キャンプでお米、食べてますか?
昔からあるアウトドアの炊飯ギアといえば飯盒。アウトドア用の羽釜も有ったりと、アウトドア炊飯関連ギアも色々有りますが…
でも、炊飯道具を持ってないから炊かないよ。っていう人も多いんじゃないでしょうか?実は米って、ぶっちゃけ何でも炊けます。美味しいかは別として炊くだけならね。
なので、スキレットで炊いたりもします。スキレットはどちらかというと結構美味しいです。
そこで今回はスキレットでの炊飯方法をご紹介します。
スキレットで炊飯する方法
炊き方
水加減がポイントですが、ここは普通に…
お米1合に対して水200mlです。
家の炊飯器ではメモリまで水を入れたらOKなので、あんまり水の分量を量った事は無いかもしれませんね。
ガス火で炊飯するとき等は米1合に水200mlが目安になります。水分が蒸発しやすい大きなフライパン等で炊飯しようとすると…その限りではありませんが。
私の手持ちの8インチのスキレットでは2合が良い所です。頑張って2合半とかになると、そこそこ吹きこぼれたりします。
スキレットはダッチオーブンに比べて浅いので、炊飯量は少なめという印象です。
上の写真はCAPTAIN STAG 20㎝(8インチ)スキレットにお米2合と水400mlを入れた状態の写真です。この分量で水が半分くらいまで来ているので、これ以上多いと吹きこぼれが多く発生します。
水加減に関してはここまで…
洗米した後の米は30分ほど漬けおきましょう。その後炊飯です。
炊き始めは中火です。
出来れば吹きこぼれるまで10分ほどの火力で。とはいえ、そんなの面倒なので中火で吹きこぼれるまでが目安です。
吹き始めたら弱火で10~15分。
その後、水分が無くなったら消火します。
消火の目安は吹き出す蒸気の量でも判別できますが、蓋を取って中を確認するのが確実です。
炊きあがり前に蓋を取るのはタブー…みたいなのはよく聞きますが、べちゃべちゃに仕上がるよりはよっぽど良いです。
当日の外気温等の気象状況で加熱時間が変わってくるので、無難に中を確認する事が安定した炊きあがりにつながります。
消火したらそのまま10分蒸らして完成です。
蒸らしたお米をお鍋に移したらこんな感じです。
美味しそうでしょ?実際、ふっくらと美味しいお米が炊けますよ♪スキレットには油がある程度回っているのも美味しさの秘訣かもしれませんね。炊飯器で炊く際もこめ油を入れると美味しいと聞きますし。
熱源にはガスバーナー等、火加減の調整がしやすい物を利用するのがおススメです。炭・薪でも調理可能ですが、おこげが大量にできる可能性も有りますので。
焦げ無し・安定感のある炊飯ならバーナー系で行きましょう。炭・薪の場合は、水分がなくなるまで加熱するだけですね…。炭などの量を調節して火加減に変化が加えられるなら、よりベータですが…。
使用した道具
キャプテンスタッグ スキレット 20㎝
安かったので私はこちらを使用しています。
私が購入した時と型番が変わっているので、今のスキレットに関しての評価が出来ませんが…8インチはファミリーユーザーにも使いやすい良いサイズですよ♪
炊飯したり、焼いたりと…色々使えますよ♪
スキレットで有名な所といえばLODGEですが、いろんなメーカーから出ているので、各種スキレットの検索結果が反映されたものが下になります。
SOTO 分離型シングルバーナー ST-330
CB缶(家庭用カセットガス)を使うガスバーナーです。なのでコスパが良いです。さらに分離型なので輻射熱も気にせず使えて、スキレットなども気にせず使えますよ♪
炊飯では吹きこぼれが発生しやすいので分離型は汚れにくくて、その点もうれしいポイントです。
SOTO分離型シングルバーナーにはかなり似たST-330・ST-301の2種類が有ります。違いを詳しく見ている記事が有りますので、購入を検討される場合はご覧ください。
アウトドア用炊飯ギアにはこんなのも有りますよ
今回はスキレットでお米を炊きましたが、お米を炊くキャンプ道具って専用の物が結構あります。
ユニフレームライスクッカー
こちらは使用したことが有ります。姉夫婦が持っていたのを使わせてもらいました。
これで炊飯すると、蓋がカタカタ鳴って、出来上がりを音で知らせてくれるんですよ。たしか、鳴りやんだら完成だったハズ…。
お鍋の形なのでこれでスープも作れるし、結構便利な道具だった記憶が有ります。
ユニフレーム キャンプ羽釜
この記事を最初に執筆した後に購入しました。
羽釜でお米を炊くって、火とルのロマンだと思うんです。薪や炭と羽釜でお米を炊く…。そんな古式ゆかしき炊飯…。なかなか家では難しいですよね。キャンプ場なら可能です。
メスティン
アルミ製の飯盒です。トランギアが有名ですが、最近ではダイソー製も有りますね。ダイソー メスティンは使用したことが有ります。普通に炊飯が出来るのと、炊飯の感覚的にはスキレットと近い感じですね。
メスティンは蒸らす際にひっくり返しますが、スキレットはひっくり返しません。
コールマン アルミライスクッカー
アウトドアの老舗、コールマンから出ているライスクッカーです。見た感じユニフレームのライスクッカーと似ていますね。
キャプテンスタッグ ライスクッカー
こちらもユニフレームのライスクッカーと同じような鍋型のクッカーです。各社から様々なライスクッカーが出ていますね。
炊飯からの技ありレシピとして、ミラノ風ドリアはいかが?
それではまた!
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