キャンプで使うCB缶(いわゆるカセットコンロ用のガス缶)のカバーを、レザークラフトで作ってみました!
使い捨てのガス缶…されどガス缶…これをオシャレに飾るための革のカバーの作り方をご紹介します!
CB缶にカバーをかけると一気にオシャレに!
使い捨てのCB缶にカバ~~??ばか~~??
って、思った方!そこまでは思わなくても、それって必要?って思った方!
まずはこちらを見てください!
使い捨てのCB缶・・・されどCB缶・・・
そのCB缶に上からカポっとはめるだけで、かなりオシャレな燃料供給用ギアへと早変わりします!
例えばホワイトガソリンを入れるMSRのボトルなんかを見てみると・・・
使い捨てれないイイ見た目ですよね~。ホワイトガソリンを入れるものだから、当然といえば当然ですけど。
でもね、ガス缶だってオシャレになってもイイと思いません?
この劇的ビフォーアフターを見ると、オシャレになった方がむしろイイでしょ!?
と、思い立ち、作ってみました!
CB缶のカバーの作り方
基本的なレザークラフトの作り方に関しては、下記を確認してくださいね~。
その上で、CB缶の作り方を紹介していきます!
型紙の採寸~革へ転写・切り出し
基本的にCB缶の外寸なんて、どれも一緒だとは思います。
なので、私が測ったサイズで、型紙を切り出してもらえれば大丈夫だと思います。
型紙のサイズ:横21.5㎝×縦16㎝
一応、計測は写真の通りにかなりアナログな方法で測っています(笑)!
この型紙に合わせて作ったカバーはSOTOのCB缶・安売りのCB缶ともにスポっとはまるので、これで大丈夫だと思います。
あとは、型紙となる厚紙等に上記のサイズの長方形を書き出し、カッターと定規(金属製の直角定規が使いやすいですよ♪)で切り出します。
革の上に型紙をあて、銀ペンで型紙の周りをなぞっていきます。
(※革は切り出す前にトコノールなどで床面をきれいにすると、キレイに床面を仕上げる事が出来ますよ)
その後、カッターと金属製の定規で切り出していきます。
菱目打ち~縫製
菱目打ちをする前のガイドラインは下記のように引くとキレイに仕上げることが出来ます。
・上下のステッチは銀面にガイドラインを引く。
・左右のクロスステッチは床面にガイドラインを引く。
左右の縫い合わせ部分を銀面からガイドラインを引いてしまうと、ガイドラインがモロに見えてしまいます!
これ、結構悲しい出来上がりになります…。
私も最初の1個はこの失敗をしてしまいました…。
菱目打ちの時、上下ステッチ部分の始点は、左右のクロスステッチの始点から目打ちを始めましょう!
ちょっと手前がぼやけていますが、縦の縫い合わせ部分の目打ちラインに合わせる形で、横のステッチを入れるための菱目打ちの始点を持ってくる様にしましょう。
ガイドラインに合わせて、菱目打ちが終わったら上下のステッチから縫っていきます。
縫い方は別途レザークラフトの作り方を参照ください。
今回、表側しか見えない物になるので、縫い終わりは堅結びにしています。
上下のステッチが縫い終わったら、次は筒状にする為に縫っていきます。
縫い合わせ方には色々あるみたいですけど、縫い目を見てパッと見で縫い方が分かったのが、このバッテン印のステッチだけだったので、それで縫いました!
縫い方はいたって単純!
交互に1つ斜め下の穴に通していくだけです。
そうすると、こんな感じの縫い目になっていきますよ~♪
最初は上下を留めてからバッテン印に縫っていくと、非常に縫いやすかったです。
何個か作っていくうちに慣れてきて、留める必要もなくなってきましたけど、レザークラフトに慣れないうちは上下を先に留めるとめっちゃくちゃ縫いやすかったです。
先に留めない方が裏面の仕上がりがきれいになりますけど、表面の仕上がりには大して影響は無かったです♪
だから、気にせず先に上下を留めて筒状にしてしまいましょう!
バッテン印に上から下まで縫い終わったら、完成です!!
手作りのカバーが有ると、たかがCB缶にもめっちゃくちゃ愛着がわきますよ~♪
作るのはちょっと…と言う方には、市販品も有りますよ~。
合皮・本革と色々あるので、予算に合わせて・好みの色でっていう感じでも購入出来ますよ♪
その他、包丁ケースやアイスピックケースも作っていますので良かったら是非ご覧ください。
それではまた!
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