キャンプで木製ギアを使っているサイトを見ると、オシャレに見えますよね。
私はステンレス製・鉄製のギアも好きなので、ユニフレーム 焚き火テーブルやフィールドラックも使いますし、焚火台を囲むように使うステンレス製テーブルも使用します。
でも、やっぱり木には木でしか出せない良さが有ります。とにかく暖かみが断トツで違います。
今回はそんな木製テーブルの魅力をご紹介します。
・優しい雰囲気のキャンプ道具が好きな方
・木製テーブルの使い勝手を知りたい方
木製テーブルはサイトの雰囲気が柔らかくなる
百聞は一見に如かずということで、まずはこちらをご覧ください。
私は「コールマン ナチュラルウッドロールテーブル 110」を使用しています。木製天板がすごくサイトを優しい雰囲気にしています。
私は金属製テーブルも愛用しているので、どちらの良さも理解しているつもりですが、“暖かさ”は木製が圧倒的です。
こうやって見比べるとね、どちらが柔らかい雰囲気のサイトかとなると…木製テーブルを組み込んだサイトの方が温かみが有りますね♪
下の写真みたいに、オイルランタンやお気に入りのギアを使うにしても、木製と言うだけで写真映えします。
木が持つ質感はやはり金属製品では醸し出すのは難しい…。
同様に料理を置くにしても、背景が金属か木材かでは、写真で見た場合「色温度」がそもそも違ってくるので、暖かみのある写真になります。
木材が有ると暖かい色温度に、金属が有ると涼しい色温度に…。
だから木製テーブルが有るだけで、絶対的に温かみのあるサイトに仕上げることが出来るんです♪
ただ、木製には木製のデメリットというのも存在します。今度はそちらを見ていきましょう。
木製テーブルの注意点
熱に若干弱い
木は燃えます。なので焦げます。
熱に対しては若干注意が必要です。このように木製テーブルでバーナー等を使うと、焦げる可能性が有ります。
こちらがダッチオーブンの輻射熱で焦げた木製テーブル天板です。これは表面のニスが焦げた感じですが…。
木製テーブル上でバーナー類を使用する場合は、断熱効果のあるバーナーシート等を使用する事が望ましいです。
上の写真では使用していませんが、天板の表面温度を手で触りながら注意深く使用しました。
金属製のテーブルであれば、焦げなどは一切気にすることなく使用できます。
バーナーの火が直接当たったとしても、焦げません。ついでに油汚れなんかも簡単に拭き取れます。
熱に関しては木製テーブルは若干注意した方が良いですね。ただ、写真の通り、使えないわけでは無いので「注意」が必要という事です。
使用する際は耐火シートを下に敷くようにすると安心です。
私は
ロゴス 耐火断熱シートを使用しています。
80×60㎝なので、焚火の際はそのまま広げて使い、卓上で使用する際は半分に折って、写真の様に使用しています。
有機溶剤には注意が必要
私が使用しているコールマンのテーブルには注意表記が有ります。
おそらく表面加工にニスを使用しているせいだと思いますが…
シンナー・ベンジンなどの有機溶剤を使用すると色落ちの原因になるようです。なので、ホワイトガソリンや灯油にも気を付けた方が良さそうです。
そういった物は金属テーブルの上で…とすればOKです。
木材の割れには注意が必要
ついでに長時間直射日光に当てる・雨天での使用は避けるようにとの記載も有ります。
正直、普通にキャンプで使う分にはあまり気にする必要はないと思いますが…雨が降ったらタープの下に入れよう程度で良いのかな?と個人的には感じています。
日光も雨も、木材のひび割れや反りの原因になります。木材内の水分量が変わってくると、どうしても発生する可能性が若干は出てくる物なのでね…。
木材の特性上、反りや割れはいつか発生するかもしれない程度に思っておくといいかと思います。
金属製より強度が低い
金属と木ではそもそもの強度が異なります。例えば1㎝の鉄棒は手では折れませんが、1㎝の木の棒であれば折ることが出来ますよね。
なので、どうしても木製ギアは強度確保のために、支える部分が大きくなりがちです。
その為に、全体的に金属ギアよりも収納サイズが大きいです。
と、いくつか注意点を上げましたが、正直そこまで神経質に注意しないといけない点は無いかなと思います。
