私は浅はかだった。
手羽の先の先、なんかピロピロ下部分(骨とか皮とか)を煮込んだら、鶏白湯ラーメンのスープが出来ると思ってた。
そう、キャンプでラーメンスープを一から作っちゃおう♪なんて考えて、何もレシピを調べずにノリで作ってしまった。
私は浅はかだった…。
今回は、見目麗しくゲロマズい、鶏白湯ラーメンの行方を報告しよう。
ソロキャン = ラーメン? 出来上がったのゲロまずアブラーメン
子供が大きくなってきて、ファミリーキャンプにほとんどいけなくなった。
よし、ソロキャンだ!
ソロで凝った料理をするのもめんどい…。手羽でも焼くか。
と、手羽を買ったら、先っちょのピロピロしたの付いてるじゃん。
お!?これ、鶏白湯スープに出来るんじゃね??おお!!?ラーメンスープ自作、出来るんじゃね??
という事で、キャンプ場に着いてすぐにピロピロを煮込んでいきます!
臭み取りでショウガとニンニクでも入れときゃ、きっと旨くなるだろう。
しっかりと半日以上は煮込むぜぇ~!
こんな感じで。まずは、ガスで。
煮込み開始は12:45。
ちょっと風が強いので、風防で火を守りつつ…。
16:35
ガスばっかり使っているとガスが底をつきそうなのと、米を炊くのに使いたかったので、炭火でも煮込んでいく。
17:28
どんな様子!?どうなの?煮込めばちゃんと濁ったりするの??
オォ~、イエェ~イ♪
鶏白湯っぽくなってるじゃないの。
そろそろいったん火からおろして、晩御飯に炭を使おうかな。
手羽のピロピロしてない部分を焼いて、野菜も焼いて…。
骨…
鶏白湯の養分となれ。
18:51
野菜のヘタなんかも突っ込んで、再度煮込み開始。
自分以外が食べるなら、食べかすをスープにするのはチョットやばいけど…。自分が食べるだけやし、まぁええやろ。
この日はその後ものんびり煮込み、翌日を迎えます。
朝…
蓋を開けたその先には
完全な煮凝りが出来上がっておりました。もうね、見ただけでウゥッッとなるくらいのプルンプルンの煮凝り…。(あまりの衝撃に、写真を撮るのを忘れたほど)
コッテコテやん…。
朝から…食えるかな…。
ひとまず温めて煮凝りを溶かして味見…。
お、オゥエッ…、纏わりつくような脂…、ほぼ味の無い鳥臭い脂水…。
そや、味を調えてなかったわ。という事で塩としょうゆを投入!すると…なんか鳥の味…薄いやん。と気づき…。
脂がまとわりついて胸焼けしそうな味のくせに…。
味、薄いんかい!
これは…あかん!
鶏がらスープ投入や!!俺の昨日からの苦労はなんやってん!?でも、食えないよりは良い。
味の素の鶏がらスープや!!
そうしてギリギリ食べれそうな味になった気がしたので、調理開始です。麺は別に茹でて、最後にスープにIN。
どうだい?
ぎらつくOIL♪
ほんの少しの先も見通せない、濁ったスープ。
On The OIL
朝からよぅ…こんなもん、食えるかよ…
おっさんはもう朝からこういうのは、きついんやで…。
なんでこんなもん作ってしもたんや、俺。
スープは結局鶏がらスープ入ってるし(笑)
どないしても手持ちの調味料ではこれ以上何かできる気がしないし…。
まぁ、麺とスープが出会う事で、奇跡のマリアージュが生まれるかもしれないから、とにかく食べてみよう!
クッ…
グッッ…!
オエ…
どれだけ味を足しても、ベースが鳥臭い脂水やから、鳥臭いアブラーメンが出来るだけ…。
俺は…浅はかだった…
今回使用しているギア
SOTO ST-330
熱源として使用しています。
CB缶を利用しているので、余ったガスは家でも使える。キャンプに行く回数が減ってくると、家とキャンプで共用できるのは思った以上に使い勝手が良い♪
SOTO GORA
3サイズセットのかなり重い重圧なステンレス鍋。ダッチオーブンの様に炭にかけてもOKなタフなやつ。
ウインドスクリーン
この時は風が結構あったので、調理スペースをすっぽりと覆える風防がかなり便利でした。
でっかいのは安定して、良いね♪私のはキャンプグリーブのウインドスクリーンです。120×60センチのサイズ。
このほかにはこんなものも使っています。
それではまた!
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