ユニフレームから発売されているキャンプ用ラック フィールドラック
6枚使用する程のヘビーユーザーな私。
キャンプ用ラックとしては結構メジャーな商品なので、耳にしたことが有る方も多いかと思います。
私がまず4枚を購入した時(17年頃)は入荷・即売り切れという状態が続いていましたが、今は少し入手しやすくなったように感じます。店頭にも並ぶようになって、2枚を追加しましたから。
そんなフィールドラック、なぜ人気なの?
そんな疑問に対し、私が使用している感覚からフィールドラックの特徴・使い勝手・魅力の側面からお伝えしていきます。
・高耐荷重のラックを探している方
・サイトレイアウトに合わせて自由度の高いレイアウトが可能なラックを探している方
・フィールドラックがどんなものか知りたい方
ユニフレーム(UNIFLAME) フィールドラック とは?
ユニフレームの傑作 フィールドラックの基本スペックは以下の通りです。
展開時:横60×奥35×高23cm
収納時:横60×奥35×高1cm
【重量】1.7㎏
【耐荷重】30㎏
【材質】鉄・カチオンメッキ
最大の特徴は収納時の厚みがたったの1㎝ということろ!
また、鉄製のラックと言うことも有って、耐荷重が30㎏も有ります。
そして別途コンプレッションベルトを使用する事で4段重ね迄可能になります!
さらに展開は10秒で可能!
それぞれ詳しい内容は以下に続きます。
とにかくコンパクトになる!
私がこのフィールドラックで一番うれしいと思う特徴がこれですね♪
4枚+木製天板1枚を収納した専用トートバッグは肩にかけて持ち運ぶことも出来るほどのコンパクトさです。※フィールドラック専用トートには4枚まで収納可能です。
きちんと4枚のラックと天板が入っていますが、すごくコンパクトでしょ?
なので、車に積んだとしてもほぼ気にならない大きさなんです。
縦に積んでも良し、隙間に突っ込んでも良しと、どうにでも積めてしまう薄さが最大の特徴かなと思います。
だって、フィールドラックを4枚持って行ったとしても…厚さは4㎝しか無いんですからね♪
昔は4枚でしたが、今は2枚追加して6枚…
6枚になるとフィールドラック専用ケースには入らず、ユニフレームのLTトートLに収納する事になります。2枚増えたとはいえ厚みに大差なし…かなり重いけどね。
フィールドラック専用トートは入り口が狭いので、4枚でもLTトートLの方が入れやすかったです。
展開は超簡単・高耐荷重・4段まで積めるんです!
収納時は足を畳んでいますが、足は爪を引っかけるだけの簡単展開です。
本体に爪を引っ掛けれるようになっていて、引っかける事で足が出来上がります。
なので、慣れれば1台を展開するのはわずか10秒程度♪超簡単です。ただし少し硬めです…。そこで写真のよう親指を支点にして力を加えると、引っ掛けやすいです。
※写真は旧フィールドラックです。現行フィールドラックは爪が1つになっていますが、組み立て方に違いはありません。使用感も全く問題ありません。ともに積み上げ等の互換性も有ります。
写真は3段ですが、最大4段まで積み上げることが出来ます。
ただし積み上げると言ってもただ置くだけなので、3段以上は安定性・安全面を考慮して専用のコンプレッションベルトで固定することをお勧めします。持っていても、ついつい使うのを忘れてしまいがちですが…。
きちんとベルトで固定するとこの通り!
積み上げた状態であちこち動かすことが出来ます。
サイトのレイアウト変更の際も、簡単に持ち運べるので便利ですよ♪
3段・4段と積み上げると、手洗い場を作ることも出来ます♪
サイトによっては手洗い場が遠いことも有るので、いざという時にサイト内に手洗い場を設けることが出来るのは、かなり勝手が良いですよ。
ラックに置くと荷物が汚れない 高さが有るので雨キャンプでも安心
20㎝以上地上からリフトアップ出来るので、雨等で地面が濡れている際もお気に入りの道具を汚す心配はありません♪
全ての荷物をフィールドラック等に乗せて、地面から離しておくと、雨撤収がメチャクチャ楽です♪荷物は何にも濡れていませんから。
実際には、晴れていても地面に直置きしていると、草などからの湿気の影響で汚れたりもするので、汚れたら嫌なギアはすべてラックの上などにおいて保護しています。
3段・4段に積み上げていく使い方以外にも、いくつものフィールドラックを平べったく1段ずつ展開していくと、大型ギアの荷物置きにも便利ですよ♪
このように積み上げても良し!平たく展開するも良し!その時の天候・サイト状況・荷物の状況に遭わせて展開を変えれるのが大きな魅力です。
30㎏の高耐荷重なのでクーラーボックススタンドとして使える!
30㎏の耐荷重は伊達じゃありません!
