木に結んで使うのが一般的なハンモック
そんなハンモックを、木に結ばずに台座に引っ掛けて使えるようにしたのが「自立式ハンモック」です。
木に結ばずに使うハンモックなんて、本当に快適に使えるの?木に結ばないハンモックにはどんな魅力が有るの?注意点は有るの?
実際使ってみて気づいた、それらの点を見ていきたいと思います。
・整備された高規格キャンプ場でもハンモックに揺られたい方
・室内でもハンモックを楽しみたい方
・優雅に星空観察をしたい方
私が使用しているのは 最安値だったVASTLAND 自立式ハンモック
自立式(台付き)のハンモックにはいくつか型が有りますが、私が使用しているVASTLANDを自立式ハンモックの代表としてご紹介します。
(収納時):Φ18㎝×横110㎝
〇重量:8.5㎏
〇静止耐荷重:300㎏
このスペックはあくまでVASTLANDのハンモックの物です。それぞれのメーカーのハンモックによって、サイズや耐荷重に差がありますので、ご注意ください。
私がVASTLANDを使用している理由は、アマゾンで一番安かったから♪とはいえ、似たような値段でいくつものメーカーから出ていますし、その時の最安値はコロコロ変わるでしょうから…VASTLANDのハンモックの魅力では無く、VASTLANDのハンモックを使用してみて分かった自立式ハンモック全般の魅力をお伝えしていこうと思います。
自立式ハンモックは、ケースの中に組み立て式の台とハンモック本体がセットになっています。
この自立式ハンモックにはどんな魅力が有るのか?見ていきたいと思います。
木が無くても使えます なので室内でも使えます
自立式では無いハンモックも持っていますが、自立式ではない、木に結ぶタイプのハンモックをキャンプ場で出すのって、かなり難しいと感じています。
高規格に整備されたキャンプ場は、大型テントを設営できるように開けたキャンプ場が多いです。
木はサイト外にいくつか有っても、共有スペースの為、そこには張れないし…
フリーサイトでも同様に開けた所が多いので…
木に結び付けるタイプのハンモックは設営できません。こんな風に…出せる場所が無い…
たとえ木が生えているキャンプ場(林間のキャンプ場など)だったとしても、ハンモックを吊るせるそこそこの太さの木が、設営しやすい間隔で並んでいる必要が有ります(ハンモックの紐である程度間隔は調整可能ですが)。そして傷つかないように木の保護をする必要も有ります。
なので、どんなキャンプ場でも確実にハンモックを楽しむには「自立式(台付き)」である必要が有ります。
自立式だと木を必要としませんから、持って行きさえすれば全てのキャンプ場でハンモックライフを楽しめます。
ちなみに、木を必要としないので「室内」・「ベランダ」・「ウッドデッキ」等でも楽しむ事が出来ます。
子供部屋に設置した写真なので、背景がごちゃごちゃしていますが…
このように室内でも簡単に設営可能です。木の有るキャンプ場以外でもハンモックを楽しめるのが「自立式ハンモック」最大の魅力です。
しっかりハンモックです
身長174㎝・体重65㎏の私が寝た様子がこちら…

普通にハンモックとして使えているのが分かると思います。
特に頭や足がはみ出す事も無く、きちんとハンモックとして快適に使えています。
寝心地は非常に良いです。包み込まれるような感じで…ゆらゆら揺れて…木を傷める心配も無いので、揺れたい放題揺らしまくれます。
ハンモックのメーカーごとに微妙にサイズに差があると思うので、すべての自立式ハンモックで成人男性が使えるかは、購入時に確認を要するポイントだと思いますが、私が使用しているVASTLANDは問題無く使用可能です。
ちょっとお尻部分が地面に付きそうに見えますが、普通に寝ている限りは地面に付く事も無く、普通に使えています。
大人の場合、一点に重さを集中させると地面に付きましたが、子供の場合は一点に重さを集中させても地面に付く事が有りませんでした。
ハンモックに座ると、ブランコみたいにユラユラして気持ち良いですよ♪
大人の私も、背中まで重さを分散させるように座ると、地面に付く事も無く楽しめました。
