今までスノーピークのインナーマット(材質:ウレタン 厚さ:5㎜)で寝ていた我が家ですが…インフレーターマット(インフレータブルマット)で寝てみた所…
感動しました!!
どういった感動が待っていたのか…ご紹介していきます!さらにはしばらく使って感じたおススメの厚み・サイズにも触れていきます。
・地面からの冷気を遮断したい方
・楽に設営できる快適寝心地マットを探している方
マットにはいくつか種類が有る まずは各種マットのご紹介
寝袋の下に敷いて寝心地を改善するアイテム「マット」
インフレーターマットを説明する際、その他の種類に触れないと説明が難しいので触れていきます。ご存知の方は次項からどうぞ。
ではさっそく!キャンプ用品店などに行くと大まかに分けて3種類が販売されています。
①クローズドセル
②エアーマット
③インフレーターマット
となります。
① クローズドセル
銀マット等です。銀マットと言いうと、パッとイメージできますね。
・膨らませたりする必要が無いので、広げるだけで展開終了という簡便性
・圧縮出来ないのでかさ張る
・銀マットの様に安いものが多いが、薄くなるように加工されている物はそこそこ値が張る
・尖った物の上に置いても、エアー式より幾らか大丈夫
② エアーマット
中に空気が詰まったマットです。
・浮き輪の様な作りで、皮+空気といった作りなので、空気を入れるのが大変
・1つのマットを2人で使うと、重量差でどちらかに偏る
・空気を抜けば皮だけなので、非常に小さくなる
・穴が開いたら使用不可
エアポンプ内蔵タイプも有ります。
空気を入れる量が少なくて済むタイプも有り、これらは物によっては結構寝心地が良かったりします。が、ピンキリなので一概には評価できません。
エアマットは穴が開いたら終わりなので、尖った物の上に展開する等はNGです。
インフレーターマットって、なに?
中に空気とウレタンなどの芯材が入ったマットです。
・ウレタンなどの芯材が入っているので、バルブを開けると半自動的に空気が入る
・芯材入りなので2人で乗っても重量差で沈む事が無く、家庭のマットレスに近い寝心地
・ウレタンなどの芯材から空気を抜くと、結構コンパクトになる
・穴が開いたら使用不可
エアーマットと同様、空気を入れることで膨らむマットです。しかし中に芯材(多くはウレタンの為、今後はウレタンと表記)が入っています。
このウレタンのおかげで自動的に膨張してくれます。
弁を開放するだけで「シュー」っと空気が、ある程度自動で入るので、エアーマットの様に空気を入れる手間があんまり無いので楽です。
ただしエアーマットと同様、穴が開くと使い物にならないので、尖った物の上に展開するとかはNG。
エアーオンリーの様なふわふわした寝心地では無く、ウレタンのおかげでしっかりとしたマットレスのような安定感が有ります。
中に入っているウレタンの厚さが商品により違う為、厚さによっても寝心地が変わりますが、3㎝~10㎝程をよく見かけます。
3㎝・4.5㎝・5㎝・10㎝の厚みに寝た事が有りますが、寝心地は厚みが増すほど良いです。ただし、厚みがある分、中のウレタンの量が多くなる傾向にあるので、収納時に若干かさ張ります。
展開サイズの割には小さくなる
収納時はクローズドセルより小さく、エアー式よりは大きくなります。
どれくらい小さいかというと…展開サイズ : (約)209×96×4.6cm、収納サイズ : (約)16×16×98cm のロゴス グランベーシック セルフエアマットなら…
収納時は写真の通りかなり小さく、収納サイズ:約φ16×98cm 。
この太めの棒が厚さ5㎝のマットになります。
もし厚さ5㎝のこのサイズの銀マットが有れば…それだけでトランクルームはかなり埋りそうですね…。
インフレーターマットの魅力① 超寝心地が良い♪
特徴を述べるだけですでに魅力を語ってしまっていますが…
何よりも寝心地が良いです♪
銀マットのようなハードなベース+エアーマットのようなソフトな感触が生み出す、安定感が有りつつも柔らかさを提供してくれる寝心地は、家で使うマットレスにも似ています。
スノーピークのインナーマットのみで寝ていた時から比べると、快適さの余りインフレーターマットは人間をダメにする部類のアイテムです。もう手放せません♪マジで。
寝心地はある程度厚みに比例するので、厚い方が快適ですが、3㎝でも有るのと無いのでは雲泥の差です。
5㎝と8㎝の寝心地の差もかなり有り、私の主観ですが8㎝~10㎝になると家庭のマットレスに近い寝心地と感じました。
5㎝でも快適でしたが、体重で沈み込んで地面に付かないように空気をしっかり入れて使っていた為、パンっと張った寝心地に対して、8㎝は空気がそんなにしっかり空気が入っていなくとも体をしっかり支えてくれていたので、柔らかい寝心地になっており、快適さはやはり厚みに比例すると感じます。
インフレーターマットの魅力② 底冷え知らず♪
