて朝目覚めて辛い・日中眩しくて辛い等と感じることは無かったです。

なんなら、自然な朝日で程よい時間に目覚める事が出来るので、アイボリーは結構好きな色になりました。(眩しさの感じ方には個人差が有るとは思いますが…)

そして、化繊最大の特徴がこちら…

「雨に濡れたらとりあえずゴミ袋に突っ込んで、晴れた日に適当に干せば良い♪」という、おおらかな心で使える事。

ポリコットンやコットンは質感も素晴らしく、結露しにくいと言う魅力が有りますが、カビやすいというデメリットも有ります。(コットンに比べてポリコットンはマシらしいですが)

化繊はカビにくいので、めんどくさがりの私にはピッタリ♪とはいえ化繊でも雨の後は、晴れの日にきちんと干す必要は有りますケドね。

グランドシートは取り外し可能 マチもかなり有って、雨も安心

実は私の中で結構高ポイントな部分がこちら。

グランドシート部分はファスナー式で脱着可能なんです。

完全に取り除いたら、濡れているグランドシートだけ乾かして、乾いたら再度くっ付けて収納というのがかなりおススメ♪

テントの上部分は設営した状態で扉を開けて、風通しを良くしておけばすぐ乾きます。

でも、グランドシートは地面に触れている限りなかなか乾きません。

そんな時、グランドシートだけ取り外せばテント内で日除けをしながら乾燥を待てる♪

さらにもう一つ、こちらも高ポイントな点…

グランドシートはマチがかなり有るんです。なので、雨の日も水の侵入はそうそう無いかなと思います。

質感は工事現場の固いブルーシートといった感じなので、肌触りは良く無いですけどね(笑)。

メッシュが大きい & フルオープンも気持ちいい

前後の入り口はフルメッシュ・サイドも片側2か所にメッシュの小窓が有ります。

ニュートラルアウトドア LGテント

メッシュ自体はかなり目が細かいので、そんなに人目が気にならない感じですが、気になる場合は入り口部分のメッシュを半分空けるのがおススメです。

メッシュ面が大きいLGテント

これだけ空けれると、結構通気性が良くなるので、夏キャンプにも十分使えるテントですよ♪

さらに、このテントはグランドシートを付けたままで前後入り口をフルオープンに出来ます。

これだけ開放すると、テント内の荷物を整理して運び出すのがとっても楽♪

また、こうやってタープと連結して入り口をフルオープンにすると、宴会用のシェルターとしても使えるので、使い方のアレンジ幅も有るなぁ…と思いました。雨や風が強い時は中に避難!とかね♪

オプションパーツ インナーテントを使えば小型2ルームテントになる

私は使用していませんが、オプションでインナーテントが有ります。

ちょうど中を半分程インナーテントに出来るので、半分寝室・半分居住空間という、2ルームとしての使い方も可能です。

ただし、元が300㎝の正方形のテントを分割するので、寝室120㎝×270㎝・リビング180㎝×300㎝と言うサイズとなり、2ルームの場合は2人が使用可能人数の限界かなと思います。

言い換えると…デュオキャンプだと、これ1つで過ごせる♪子供が独立たらコレで夫婦キャンプもアリかも♪

寝室・リビング共にそんなにゆとりの有るスペースでは無いと思うので、無駄な荷物は持って行けないかもしれませんが…。どんな狭いサイトでも設営できる300㎝×300㎝の2ルームは魅力ですね♪

こちらがテントで…

こちらが別売りのインナーテントです。

LGテント4.0を快適にするために用意したいもの

魅力たっぷりのLGテント4.0ですが、使用に当たってはやはり注意点が有ります。その注意点を解消できる、用意しておきたい物をご紹介します。

ファミリーユースならタープが必要

2人なら小型2ルームとして使えても、ファミリーならLGテント4.0は寝室にしかなりません。

なので、別途リビングが必要になります。そう、タープが…

設営完了 大佐山キャンプ場

LGテント4.0の立ち上げポールの長さは224㎝(実測値)なので、そのポールを利用するのも有りですし、小川張りスタイルも有りです。

雨が降ると、テント内がまず間違いなく濡れる程度の庇(ひさし)しか無いので、タープを被せて張るのがおススメです。

ヘキサタープも良いですが、四角いテントなのでレクタタープが被せやすいかなと思います。

時にはこういう変則的な設営も…サイトの大きさによって色々変える必要が有りますが、それを考えるのも楽しい♪

私はスノーピーク シールドレクタL(550㎝×440㎝)を使用していますが、かなりデカいので4人家族ならMサイズ(415㎝×340㎝)が使いやすいかと思います。

レクタタープの設営はこちらでご紹介していますので、設営に不安が有る方はご覧ください。

レクタタープの設営方法 ~基本編~
日差しの強い日・雨の日。キャンプに行くと色んな天候に出会います。そんな時にあると心強い味方が「タープ」です。ヘキサタープ・オクタタープ等色々な形がある中で、「レクタタープ」の張り方をご紹介します。そして我が家がレクタにした理由もお伝えします。
レクタタープの設営方法~技あり編~ランドロック×シールドレクタL(フロント被せ・サイド被せ・小川張り)
6つのポールで四角い布を広げて張る「レクタタープ」。ヘキサタープより広い空間を確保しやすい反面、立てるのがちょっと面倒…っていうイメージがありますよね。でも、そんなレクタだからこその快適な空間が確保できる張り方をご紹介します。ファミリーキャンパーには最適ですよ♪