49Lの収納力を誇る我が家のクーラーボックス IGLOO マックスコールド52QTも普通に置けます。(クーラーの紹介は本文最後にリンクが有ります)
その横はコールマンのソフトクーラー エクストリームアイスクーラー 35Lです。
これら大きめのクーラーだって平気な高耐荷重が、さらに使い勝手を高めてくれています。
比較的低温の時期で雨でない時はクーラーを直置きしていますが、それ以外の時期はこうやってラックの上にクーラーを置いたりしています。
まだまだ魅力の紹介は続きますが、ここまでがラックとしてのベーシックな使い方と紹介です。
ラックは鉄製なので、持ち運びには専用のトートバックを使うことをお勧めします。車や他のギアを傷つけかねないですからね。
私はセット販売しているやつを購入しました。人気商品なので、こうやってラック〇個+トート等で、勝手にセットしてくれていることも有ります。
木製や金属製の天板を追加可能で、可能性が広がる!
見て頂いたら分かる通り、フィールドラックは格子状でスカスカです。
なので、別途天板が販売されています。
天板は木製とステンレス製が有り、用途に合わせて使い分ける事が可能です。
私は木製天板をDIYで自作しましたが、購入したベニヤ板が反っていて…、自作天板は反り気味です(笑)。
木製天板は全体的に柔らかい雰囲気になりますが、スキレットなど熱い物は置けません。
対してステンレス製はアツアツのスキレットなども置けるので、どう使いたいかによって選ぶことをお勧めします。
ステンレス天板の方にはサイドに引っかけるハンドルが付いて、利便性が高くなっています。
私は天板を自作したかったので、木製にしました。
ぶっちゃけ天板が欲しいシーンはあんまり多く無いので、使わないことも多いのですが(笑)…天板が有ると細かい物を置くことが出来るようになります。
キャンプでは細かい物自体が少ないと思うのですが、おもちゃを持って行ったとき等は便利です。
これは家で使った際の写真ですが、レゴなどの細かい物も天板が有れば置く事が可能です。
あと、天板が有ればテーブルとして使うことも出来ます。
1段だと少し低いテーブルですが、2段にするとキャンプ時のサイドテーブルとして、ロースタイルのチェアにちょうど合う高さになりますよ♪
金属製なので熱い物も置ける!
上の項目でも触れましたが、鉄製なので熱い物も置くことが出来ます。
基本的に私はスキレット・ダッチオーブンなどはユニフレーム 焚き火テーブルに置く事にしているので、あまりこういう使い方はしませんが…鉄製ラックなので問題なく使えます。
ただし格子状でスカスカなので、蓋を開けた際に中身がこぼれたりする可能性が有るので、別途販売しているステンレス製天板の使用をお勧めします。
ただ、いざという時におけるというのは結構有難いもんです。
格子状の天板なので いろんなものを引っかけることが出来る!
格子状って、もしかしてデメリット??と、今まで読んで感じた方もいるかもしれませんが、実はこれって結構なメリットなんです。
色んな物を引っ掛けることが出来ます。
シェラカップも引っかけれるし、100均で自作したペーパータオルホルダーもこのように引っかけることが出来ます。
その他よく引っ掛ける物としては、ペグですね。
私は物干し用にロープを張ったりするので、予備のペグをラックに何本かかけている事が多いです。
niko and…で販売していたギアを紹介した時の写真ですが、格子状のおかげでシェラカッップを引っ掛ける事が出来ているのが分かるかと思います。
細かい物を置きたいときは天板を設置すればいいし、そうでない時は色んな物を引っ掛けて使えるので、本当に如何様(いかよう)にでも使える勝手の良さが魅力です♪
フィールドラック メッシュBOXを使えば食料も保管可能
フィールドラックには、専用のメッシュボックスが有ります。
マジックテープで留めるだけの簡単設営ですが、留める箇所が多いので、いくつもBOXが有ると大変かもしれません…
ですが、メッシュBOXを使用すれば食材を安全に保管できます。
写真ではポテチ等のお菓子しか入っていませんが…
昔、寝ているときにテント内に猫が入ってきて、朝ごはんのパンをかじられたことが有ります。そんなときにメッシュBOXがあれば…こうやってメッシュで囲って、獣害や虫害から守ることが出来たはず…。(その時は持っていなかったので…)
複数台フィールドラックを使用する場合は、1つだけメッシュBOXを展開すると、収納できるものの幅が広がりますよ♪
実は家でもかなり活躍します
最近ではテレワークのサイドテーブルとして、手帳や資料・ドリンクなどを置いています。
こういう使い方をする際は天板は必須ですね。
その他には、実家に帰省した際の追加収納スペースとしても活躍します。
とにかく持ち運びが便利なので、帰省時に持って帰っておけばいろいろと便利です♪
鍋の時に材料を並べることも出来ますし、タンスが足りない場合はこうやっておくことも出来ますからね。
フィールドラックは使い方が状況によっていくらでも買えることが出来る、可変展開ラックです。さらにラック以外にテーブルとしても使用可能な汎用性。
それでいて持ち運びはコンパクトで、耐荷重も高いと、メリットが沢山!唯一の難点は入手のしにくさ(現行品は生産量が上がったのか、店頭でも見る様になりましたが)。
細かい物を置きたいなら天板が必要です。
3段・4段と積み重ねるならコンプレッションベルトを…
食材の保管にピッタリのメッシュBOX…
基本的には収納トートは必要かと思います。
4枚までならフィールドラックトートでOKです。
それ以上ならユニフレームの汎用トート LTトートLで収納できます。
初めてならセットを購入するのが楽です。
フィールドラックで快適キャンプを楽しんでみては?
それではまた!
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