底冷え対策としてもかなり優秀です。厚みのあるインフレーターマットは地面からの冷気をかなりしっかりブロックしてくれます。
冬にキャンプをする時にかなりの強敵として君臨する「冷え」。その中でも寝ている際に感じる地面からの冷気をシャットアウト出来ます。
厚さ0.5~1㎝程度のインナーマットだけでは、氷点下近い気温では地面が冷たすぎで寝れません…。しかし、インフレーターマットが有れば地面からの冷気を感じる事はほぼ無くなります(5㎝使用時の体感)。
晩秋~春先の寒い時期のキャンプでは、非常に重宝する断熱材と言えます。
インフレーターマットの魅力③ まぁまぁ勝手に空気が入るので簡単♪
バルブを開放するとウレタンが膨張して半自動で空気を入れてくれます。
なので私はいつも…
キャンプ場に着いてテントを設営→インフレーターマットを敷く→2時間ほど弁を開けて放置(なんなら、弁開放中のマットの上でゴロゴロしていると、より空気が入る)
このようにしています。
そうしてある程度空気が勝手に入ったら最後は口で「フーっ」と吹き込みます。
厚さ5㎝のロゴスとキャプテンスタッグは、栓を開けておくとある程度空気が入りますが、口で5~10回は送り込まないとしっかりした寝心地になりません。
対して、クイックキャンプの8㎝は弁を開けるだけでかなりしっかりと空気が入り、口で空気を送り込まなくても寝れる程度に空気が入ります。(新品で購入して10回ほど使った後でも、弁を開けるだけでそれくらい空気が入っていきます)
堅さが欲しい時に空気を送り込む程度です。
おそらく中に入っているウレタンフォームの量などで差が出ているのでしょうが、厚みが有る方が展開時も寝る時も快適だと感じました。
積載スペースが許すなら…厚い方が良い
前述の通り厚い方が寝心地が良いので、積載スペースが許すなら厚い方がおススメです。
横幅は有ればより快適ですが、寝相が悪くない・そんなに大柄ではない人にはシングルでも十分快適に寝られると思います。
寝相が悪い方や大柄な方には、セミダブルサイズや、S/M/Lと…幅広のサイズ展開がされているインフレーターマットも存在していますので、そちらが快適だと思います。
厚さはある方が快適ですが、収納時のサイズもその分大きくなるので、車に積み込めるかは購入前によく検討する必要が有ります。
写真はソトネノサソイ Mサイズですが、収納時がこのサイズです。
空気を抜いて持ち運べるのでかなり小さくはなりますが、人数分となるとそれなりの大きさ。収納時のサイズは厚さに比例して大きくなるので、その点は要注意です。
が、とにかく快適な眠りが欲しくて車に積み込む余裕があるなら、8㎝以上を目安に購入するのがおススメです。
横幅に関しては、前述の通り寝相や体格にもよりますが…
DODでサイズ展開されているマットでこんな感じです。Lになるとベッドのマットレス並みの幅が有りますね。
ゴロゴロと横転がっていけるのは、シングルサイズには無い快適さだと思います。私はダブルサイズを使用していた事が有るので、その感動はよくわかります。
ダブルサイズは子供が寝返りを打ったり寝相が悪くとも、マットがズレる事が無いので快適ですが、空気を抜く時がシングルより大変なのと、空気が漏れるなど故障した時、2名分を失う事になるので若干リスキーかなと感じています。それで、ダブルサイズがヘタってきたタイミング(2年以上かなりの回数使いました、最後は何処からか空気が勝手に抜けていくようになり、ダメになりました)で、全員分シングルサイズ(クイックキャンプ 8㎝)に買い換えました。
「子供の寝相が悪くて65㎝幅だと寝られなさそう」という場合はダブルも良い選択肢と感じますが、シングルでも連結できるものも有りますので、それらを検討するのもアリだと思います。
うちの子供は寝相が悪いので、シングルだと高確率でマットから落ちていますが…寝てしまえばそうそう朝まで起きないので、問題なさそうです。
それらを踏まえていくつかインフレーターマットをご紹介します。
ちなみに参考程度にですが、クイックキャンプに変える前に使っていたロゴス(厚み5㎝)、キャプテンスタッグ(厚み5㎝)は2年以上、かなりの回数を使いこみましたが、どれも寝ている途中に空気が抜けていく現象が発生し、寝心地が悪くなりました。
インフレーターマットという製品自体の寿命がこんなものなのかもしれませんし、運悪くあまり長持ちしない物に当たったのかもしれません。なので、買い替えたタイミングで、「ダメになってもすぐ買い換えられる安くて寝心地の良い物」に主眼を置いてクイックキャンプ シングルサイズ 8㎝を選びました。
たとえインフレーターマットがテントほど長く持たないとしても、私はコレが無いキャンプなんて考えられないので、ヘタれば購入し続けます。それほどに有るのとないのとでは違いが有ります。
DOD ソトネノキワミ(厚さ10㎝)