付属のロープ&自在金具は交換したい

元々付いている張り網と自在金具が結構チープなんですよ。

数回使用するとほつれてくるロープ…プラスチックの自在金具と…なので、お気に入りのカラーのロープと自在金具に交換することをおススメします。

キャンプ場で設営した後などに、好みのカラーにカスタマイズする感覚で交換すると、よりGOODな使い心地になりますよ♪

黒や白のガイロープ…

赤い自在金具など…

小さなパーツですが、これを変えると見た目がグッと良くなりますし、おススメです♪

イメチェン&使い勝手の向上に 自在金具&ガイロープを交換してみた!
テントに最初からついている自在金具とガイロープ。中には使い勝手の悪い物やしっかりと使えない物が有ったり。一般的な銀の金具だったり。そんな初期装備のロープと自在金具に不満が有ったので交換してみました。その際の選ぶポイントなどを交えつつ、どんなものに交換したのかご紹介します。

70㎝くらいの短いポール

別にこのテント特有の課題ではありませんが…

ロッジ型テントと書いていますが、いわゆるベル型テントともいえる構造になっています。

ノルディスク アスガルドに代表されるベルテント…サイド部分が立ち上がってるティピー型テントの事です。

サイドが立ち上がってるのは、張り網で形状を保持しているから…

このLGテント4.0もその作りは同じです。張り網を伸ばして、左右を引っ張り形を保っています。

って事は…

ジャマな張り網ってどうしても出てくるんですよね~。とにかく広いフリーサイトなら気にならなくとも、狭いサイトやタープも出すとなると…どうしても設営・居住に干渉する張り網が出てくる…。

それを解消できるのが短いポールです。

上の写真だと、本来赤い線でロープを張る必要がりますが、ポールを使えばグッと短く出来ます。

そうすると、タープ下の居住環境にも影響しないし、サイト幅の関係でロープを伸ばせない時等も、どこでも設営可能になります。

このLGテント4.0の場合はそのポールが約70㎝。継ぎ足し式のポールだと、先端部分のみを使う等で対応可能かなと思います。

で、作ってみたのがこちら…

https://borusiti-camp-life.com/diy-short-pole/

作り方は上記リンクでご紹介しています。こんなパーツと…

アルミパイプで作っています。

※下のポールは70㎝のではありません。

こういうポールを買って、70㎝にカットするのもアリだと思います。

ぴったりはまるインナーマット

このテントには専用のインナーマットが有りません。

とはいえ、インナーマットは欲しいよ…やっぱり…。マットが無いと、ちょっとテント内で過ごす時も、地面のゴツゴツを感じるし…インフレーターマットを敷き詰めたとしても、やっぱり無い所を踏んだり触ったりすると気になる…。

それが有ればテント内が超快適に♪テント内の何処をどう歩いても、マット上というのはランドロックでも専用インナーマットを使用している私としてはどうしても欲しい所…。

有るのと無いのとでは快適さが天と地ほど有ります。LGテント4.0に使える良いサイズのインナーマットはこちら。


上の写真はIGNIO テントマット3M。300㎝×300㎝のシンデレラフィットサイズなので、写真の通りポールがマットを踏む形での設営となります。こんなにピッタリサイズのマットが有るとは…♪

2.7Mは270㎝×270㎝なので、ぎりぎりマットを踏むか踏まないか…と言う感じです。両サイドに15㎝の余裕が有るので、キレイに真っ直ぐポールを立てると踏まずに設営できます(たぶん)。

アルペンのPBなので、alpineオンラインショップから購入出来ます。ミラクルフィットの3Mと…

IGNIO テントマット 3M (300×300 厚さ7ミリのクッション材)

一回り小さい2.7Mがこちら。

IGNIO テントマット 2.7M (270×270 厚さ7ミリのクッション材)

IGNIOは楽天・Yahooからも購入が可能です。とはいえ、アルペン楽天店とPAYPAY店なので、購入先はアルペンですが…。

ビジョンピークスは300㎝×270㎝があるので、シンデレラフィット+マット踏まない設営が可能かもしれません。

私はマットを踏んでの設営で良いやという事で、IGNIOの3Mを購入しました。使用写真は後日アップします。とにかくシンデレラフィットにしたいから♪

グランドシート

テント一体型のグランドシートが付いてるんですけどね…やっぱアイボリーテントだし、土汚れは少ない方が良いじゃん。ってことで、グランドシートは快適装備としてお勧めします。

300㎝×300㎝のテントなので、それより一回り小さいサイズの汎用品がおススメです。

私はコールマンのグランドシートを使用しています。LGテント4.0はテント一体型のグランドシートなので、破損しても面倒ですしね。

これら快適装備で設営簡単・広い空間のLGテント4.0をさらに快適にすることが出来ますよ♪

LGテント4.0にピッタリのインフレーターマットは…

ちなみに…私が使用しているインフレーターマットはこちら。

キャプテンスタッグ エクスギア インフレーティングマットダブルを2つ…

ダブルサイズならどれもピッタリくると思います。が、一般的なダブルサイズ(130㎝台くらい)を探すようにしてください。150㎝近くあるやつは、テントポールの足に干渉するので使えません。ハイランダーなどはピッタリです。

それともう一つ、100㎝程度のマットを1枚使用しています。私はロゴス グランベーシックを使用していますが、今は見当たらない品番になるので…同じ大きさとなると…FIELDOORのMサイズあたりになります。

ハイランダーのインフレーターマット セミダブルもピッタリサイズです。

正方形だから小さめテントでも快適空間が作れるLGテント4.0。これからも遊び倒してみようと思います♪

それではまた!

コメント