サイズに関しては木と金属を組み合わせて小さくしている製品も有ります。
さらにファミリーキャンパーの場合、木製テーブル1個では狭いと思うので、サブテーブルも用意する必要が出てくると思います。
そちらにステンレス製などを選べば、タフな使用時はステンレスで、食卓は木製で等と使い分ければ良いだけですから。
木製テーブルあるある?持ち運びが大変そう… でもこれなら! コールマン ナチュラルウッドロールテーブル 110
そこで私は木製天板+アルミ製の足のハイブリッドを選択しました。
・サイズ(展開時):横112㎝×奥70㎝×高40cm / 70㎝
・重量:5.3㎏
・材質:天板…天然木 / フレーム…アルミニウム
・耐荷重:30㎏
フレームはアルミだから収納はコンパクト
足はアルミ製だけど天板が天然木なので、木製テーブルとしての雰囲気を保ったまま、収納はこのサイズになります。
結構コンパクトです♪110㎝×70㎝のテーブルとは思えない位コンパクトに収納されています。
足まですべて木材だと、そこそこ大きくなると思いますが、足がアルミのおかげでここまでコンパクトになります。
この収納のおよそ1/2が足部分、1/2が天板部分です。
組立も簡単
足は広げるだけの簡単設営です。
横にビロ~んとのばして、天板を支える骨組みをはめるだけで足部分は完成します。
あとは折りたたんでいる天板を、6カ所ある留め具(110㎝サイズは6か所)にはめていくだけです。黒いレバーを押すと、はめたり外したり出来るようになります。
ハイ&ロー 2つのスタイルで使える
このコールマン ナチュラルウッドロールテーブルは足の長さを変更できるので、ハイスタイル・ロースタイルどちらでも使用可能になります。
左がロー・右はハイのスタイルです。
私はロースタイルなので、ローで基本的に使っていますが、例えばハイスタイルにして荷物置きに使うなんていうのもアリだと思います。
木製の荷物置きも味が有って良いですね♪
天板がロール状に収納できる構造なので、若干天板が凸凹している部分も有りますが、個人的には気にならないレベルです。
その凸凹のせいで何かが置けないとかは今の所、無いのでね。
私が使用しているのは110㎝サイズです。
他に65㎝サイズもあり、2人用等であればこのサイズでも良いかもしれませんね。
その他の キャンプ用木製テーブル たち
キャプテンスタッグ CSクラシックス FDリビングテーブル
ハイスタイルオンリーです。コールマン同様、木製天板+金属の足なので、結構スリム収納です。コールマンより安いのが魅力ですね。
サイズ:展開時幅110×奥行70×高さ70cm、収納時110×35×厚さ11.5cm
重量:11kg
材質:天然木(表面加工=脚部金属/粉体塗装、木部/オイルステイン)、脚部/鉄
耐荷重:30kg
ハイランダー ウッドロールトップテーブル
アウトドア用品通販サイト ナチュラムのPB ハイランダーのテーブルです。
サイズは90㎝と120㎝があります。全て木製(補強具は金属)なので、木製全開の温かみが有りますね♪
サイズ:展開時90×43×60cm・収納時91×12×20cm
耐荷重:30kg
重量:約7㎏
素材:ブナ
サイズ:展開時122×60×43cm・収納時15×30×68cm
耐荷重:30kg
重量:10㎏
素材:ブナ
フィールドア ウッドロールトップテーブル
ハイランダーと同じ様なテーブルですね。サイズは3種類の展開で50㎝・90㎝・120㎝の様です。
高評価もあれば低評価もあるので…購入前にアマゾンの口コミは見ておいた方が良いかもしれませんね。
50㎝サイズはフィールドアだけです。
材質:天然木(ブナ材) 他
耐荷重:30kg
付属品:テーブル本体 ・キャップ ・収納バッグ ・取扱説明書
木製テーブルとセットで使うと、使い勝手がいいステンレステーブル。
私はユニフレーム 焚き火テーブルを使用しています。
収納ラックのフィールドラックも相性がいいですよ。テーブルとしても使用可能なので。
それではまた!
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