実際、2人合わせて50㎏くらいの子供2名がこのように座っても地面に付きませんので、本当に普通にしっかりと木に張ったハンモックの様に使えます。
こんな台座に取り付けただけのハンモックが普通に使えるのかな?と疑問だったのですが、普通に問題無く使えました。
星を見るのに最高です
木の間に結び付けたハンモックは、上を見ると木が有ります。
でも、台に引っ掛けた自立式ハンモックは上を見上げると空です。

なので、星空観察に持って来いなんです。
上の写真は大人と子供が一緒にハンモックに寝転がって、ふたご座流星群を眺めている写真です。
首を曲げて上を眺めると、数分で首が疲れますが、寝転がって空を見る分には疲れる事無くず~っと見ていられます。
この日は30~40分で15個くらいは流れ星が見えたように記憶していますが、30分も上を眺めるのは寝転がらないとちょっと無理…
コットでも同じように寝ころんで空を眺めれますが、コットと違ってユラユラ揺れながら眺める事が出来るので、かなり気持ちよく快適に星空観察が出来ますよ♪
ダラけきって焚き火を眺める事が出来ます
ダメ人間まっしぐらです(笑)。
いっその事、焚き火も寝ころびながら・揺られながら楽しんじゃいましょう!
という事で、怠惰焚き火モードにもなれちゃいます。
横にならずとも、ブランコみたいに座って揺れながら焚き火を眺めるのもアリですし、このように寝転がって焚き火を眺めるのもアリです。
寝転がった場合は誰かに焚き火のお世話を任せないといけないですが、中々快適ですよ(笑)。
こんなダメ男になってしまう自分を許せるなら…有りです(笑)。
組立は簡単&展開サイズは3段階調節可能
先に紹介した通り、収納ケースの中には折りたたまれた台座とハンモックが入っています。
その組み立て方は簡単。
台座はハンモックそれぞれでいろんな型が有るので、VASTLANDはこう組み立てますが、別の型になると組み立て方が違うかもしれませんのでご注意を…
まず袋から台座を取り出します。
次に、台を広げれる方向に広げていくだけ…
①・②の部分で台座の幅と高さの変更が3段階で調節可能です。
①で台座の幅の変更が可能…
②で幅の変更が可能…
大人が使う時・子供が使う時・ベッドにする?イスにする?等で高さや幅を変えていくのが良いのかな?と思いますが、私は常に一番デカく使っています。
ハンモックなので、寝転がること前提で♪
注意点 収納サイズは大きめ
最初のスペックに記載した通りの収納サイズなので、かなりデカいです。というか長いです。(収納時の横幅110㎝)
車に積み込んだ写真がこちらですが…
長いので私はヘッドレスト近くまで使って積載しています。
ミニバンであれば、このように積み込み場所は限られても積み込めないという事は無いですが、購入前にサイズだけ注意しておく事がベターかなと思います。
あと、自立式ハンモック全般なのかVASTLANDだからなのかは分かりませんが、たまにハンモックが台座に干渉するので注意が必要です。
台座とハンモック本体が近いので、使い方次第ではこうなるのだと思います。頭の位置を真ん中では無く両端に持って行くと、こうなりやすいです。普通に頭を真ん中に持って来ていると、ここまではならないですけど、一応注意点として…。
台座の形次第ではこのような干渉は起きないと思いますし、一応こういう事も有るよという事だけ、お伝えしておきます。
ただし、私は使っていてそんなに気になる点では無い(普通に使っているとそんなにひどい干渉は無い。たまにカタカタっと台座にハンモックの木の部分が当たる事が有るくらい)です。
自立式はどこでも手軽にハンモックに揺られる事が出来るので、メリットの方が圧倒的に大きいかなと感じています。
私は安かったからという理由でVASTLANDを使用しています。
自立式ハンモックは台座の形状・使い勝手の幅・耐荷重など、かなり幅広いラインナップが有ります。
下の各種はVASTLAND以外の自立式ハンモック全般の検索となっています。
皆さんも自立式ハンモックで、自由気ままなハンモックライフを送ってみてはいかが?
それではまた!
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