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キャンパー、家を買う 家族に怒られない範囲でキャンプの為の間取りを考えた

間取りが完成しました ライフ
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家はキャンプの為に!

家族には絶対に言えない格言を胸に秘め、選んだ土地に家を建てるべく間取りを考えました。

一体どんな間取りになったのか?ご紹介します。

家を買う記事の始まりはこちらです。最初から読みたい方はご覧ください。

キャンパー、家を買う キャンプの為の家づくりを考える<立志編>
賃貸戸建てからわけ有ってマンション7階に引っ越した、キャンプが趣味の私。はじめから分かっていた事ですがどうにも7階だと使い勝手が悪い。これは一戸建てに移り住むしか抜本的な改善は出来そうにない。という事で、戸建てを探すことに。どんな家ならキャンパーに使いやすいのかを考えてみました。
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提案はくれるけど…難しいな…

選んだ土地は29坪の扇形。

「どんな家なら建てれそうですか?」とハウスメーカーの営業マン(※以下、HM営業)に尋ねたところ、出てきたラフ案がこちら…(ここまでが前回のお話です)

家の間取り ラフ案

住めそうな家が建ちそうという一つの目安が出来たので、ここから本腰を入れて間取りを決めて行く事に。

間取りを決めるにあたり、まず土地を含めた「家」全体に求めた条件は…

<“家”に求めた条件>
・キャンプ道具の保管が出来る家
・積み込みが出来る形の駐車場(できれば駐車場2台分)
・濡れたテント&タープを干せるスペースが確保できる事
・家の周りの道が細すぎない事
・立地は街中
(赤字はマスト条件、黒字は出来れば…)


こちらを間取りに落とし込んでいくと…

<キャンプに必要な間取りの要素>
・駐車場は平面に独立(建物1階とかではない平面&Lサイズミニバン1台が普通に使える広さを確保)
・駐車場近くに収納&積み込みに便利な窓なりが有る事
・庭が無いのでベランダやバルコニーを広めに採る
・とにかくキャンプ道具が収まりきるだけの収納スペース

<家族に必要な間取りの要素>
・5人家族なので4LDK


これらの要望を伝えてホームメーカーに間取りを書いてもらいました。

それがこちら…

無難で悪くないね!良いんじゃナイLDK奥の納戸に色々収納するパターン。

キャンプ動線取れてるね‼

HM営業サン、グッジョブ!

でも、これじゃあ2部屋も納戸が有るねぇ…。(図面の左と上側に家が建つので、図面右上の部屋が納戸になる)

「悪くは無いけど…この扇形の土地を縦に使ってみた間取りも考えてみてよ」と伝えて出来上がったのがこちら…

1階か2階の4.5畳の部屋にキャンプ道具を収納する形だね!

納戸はこちらも2つ。日当たりを考えると1階が子供部屋かなぁ?そうすると…2階にキャンプ道具か。

シンドイョ…。

キャンプ動線が悪いお家はチョットね…違うのよ。


我が家の、私以外の最優先は生活動線だけど、私の最優先はキャンプ動線なんだよ。HM営業サン、そこんところ間違えないでね。キャンプ動線を無視した、生活動線優先の間取りなんか持ってこられたらね、妻が気に入ってしまうと困るじゃない。

阿吽の呼吸で言わずもがなのキャンプ動線優先でお願いしますよ…。私も大声でキャンプ動線を考えてくれ!なんて言えないんだから…。ガクガクブルブル…。

という事で、別に悪いわけじゃないけど…キャンパー的にコレがベストじゃないってのは直感で感じる間取り。

もっとフレキシブルに考えてみてちょ~だい!私のキャンプを快適にするための間取りを‼
・リビング内に階段が有っても良い
・リビング内に玄関が有っても良い
・2階のリビングも良いよね~♪
(・もうなんでも良い!とにかくキャンプ動線!家庭の平和の為に、言えないけど…)
もうぶっちゃけ、常識とか一切無視していいから、スペース効率最優先で書いてみて!

とお伝えし…

2階リビングの図面が完成!

まぁまぁ!良いんでナイ?玄関近くの納戸にキャンプ道具が収納出来て、キャンプ動線も悪くない!

テント干し場(バルコニー)の足回り(奥行とか)も広くて良いじゃん!おまけに生活動線も良いし!

しかし…子供部屋が1つ納戸になってる…。子供2人日当たりが有って、1人だけ無いのは揉めるなぁ。

と、ここで大事なことに気づきました。

うち、ダイニング要らない家庭だった…

そう、我が家の生活スタイルはリビングにコタツテーブル、そこでご飯も食べるリビングオンリーライフ。

そう考えるとLDKのDが全てデッドスペースになる間取りやん!と気づき、ボツに…。

ごめんよ、HM営業サン。

ここまで書いてもらってから気づくなんて。

同時に書いてもらったもう一つの図面も同じ理由でボツに…。

ホンマすんません…。

そして次に出てきたのがこちら。

DOMA!

こいつは
豊かなキャンプライフを確約する香り漂う、土間!

しかも納戸無し!テント干し場も完備!

