皆さん、キャンプでライター(チャッカマン)って使用されていますか?
ライターは全く使わない!って方はほぼ居ないんじゃ無いかと思います。
キャンプに於いて、あまり話題には上がらない…でもこれが無いとキャンプはかなり大変になる…そんなアイテムがライターだと思います。
今回はそんなライターの中でも、私が愛して止まないSOTO スライドガストーチ ST-480の魅力をご紹介します!
・キャンプに合うワイルドタッチなライターを探している方
・風に負けないターボライターを探している方
SOTO スライドガストーチ ST-480って?
新富士バーナー いわゆるSOTOから発売されているガス式チャッカマンの事です。
このチャッカマンの特徴を早速ご紹介していきます!
ノズルが伸びるから安全
ノズルが伸びます!
下の写真がノズル収納時の姿です。
収納時やキャンプ中いつでも使えるように、ポケットに忍ばせておく時にピッタリな形です。
このノズルを伸ばせば…
色んなものに安全に点火する事が出来ます。
着火剤等に点火する時は、火元が手に近いと火傷の危険性が増しますからね。
特にガソリンランタンに着火する際、火元が離れているチャッカマン型で無いと「ボウゥッ!」っと火が上がることも有るので危険です。
ノズルが伸びるのは携帯性に優れ・安全面に有利なので、キャンプに於いては非常に有難い機能です。
キャンプに嬉しい安全装置付き
キャンプ中は結構いろんな物に点火する機会が多いです。
火起こしの際の着火剤に点火・ランタンに点火・ストーブに点火・ガスバーナーに点火など等。
なので私は基本的にポケットに入れて携帯しています。
煙草に火を点けるライター等は押しにくい構造になっていたりしますが、このST-480は黄色い出っ張りをただ押すだけで火が付きます。
その為、作業中に間違えてポケットのST-480が点火しないよう、確実な安全装置が必要になります。
その安全装置がこちら!
黄色い点火トリガーを矢印の方向に引くと、ロックが外れて下に押し込めるようになります。
簡単に片手でロックが外せる割には、誤作動でロックが外れるって事はまぁ無いと思います。私は一度も勝手にロックが外れたことはありません。
安全性が高いロックの割には簡単に外れて、気楽に使える!
これがST480のロックの良い所ですね♪
キャンプに嬉しいターボライター
キャンプは屋外でする遊びですから…風が強いことが多いです。
なのでターボライターである事はかなり重要な要素です。
どうですか!?この青い力強そうな炎!!
まぁまぁの風でも消えることはありません!!
さすがに口で「フーッ」と吹くと消えますが(笑)。
屋外でキャンプが出来る程度の風では点火しにくくて困る事はそんなに無いですね。
ターボライターゆえに、小さなロウソク(誕生日のケーキの時のような)に点火しようとすると、火の勢いが強すぎてちょっと付けにくいです。
しかし、まぁキャンプで小さなロウソクに付ける事も少ないので、大した問題ではないかなと思います。それよりも風に強いメリットの方が遥かに大きいと感じます。
永く使いたい人に嬉しい 充填式 (充填方法と注意点)
なんといっても大事な要素がコレですね!
ガスを充填して、ず~っと使える♪
充填方法を説明しますね~。 ただ、ちょっと充填にはコツがいります 。
【ST-480へのガス充填方法】
①CB缶(普通のカセットボンベ)を用意します。
②ST480を下向けにして、ガス充填口を天に向けます。そしてCB缶のノズル先端をガス充填口にグッと差し込みます。
写真の様に。
③液体ガスがCB缶からきちんと流入していたら、ガスの残量が見える小窓に液体ガスが流れて溜まっていく様子がきちんと見えます。
④小窓を見ていると満タンになっていくのがきちんと分かるので、満タンになったら終了です。
【注意点】
①きちんとST480のガス充填口にCB缶のノズル先端が噛み合っていないと、CB缶からガス漏れがするので臭いで分かります。漏れないようにきちんとST480とCB缶を真っ直ぐに挿入しましょう。
②ガスを充填する際、結構グッと押し込んでくださいね。①と同様CB缶からガスが漏れます。グッと真っ直ぐに押し込んだら充填できます。
③充填するのは液体ガスです。気体のガスをST-480に充填するわけでは無いので、液体ガスが重力に従って流れる様にCB缶のノズルとST480の先端を地面に向けて作業を行ってください。
※充填するガスはSOTO パワーガスをおススメします。写真では1缶100円程度の安いガスを入れていますが、私の使用した限りでは火付きが悪くなったように感じています。対して、プロパン配合のパワーガスを入れた時は火付きが良いように感じました。
永く使いたい人に嬉しい 圧電着火式
IWATANIのカセットコンロって、電池が入っていないのに点火できますよね。
あれって不思議には感じませんか?