厚さ10㎝の超快適さに加え、S/M/Lのサイズ展開が有ります。それぞれ好みのサイズを選択する事が出来ますよ♪
FIEFDOOR インフレーターマット
価格が魅力のこちらのマットもS/M/Lのサイズ展開なので、好みのサイズを探せます。
クイックキャンプ インフレーターマット
私が現在使用しているマットです。
前述の通り、弁を開くだけで快適に寝れる程度の空気が入るため、5㎝のマットを使用していた時と比べて非常に快適なキャンプライフを送れるようになりました。
クイックキャンプもサイズ展開・厚さの展開が様々あるので、自分に合った大きさのマットが見つかられるかと思います。
シートゥーサミット
今まで寝転んでみたマットの中で断トツ気持ちよかったのがこちら…シートゥーサミットのコンフォートデラックスです。
厚み10㎝で、サイズは、レギュラーワイド=183×64cm・ラージワイド=201×76cm・ダブル=201×132cm・キャンパーバン=201×115cmの4つです。下記の写真はバンサイズ。検索結果は全てのサイズが反映されるようにしています(売り切れの場合は反映されませんが…)
厚み8㎝のもあります。
コールマン
厚さ10㎝のマット。ネームバリューという安心感は捨てがたいですね。実際に店頭で展示していた子のマットに寝ころびましたが、まっふりと包み込まれるような寝心地でした。
少し私には柔らかく包み込まれ過ぎた感じがしたくらいです。
その他、シングルサイズでの検索結果はこちら…
ダブルサイズのインフレーターマットはこんな大きさになります。
真ん中に折り目が付いているので、半分に追ってから空気を抜きます。なので、シングルに比べて収納時に若干ですが慣れが必要です。しかし、絶対に真ん中でズレて割れることが無いので、小さな子供がいる家庭でも、そうそうこのサイズのマットから落ちる事は無くなると思います。
次からは私が使用しているスノーピーク ランドロックと、ニュートラルアウトドア LGテントでの使用した時の展開例になります。興味の有る方はご覧ください。
ランドロック インナーテントにインフレーターマットを敷き詰めてみた!
ランドロックのインナーテントに敷き詰めることが出来たら…どれだけ快適に眠れることか…♪
そう思って、敷き詰めた結果(1世代目)がこちら。
ランドロックのインナーテントは台形みたいな形なので…一番横幅が有るところに合わせると、上の狭まっている部分に干渉してしまいました…。
なのでちょっとだけ折り曲げて使う事になってしまいましたが…
・エクスギア インフレーティングマット ダブル ×2
キャプテンスタッグが好き嫌いが分かれるところだと思いますので、ダブルサイズならほかのメーカーでも同じように出来ると思います。
それと、今はもう見当たらないロゴス グランベーシック セルフエアマット ×1
なので、似たサイズの別のマットをご紹介します。セミダブルサイズが近い所になります。
この2種類で、写真の通りわずかな隙間もなく敷き詰めることが出来ました!
ガチでピッチピチの隙間の無さなので、どう寝返りを打っても体はインフレーターマットから出ていく事はありません♪
が、現在はこんな感じになっています。
クイックキャンプのシングル 8㎝を5個。
これだと、台形の部分にギリギリ当たる程度で、折れる程干渉しません。なので…最高です!
上のセットとこちらのセット、どっちが良いか?と聞かれたら、断然こっちです。上のセットの方がより敷き詰めることが出来ていますが、やっぱり干渉していない方が精神衛生上良いですね♪
NEUTRAL OUTDOOR LGテント 4.0にインフレーターマットを敷き詰めてみた!
大型テントのランドロックでは設営が難しい場所用のテントとして使用しているNEUTRAL OUTDOOR(ニュートラルアウトドア)LGテント4.0にインフレーターマットを敷き詰めてみました。
こんな感じで♪
見やすいようにかなりテントを開放して写真撮りをしています。白いインフレーターマットの上に空きが有るので、そこは服などの荷物置きになりましたが、ほぼ全面インフレーターマット♪正方形のテントなので、綺麗に収まっています。
エクスギア インフレーターマット2枚を横に並べて…
上の写真です。NEUTRALOUTDOOR LGテント4.0は3×3mの正方形テントなので、これがミラクルフィットします。
ほぼ全面インフレーターマット天国♪どう寝返りを打ってもインフレーターマット♪
超快適な寝床専用テントの出来上がりです♪
皆さんもインフレーターマットで快適な睡眠はいかが?上のリンクは商品名でのリンクですが、こっちはインフレーターマット全般の検索結果になります。どんなものが有るのかが知りたい場合はこちらで確認できます。
それではまた!
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