大型テントを初めて立てる!って時は、自分でも立てることが出来るのかな…?って不安になりますよね。
最低月1、多い時は月3回でランドロックを立てては崩し・立てては崩しているぼるしちが、詳細に立て方を説明していきたいと思います。
これでもうランドロックは怖くない!!写真点数が多いので、この記事では幕体のみ解説します。
ランドロックの立て方
まずは袋から取り出します。この状態ではインナーテント・ランドロック本体の幕体が一緒に巻かれています。
びろ~んと広げて、インナーテントはいったん車などに置いておき、幕体のみ広げます。
この状態ではどっちが前か分かりづらいですが、今見えている赤い枠のついたサイド出入口が前に来るようにするのが正解です。
赤い枠の着いたサイドの出入り口が前側に来るように広げ、風が有る時はこの時点で最低四角は軽くでもいいのでペグダウンしましょう。
全く風のない穏やかな日はペグダウンせずにどんどん設営しますケドね~。
ランドロックなどの2ルームテントになると、幕体自体がかなり大きいので、風が吹くとかなり煽られてしまいます。こんなデカいのが飛んで行ったら…チョ~危険です…。
風が有るなと感じる日はテント保護の為にも・周りのキャンパーに迷惑をかけない為にもペグダウンはしておきましょうね~。
幕体を地面にびろ~んと広げたら、今度はフレームを通していきます。
フレームを通す順番は下の番号の通りです。
① リッジポール(細目の先端が黒いやつ)
② Aフレーム(真ん中にへの字の部分が有るやつ)
③ センターフレーム(先端が赤いやつ)
④ Cフレーム(見た目普通なやつ)
の順番で通していきます。
ぼるしち’s POINT
・フレームはマジックテープで留めておくと使いやすいよ!
もともと各フレームは、購入時輪ゴムで纏められていますが、マジックテープ式のベルトが使い勝手が良いですよ~。100均やホームセンターで購入可能ですが…
一番使い勝手が良いのは、好きな長さに切って使えるマジックテープタイプの結束ベルトだと思います。
立て方に戻りますね~。
まずはセンターの赤い筒部分にリッジポールを差し込みます。
リッジポールを入れたら、次はAフレームです。
ここで注意点!Aフレームの真ん中にあるへの字の部分は凸型になる様に取り付けましょう。凹型に取り付けると故障の原因になりますよ~。
両方のAフレームを取り付けたら、今度はリッジポールの先端付近にあるリングを、リッジポール先端に通し、ベルトを締めてリッジポールと幕体を固定します。
ここでまた
ぼるしち’s POINT
・Aフレームのリッジポール付近のフックはこの時点で取り付けておきましょう。
ランドロックは一番高い部分で205㎝あります。幕体を立てた後に上部のフックを留めるのは、少し大変です。なので、このタイミングで取り付けておきましょう。
ここまで出来たら、Aフレームを幕体下部についているピンに挿入して、立ち上げていきます。
1人でも出来ますが、出来れば2人で立ち上げましょう。その方が各フレームへの負担は少ないように感じます。
まずは右でも左でもどちらでもいいので、どちらか側の前後Aフレームの先端をピンに差し込んで、あとは前後に別れた2人が一緒に残りの片方をピンに差し込んで立ちあげます。
そしたらこうなります。
ぼるしち’s POINT
・左右それぞれにポール差し込みのピンは5個付いています。真ん中がセンターポール用・一番前と後ろがAフレーム用・余りがCフレーム用です。
どこに刺したらいいか分からない場合は、これを覚えておきましょう。
次はセンターフレームです。ここも2人いる方がスムーズに作業が出来ます。
一人がフレームを送り込み、もう一人がその先端を受け取り、受け取った先端をピンに刺します。その後、フレームを送り込んでいた側がピンに刺します。
ここまで来たらフレームはあと一息!
最後はCフレームです。ランドロックの前と後にあるスリーブにCフレームを通していきます。
スリーブを通したポールは、写真のようにAフレームの外側になる様にします。
そしてピンに差し込んだらCフレームもセット完了です!前後のCフレームを差し込んだら、次は各フック(黒いやつ)と、幕体にいくつかついているベルトを固定していきます。
フックはパチパチはめていくだけでOKなので、ベルト部分だけ説明しますね~。
黄色〇の黒いのがベルトです。このベルトはそのすぐ上の黄色○に固定していきます。
まずはマジックテープのベルトを写真のように固定します。
次はガイロープ用のベルトです。
写真のようにポールに巻いた後、ベルトの穴に通して固定します。
そうするとこんな感じになります。ベルトは全部で8か所あるので、めんどくさがらずにきちんと固定しましょう!
大きな幕体が風に耐えうる様にするための大事な部分ですし、ココを固定しないとたるんで見た目が悪いですからね~。
風が無い日はガイロープを張らない時も有りますが…きちんと張った方がランドロックがしっかりと膨らむので、風のない日でも張った方が良いです。
風のある日は幕体保護の為にも・飛んでいくの防止の為にも絶対しっかりと張りましょう。
ガイロープの固定の前に、ランドロック下部の各ペグダウン場所は全てしっかりとペグダウンしましょう!
順番はセンターフレーム部分をまずペグダウン。
次に幕体を引っ張りながらCフレーム部分をペグダウン。左右均等にテンションがかかる様に、一気に片側を全部やるのではなくて、右をしたら次は左側を打つようにした方が良いですよ~。
で、その次はAフレーム部分をペグダウンです。最後に入り口をきちんと閉めた状態で入り口部分をペグダウンします。
これでランドロック本体の幕体部分の完成です!!
ぼるしち’s POINT
・固定ベルトを外さないで、外側からペグダウンがおススメ!
説明書ではペグダウンはランドロック幕内(内側)からするようになっています。
それは、ランドロック室内の固定ベルトを外して使う事を想定しているためです。ただ、ベルトを外すと、収納時またベルトを固定しないといけないので、正直外して使用されている方は少ないと思います。
だから、ベルトを外さないで使用する場合はペグダウンは外側からでも問題ありません。
むしろ外からペグダウンする方が楽です!!とくにこだわりが無い場合は固定ベルトを外さないで、外側からペグダウンがおススメです。
ペグダウンの際はファスナーを全て閉じた状態でしましょう!ファスナーが開いた状態でペグダウンをすると、ファスナーが閉まらなくなっちゃう可能性が有りますからね。
ランドロックは非常にシンプルな構造です。ポールの数もたったの5本!
大きな幕体なのでペグダウンの箇所は多くなりますが、設営自体は慣れると20分くらいで出来るようになります。
ランドロックでキャンプしたいけど、立てれるか不安…って方は、この記事の通り組み立てると意外と簡単に出来る!って思っていただけるかと思います。大型テントは人数の多いファミリーキャンパーには快適で良いですよ♪
続いてランドロック インナーテントとシールドルーフの張り方を別記事にて解説しています。
また、ランドロックには19年春にアイボリーカラーが追加されました。組み立て方は同じです。
ランドロックとHDタープ シールドレクタLの組み合わせも紹介しています。
それではまた!
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