どうも!ぼるしちです!
塊氷Loverのぼるしちが、氷を砕く際に使用するアイスピックのケースを自作してみました。
ほぼ凶器な見た目のアイスピックを安全に持ち運ぶため、レザークラフトでガッチリとしたやつを♪
なので、今回はその作り方をご紹介します!
オンザロックを楽しみたいから…アイスピックを安全に持ち運びたい
キャンプにロックアイスは欠かせない…
お酒の為にも、保冷の為にも…
だけど、アイスピックの持ち運びは非常に危ない…
それをおもむろにキャンプ道具の箱に突っ込むと、周りのすべてを傷つけかねない…
キャンプの時、保冷剤代わりにペットボトルで氷を作る事って、多いですよね~。
そして、飲み物に入れるための氷はロックアイスを購入して持って行く。っていうパターンが多いのかな?って思うんですけど…
市販のロックアイスって、豪快な勢いで溶けていきますよね(笑)!!
夏なんて特に!
ソフトクーラーに入れちゃったらもう、1日と持たない!我が家のメインクーラーはたしか保冷力5日ですけど、それに入れていてもロックアイスみたいな細かい氷は、溶けだすのが早いんですよね~。
ただでさえ、ロックアイスはそこまで大きな塊氷ではないのに、溶けだしていくとさらに小さくなっていく!!
あぁ…ワタシのコオリ…飲み物に入れる前にオミズにカワラナイデ…
って気分になっちゃうんですよね~。
そこで!ブロックアイス(or 板氷)の登場です!
こいつなら、多少溶けてもいつまでもでっかい氷でいてくれる!
でも、ブロックアイスだと、氷の塊なので砕かないとコップに突っ込めない!だからアイスピックでコップに入れる直前に砕く必要が有るんですよね~。
でも!
アイスピックって、ほぼ凶器じゃないですか!?あんな物騒な品物、むき出しで持って行くと大切なキャンプ道具を知らぬ間に傷つけかねない!!
だから、安全に持ち運ぶためにアイスピックのケースを作ってみました♪
ではさっそく作り方をご紹介します!
アイスピックケースの作り方
アイスピックケースの作り方では、レザークラフト独特の縫い方の説明などはありません。
基本的な縫い方が分からない!っていう方は、まずこちらをご覧くださいね~。
ド素人がド素人なりに、出来るだけきれいに作れるように四苦八苦した縫い方マニュアルです!
型紙の作成
まずは全体の形を決めようかな~…どんな形が良いかな???
と、悩む時の強い味方!「ペラペラの紙~!」で試作してみました。
上の形は、じつは試作2個目なんです。
1作目は先を細くしすぎて浣腸と同じ形になったので却下しました(笑)!で、先の細り具合をマイルドにした2作目の形で作っていく事にしました。
浣腸はマズいよね(笑)!使いたくない見た目だったよ、ホント(笑)。
形が決まったので、型紙の作成に取り掛かります!厚紙に製図していきます。
厚紙に希望の形を書き出しました。
今回は、アイスピックがきれいに収まるように、かなり細身に作ります。アイスピックによってかなり大きさが変わるので、作成される場合は手持ちのアイスピックを採寸してから作りましょう。
ペラペラの紙で作った物で、幾分余裕のある感じだったら、そのサイズで製図すれば問題ないですよ。
蓋をとめるベルト部分を忘れていたので、そちらも切り出して型紙完成です。本体は表裏のそれぞれ1つが横幅5㎝なのに対して、ベルトは横幅5.4㎝で切り出しました。
4㎜の余裕だと、蓋を入れるのにかなりぎりぎりの隙間しか残りませんでした(笑)。あと1㎜くらいは余裕が有った方が良かったかも。
レザークラフトで制作開始
革の表・裏・ベルト部分を型紙に沿って銀ペンで転写していきます。
転写が終わったら、定規とカッターで丁寧に切っていきます。(※銀ペンの内側ギリギリで丁寧に切ります。)
切り終わったら、蓋部分が付いていない「表側の革」の銀面に蓋固定用のベルトをボンドで仮止めしていきます。
こんな感じでペタッとね。
ベルト部分は4㎜長く裁断しているので、こんな感じでもっこりします。
次は細くなっている下の部分だけ、ボンドで仮止めします。
こんな感じにね。
仮止めボンドが固まったら、菱目打ちのガイドラインを引いていきます。
ほんとはね~、ケース上部は筒状にする為、バッテン印に縫っていく(クロスステッチ)ので銀面にガイドラインを引きたくないんですけどね~…。
今の私の技術ではここに引く以外うまい方法が分からないので銀面にシャーっと引きました。
ベルト部分ですけど…ボンドで仮止めしたら、先に菱目打ちしてしまったんです…でも、先にベルト部分だけ菱目打ちするんじゃなくて、上から全部まとめて菱目打ちした方が良かったと思いました…。
先に下の細くなっている部分だけ菱目打ちをして、縫っていきます。
縫い始め・縫い終わりは返し縫を施しています。
先端部分の縫い終わりは別途「レザークラフトの作り方」で紹介している「両面の縫い目を見せたい場合の糸の止め方」で止めていきます。
ついでに、蓋部分もステッチを入れていますが、その前に下部分が縫い終わったら上部分を菱目打ちしています。
次はベルト部分を縫い合わせていきます。ここは裏面は見えないので、堅結び+ボンドで固定しています。
その後、上部分をクロスステッチで縫っていきます。
縫い始めの部分は力が加わりやすい場所だと思ったので、細かめに…
上の方はきれいな筒になったらいいだけなので、粗目に縫いあげています。
一番上まで縫い終わったら、縫い終わりを裏で堅結び+ボンドで固定し、結び目をハンマーなどで平らにして、完成です!!
ケースにアイスピックを収めた姿です!
なんか、リコーダーのケースみたい(笑)。
ピッタリサイズの革のケースなので、これで安全に持ち運ぶことが出来るようになりました♪
その他、CB缶カバーや…
包丁ケースも制作しています。
それではまた!
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