あぁ…素晴らしい!これで良いんじゃないかしら?と思ったのもつかの間…

リビングちょっと細くね?部屋の真ん中から上る階段が有るから、どうにもコタツテーブルとソファーの配置が出来ないゾ?

このまま決めちゃうと、やっちまったなぁ!となるかも…よくよく見れば、リビングとダイニングに分かれた間取りだよね…、コレ。

ボツだ。

結局は自分で決めてしまった…

さんざん図面を書いてもらって、結局自分で「こんな間取りって出来ますか?」と言って書いちゃいました。

たくさん図面を書いてもらったおかげで、どんな形なら出来そうか?どのパーツにどれだけの広さが必要なのか?

そのへんがおぼろげに見えてきたから書けた事なんですけどね。だからたくさん書いてもらった間取りは無駄にはなっていないので、ハウスメーカーさん、感謝してます!

そんなこんなでひたすら数多の間取りを書きまくって…

もうこれで良いんじゃねぇか??

と思う大まかな間取りをHM営業サンと打ち合わせをし、建築士にきちんと仕上げてもらい…

ついに完成!

ここにたどり着くまでに何十という間取りが生まれては消え、生まれては消え…

キャンプの為の間取りが完成しました‼イェ~イ♪

LDK(ダイニングは無いけど)脇の階段下とその横に1畳半ほどの収納を確保!

普段使うキャンプ道具の多くはココに収まる予定♪
季節ごとに使い分けているテント・マット系は屋根裏収納に行くかもしれない。
リビング脇の洋室には高さ2m辺りに棚を設置して、その上にシュラフを並べていく予定。

青いラインがキャンプ道具を積み込む為の“キャンプ動線”

何という事でしょう!

普段使うキャンプ道具は全て1階に収納し、リビングの掃き出し窓から車に積み込めるように考えられたキャンプ動線♪

足場の広いバルコニーには濡れたテントを干し、細長いバルコニーには使ったシュラフが大量に干せます♪


キャンプバカが考えた、生活動線を気にしない間取りが完成しました!

えぇ、もちろん家族には説明しましたよ、ココの収納にはこれを置くから・リビングの掃き出し窓は積み込みに最重要なので絶対必須ですとか…。

全てのキャンプ動線の為に作られた要素に“言い訳”を備えたうえで。

リビングの掃き出し窓

【本音】キャンプ道具を最大限ラクに積み込みたい
【言い訳】引っ越しとかの際に、デカい家具が入れられるから便利なんだよ♪あと、買い物とIKEA家具もココから入れられるから。

LDK脇の収納
【本音】キャンプ道具を楽に持ち運べる1階に置いておきたい。外は痛むからダメなの。日の当たらない場所じゃないとダメなの。
【言い訳】そこ、デッドスペースじゃん?良いやんか。

シュラフを置く棚
【本音】1.5畳じゃシュラフ迄は収納出来んわ、ヤバい…。あ、1階の洋室の頭の上のあたりに棚作ったらいいやん!俺、天才♪
【言い訳】すみません、ココに置かせてください(土下座)

テントを干すバルコニー
【本音】テントを干すには駐車場の上じゃ困るんよ。テントが車に当たるじゃない!車が傷つくのは嫌!
【言い訳】子供が巣立ったらバルコニーで焼き鳥する為やで。俺は焼き鳥が好きやねん♪

寝袋を干すバルコニー
【本音】5つのシュラフを一気に天日で干せる♪最高!
【言い訳】ほら…布団とか…、有るやろ??干さなあかんやん!布団にはおひさまの香りが大事やで♪

屋根裏収納
【本音】あ、1.5畳じゃ、シュラフ以外のキャンプ道具も収まりきらん…ヤバい…屋根裏増設は追加料金が…そんな事よりキャンプ道具や!
【言い訳】子供の思い出とかな?いつまでも保管したいやん!

「どこに掃除機収納するのよ~⁉」「え?住めばどこかに湧いてくるよ♪ダイジョ~ブダイジョ~ブ♪」とか、色々とやり取りはありましたけど…すべてのプレゼンは成功し、間取りは完成へと至りました♪

へへっ!完成したらこっちのもんや!

家はキャンプの為に!

キャンパーの為の間取り、完成です‼

次の家関連記事は番外編です↓

キャンパー、家を買う 構造上、諦めていた2台目の車が!もしかしたら置けるかも⁉
29坪の扇形の土地を買った関係で家と駐車場の配置が難しく…2台目の駐車場を諦めていた私。そんな私に超小型モビリティという大いなる光が差し込みました!さぁ、私の駐車場横の狭小スペースに超小型モビリティは駐車可能なのか?図面でイメージを描いてみました。

家関連記事の始まりはこちら↓

キャンパー、家を買う キャンプの為の家づくりを考える<立志編>
賃貸戸建てからわけ有ってマンション7階に引っ越した、キャンプが趣味の私。はじめから分かっていた事ですがどうにも7階だと使い勝手が悪い。これは一戸建てに移り住むしか抜本的な改善は出来そうにない。という事で、戸建てを探すことに。どんな家ならキャンパーに使いやすいのかを考えてみました。

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