それの正体が「圧電着火」です。圧電素子が火花を発生させるのですが、火打石をすり減らす着火方式とは異なるので長く使用することが出来ます。
それと同じ方式を採用しているのが、このSOTO スライドガストーチ ST-480です。
ただ、注意点も有ります。
気温の低下とともに電圧が低下するため、秋・春の朝方や冬は火付きが悪くなります。なので寒い時期は特にポケットなどに入れて本体が低温になるのを防ぐようにしましょうね。
それだけで全然火付き具合が異なります。
圧電着火式のギア全般に言える注意点なので、知っておくと対処法が見えてきますよ。
あと、気圧の低下でも点火しにくくなると聞いたことが有ります。
登山で使用した事が無いので、こちらは体感したことはありませんが…。知識として一応記載しておきますね。
オシャレな専用レザーケースも販売されている
SOTOからスライドガストーチ ST-480 と スライドガスマッチ ST-407専用のレザーケースが発売されています。
手に馴染みやすい牛本革を使用しており、ケースに入れたまま使用できる形状になっています。
ケースに入っていなくてもカッコいいST-480ですが、レザーケースに入れるとカッコよさがさらににじみ出てきますね♪
要はコスパ最強なんです
CAPTAIN STAG にも同じようなガストーチが有るので、コスパで行ったらそっちの方が最強かもしれませんが(笑)、バーナー類はSOTOが大好きなので…。
と、いうのも、私が愛用しているシングルバーナーにST-300というのがあるんですが、これ…私の親から譲り受けたギアなんです。
下の記事でも少し出てくる道具です。
私の親が若い時から使用していたらしいのですが、そうすると今から40年以上前の道具という事に…少なくとも私が子供の頃からキャンプで使っていたので30年近く前には我が家に存在していたわけで…。
で、そのST-300はいまだに現役なんですよ。バーナーのガス噴出孔あたりはサビも出てきていますが、いまだに現役。
30~40年使ってもいまだに色褪せる事無く現役バリバリのST-300を見ていると、SOTOの物造りの心意気を感じちゃってね。
そんなこんなでガスバーナー類はSOTOを中心に使っています。
実際このST480も性能は安定しているので、おそらく本体が折れたり割れたりしない限りは使い続けれるんだろうな~って感じます。後は圧電素子がダメにならない限り…かな。
一度ST-480を無くしているんですが、結局ST-480が無いとキャンプにならん!!って事で再購入しました(笑)。
この先、子供にも引き継いでもらえる程の精工・頑丈なギアって…コスパ最強だと思うんです。
100円のライターを何台と購入するのと、お気に入りの2000円のギアを長く使うのと…同じコストがかかっても、その時間をお気に入りのギアとともに歩む記憶は等価値では無いんじゃないかな…。
圧電着火部分がどこまで持つか…前述の通りそこが寿命になるんでしょうけど、自宅にカセットコンロがある場合、10年以上使っている方が多いかと思います。
でも、まだまだ点火できますよね?圧電着火の素子は大体2~3万回というのを聞いたことがあります。キャンプで使う分にはそうそう到達しない回数ですね(笑)。
親から受け継いだST-300は電圧着火部分がダメになっているので、ST-480で点火していますが(笑)。
この2000円のギアは長いキャンプ人生を共に歩む大切な1台です♪
だからコスパが最強なんだよな~って思うんです。使い捨てないギアっていうのも良いもんですよ♪
チャッカマンでは、こんな電気の力を利用した物も紹介しています。
それではまた!
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コメント
着火方式の記載ですが、電圧ではなく圧電です。失礼ですが気になったのでコメント残します。
ご指摘ありがとうございます。ご指摘の通り、私の記載に誤りがございましたので、修正いたしました。