ランドロックの幕体部分の立て方は前回ご紹介しましたので、今回はインナーテントとシールドルーフの張り方について徹底解説していきたいと思います。
写真を多く使用し、出来るだけ視覚的に分かるようにしていきます!これでもうランドロックは怖くない!
ランドロック インナーテントの張り方
まず前提として、テント下部にはグランドシートを敷くことをお勧めします。テント底面の保護はもちろん、地面からの湿気でテント内部が濡れない様にする為です。
寝ている最中に地面から濡れてきて…なんて最悪ですからね~。
ランドロックの場合は台形の特殊な形状をしているので、出来れば専用のグランドシートの使用をお勧めします。
ランドロック インナーテント グランドシートの張り方
ランドロックのインナーテント グランドシートを固定する箇所は下の黄色〇印部分のペグです。
私はランドロック本体の下部に付いているベルトを外さないまま使用しているので、ペグダウンは外側にしています。ベルトを外す場合はテント内側にペグダウンをするようになります。
どちらにしても黄色部分のペグを使用して固定します。
グランドシートには輪っかのゴムが付いているので、ペグに輪っかを通す必要が有ります。
なので黄色○の箇所は完全にペグを打ち込むのではなくて少し隙間を開けておきましょう。
そうすると上の写真の様にグランドシートの固定ゴムを通すことが出来ます。
全部で6か所ゴムが付いています。それぞれゴムを固定する場所は上の写真の通りです。
各ゴムを固定していくと…
ピンと張れます。
これで完成です。
専用のグランドシートなら、ランドロックの形に合わせて綺麗に張れます。ランドロックに関しては専用のグランドシートは必須だと思います。
グランドシートが完成したら次はインナーテントです!
ランドロック インナーテント の張り方
ランドロック内側に、インナーテントの前部分“ファスナーが有る方”が来るように広げます。
広げ終わったら下部から固定していきます。
下部固定には下の写真のようなベルト、もしくはフック付きベルトが付いています。
それぞれグランドシートの固定箇所と同じ部分に固定ベルトが付いています。
フック付きベルトはフレーム接合部分のリングに引っかけて固定します。
写真ではベルトが捻じれちゃってます…捻じれていない方が良いと思います…。
一番外側に位置しているベルトだけフックが有りません。
その代わり輪っかが付いているので、輪っかをペグに通して固定しましょう。
各ベルトは締め上げることが出来るようになっているので、固定する前は伸ばしておきましょう。
6か所すべて固定したら、インナーテントのたわみが無くなる程度に締め上げましょう。
それが終わったら上部の固定に移ります。
と、その前に…下の写真の様にインナーテントの後ろ側の出入り口を開けておくと作業がしやすいので、この時点でファスナーを開けておきましょう!
インナーテント上部の固定はリングに引っかけていく形になります。
結構数が多いですが、黄色○の箇所に固定をしていきます。
まずは①と番号を振っている中央部分から固定していきます。
①を固定すると下の写真の様になります。
①を最初に固定しないと、後から固定するのがチョット面倒なので私は①からするようにしています。
その後は②を固定し、③を固定していきます。
この順番に留めていくと、テント後方部に自分がいるはずなので、そのまま後ろ側を全て固定してからテント内側の出入り口に移ります。
テント内側も写真の箇所のリングにフックを引っかけたら、上部固定の終了です。
手前側はフックになっていて簡単に引っかけることが出来るので、前側を最後に固定する方が簡単に設営できます。
インナーテントのテント内側の中央下部にはペグダウンするベルトが付いているので、ココをしっかりとペグダウンしておきましょう!
ここをペグダウンしないと、入り口がダラ~ンとしてしまうので、ココのペグダウンは必須ですよ~!
ちなみにこの場所のペグダウンには、ユニフレーム ちびペグが最適です!10㎝の小さなペグで、頭も飛び出さないので、足を引っかけることも無いですからね~♪
入り口中央にペグの頭が出ていたら、踏んだり引っかけたりで結構危ないんですよね…。ちびペグはここの固定の為に存在してるんじゃないかってくらい大事な部品です。
ランドロックに付属するべきだと思う(笑)!
その他、チョットした部分の固定にはかなり便利です♪お座敷シートとかね♪
これでインナーテントの完成です!
グランドシートと同様、この形状に合うインナーマットはなかなか代用が見つかりません。
別の何かで代用しても必ず隙間が生まれてしまいます。なので、ランドロックの場合はインナーテント用のインナーマットも専用の物が必須だと思います。
せっかく快適なテントなんですから、快適なまま使えるように揃えたいところですね~♪
ランドロック シールドルーフの張り方
ランドロックは、インナーテントを取り付けなくても問題なく使えますが(シェルターとして使えるので)、シールドルーフだけは必須だと思っています!
シールドルーフが付いて初めてデザインとして完成されるように感じているからです。
機能面でも意味はあるんですよ。
・夏の日差しを防ぐ
・耐水性アップ
・ランドロック本体の保護
・一応テント内部の結露がマシになると聞いたことが有る(あんまりぼるしちは実感しない…)
・夜露は確実にシールドルーフが受けてくれるから、翌朝ランドロック本体を乾かす手間が楽になる!
等々…
機能面でも結構意味があるんですが、何より見た目がグッと良くなるのが一番のメリットだと思います(笑)!
シールドルーフの固定箇所はこの部分になります。前後・左右とも同じくこの箇所です。
まずはシールドルーフを裏側にして広げます。
その際、シールドルーフには2本の紐が付いているのですが、紐が外側に来るように配置しましょう!(紐は取り外し可能です)
白っぽい方が裏・茶色が濃い方が表です。
まずは紐が付いていない方を、下の写真の様に固定していきます。
ただのフックになっているので、ただ引っかけるだけです。
手前側と奥側、それぞれフックで固定したら紐を持ちます。
紐の先端を持ったまま反対側に引っ張って行き、ランドロック上部にシールドルーフをかぶせていきます。
そして全部のフックを固定したら完成です!
一部フックが届きにくく、きついと感じるかもしれませんが、ぎゅっと引っ張って固定してくださいね~。
やっぱりランドロックはシールドルーフ込みでデザインとして完成しているように感じます♪
フレームむき出しより、シールドルーフがかぶさっている方が良いな♪
ちなみに写真の完成図はシールドレクタタープ L を小川張りしています。
意外と出来るもんだな~、小川張り!
今回はインナーテント・シールドルーフの張り方ですが、肝心の幕体はこちら。
ランドロックは高めのテントですが、ファミリーキャンパーにはピッタリなサイズと汎用性が有るのでかなりおススメです♪
その他、ランドロック アイボリーの記事もあります。
ランドロックとセットで使うとかなり快適な空間を作ることが出来るレクタタープの張り方も紹介しています。
それではまた!
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