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芝生を守る為に出来る事 焚火台の下に耐火シートという選択

焚き火台の下には耐火シートを やまもり温泉キャンプ場 キャンプ道具
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芝生のキャンプ場って気持ち良いですよね♪

私は芝生のキャンプ場が好きです。

そんなキャンプ場の気持ちいいフカフカの芝生に危険が迫っていると知ったら、どうします?

しかもその危険が他ならぬキャンパーが引き起こすものだったとしたら?

今回はそんな芝の危険を回避する為の道具のご紹介です。

こんな方におススメ
・芝生を保護したい方
・BBQグリルや焚き火台の熱を下に伝えたくない方
・木製テーブルの上で卓上グリルを使いたい方
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芝生の保護って どういう事?

まずこちら2枚の写真をご覧ください。

素晴らしい蒜山三座を前にしてキャンプが出来るやまもり温泉キャンプ場

気持ち良い芝生サイトですね♪11月の撮影なのでちょっと枯れてきていますが、枯れても芝は柔らかくて気持ち良いです。緑の所なんてほんとフカフカ♪

こちらは冬の芝の写真なので茶色ですが、やはり気持ち良いです♪

ですが綺麗な芝生サイト程、探すと大体有るんじゃない?と思うのがこちら…

絶対に芝を焦がさないで

がっつり円形脱毛症ならぬ円形焼け芝症にかかっています。

私は芝が焦げていく様を見たわけでは無いのですが、間違いなく焚き火の後でしょう…残念です。

どういった場合にこうなるのでしょうか…?

【考えられる理由】

・直火で焚き火を行った
・背が低いメッシュ状の断熱効果の無い焚火台だった
・ある程度断熱効果のある焚き火台でも、焼けた薪を落としてしまった


パッと思いつくのはこんな所でしょうか。でも実は…

私はユニフレーム ファイアグリルをBBQグリル兼焚き火台として使用しています。その経験から言うと、このそこそこ断熱効果のあるBBQグリル(焚き火台)でも、焚き火の熱は芝に伝わっています。

芝側への対策無しでBBQや焚き火を行った後の芝をよく見てみると、芝の先端付近の水分が失われてきて、すこ~しシワっと元気が無くなっているのが見て判りました。まだ私は「焦がした」まで行った事は有りませんが…。

スノーピーク 焚火台をご存知でしょうか?

実はあの焚き火台には地面に敷く鉄板がオプションで有ります。元々焚き火が与えるキャンプ場への悪影響を回避するために作られた製品。

そのスノピの焚火台に芝生保護の鉄板が有るという事は、残念ながら焚火台だけでは完全に保護しきれないという事が分かっていたのでしょう…(あくまでも筆者の予想ですが…)。一般的には「焚き火台を使えば問題ない」と思われていますが。

こちらがスノーピークの名品 焚火台です。

そのオプションパーツとしてベースプレートが有ります。

実は、ベースプレートをさらに地面から離す為のスタンドも存在します。

ちょっと話を戻しますが、たしか2月頃だったと思います…焦げ芝の写真を撮ったのは。これ、実は1カ所では無かったんです。パッと見ただけで2カ所有りました。

9月にこのキャンプ場に再訪問したら、「焚き火台の下にブロック等を設置する事」が注意事項に記載されていました。

最近キャンプ場で増えてきている 芝生保護

上の写真を撮影したキャンプ場は芝生保護のブロック等が必要になりました。

また、別のキャンプ場でも…

https://ameblo.jp/yamamori-spacamp/entry-12609668307.html

私が利用した事のあるキャンプ場では「まぜのおか」・「やまもり温泉」・「ハイマート佐仲」・「休暇村南あわじ」の4か所は焚き火台を使用する際はブロックや板、耐火シートでの芝生保護が必要となっています。

この先、円形焼け芝症が増えるに従って、同様の措置を取るキャンプ場が増えてくるものと思います。

気持ちいいフカフカの芝生を傷つけたくない…。次に使うキャンパーの為にも、キャンプ場の為にも、そして何より次回に利用する自分の為にも。

私が使用しているのは LOGOS 焚き火台 耐火・断熱シート

そこで私はロゴス(LOGOS)耐火・断熱シートを使用する事にしました。

(大きさの比較対象として、ユニフレーム 焚き火テーブルを横に置いてます)

表は金色?銅色?という感じの色で、裏はロゴ入りの茶色の面という見た目の耐火・断熱シートです。火の粉が落ちないシーンでは、裏面を表にして、ランチョンマットの様に使う事も出来ます。

スペック
・サイズ:60㎝×80㎝
・重量:530g
・構造:グラスファイバー・厚手コットン・シリコンコーティングの3層構造

(※サイズ違いもあります(35㎝×50mのミニグリル用)。さらに、断熱と書かれていない「たき火シート」もあります。たき火シートはグラスファイバー製で重量は270gと、薄手のシートになっています)

耐火シートという名称で色々なメーカーの製品が有りますが、ロゴスのは「断熱」も書いてあったので、どうせなら断熱効果が有る方が良いよね!って事で、こちらを使用する事にしました。

ちょっと横長なので…

余っている所に炭を置いたりできます。

ちなみに四角のグロメット部分はペグダウン用の穴です。私はメンドクサイので、していませんが…。(安全に使用する為にペグダウンするようにと記載されています)

焚き火台よりちょっと幅が有るので、こぼれた灰や炭・火の粉等もシートがしっかり受け止めてくれます。

焚き火台の下には耐火シートを やまもり温泉キャンプ場

熱量を測定なんてした事が無いので、感覚的な事しか言えませんが、炭より薪の方が絶対熱いと思うんですよね。暖を取るなら焚き火だし…。でも、炭だって芝への影響は皆無では無いです。十分熱いですから。それに火の粉だって落ちるし…

ということで、炭火でもシートを敷いています。

でもぶっちゃけ、これを使うようになった一番の理由はね…

「いちいち気にして炭や薪を使いたくない!」

この一点に尽きるんです(笑)。


だから購入してからは炭でも薪でも、どのキャンプ場でも使ってます。基本的に芝生の保護は大前提として、「このキャンプ場は焚き火台だけで良い」「このキャンプ場は焚き火台だけじゃダメ」とか、確認する必要が有るなら、もうこの先ずっとこれ使うから気にしない!

常にこれ使っておけば、芝へのダメージとか気にしなくて済むし!のびのびと炭や薪を使わせてもらうよ~!

その免罪符として購入しました。これで「芝を焦がし隊」に入隊しなくて済むと思うと、すっごく気が楽になりました♪

焦がしちゃった本人だって、その意思が無くて焦がしちゃう時も有ると思うんです。だから気にしなくて済むっていうのは、本当に精神衛生上良いです♪

耐火シートが有れば 安全に卓上グリルも使える!

耐火シートを使うようになって、芝生保護以外にも良い事を発見しました。

卓上グリルを木製テーブルでも使えるようになった事です。

野菜巻きを卓上グリルで焼く

(※ロゴス 耐火・断熱シートは卓上グリルには大きかったので、半分に折って使っています)

本来、卓上グリルなのでテーブル上で使う事は問題なく出来るんです。写真に写っているユニセラは、はっきり言ってかなり優秀な断熱効果を有しているので、木製テーブルだって焦げる事無く使えます。

でもね、使えるってだけで…全く問題ないか?と言えばそうとも言えない事情が有ったんです。

木製テーブルでユニセラを使っていなかった事情…それは…木は水分量の変化で反り・割れが発生しやすいから。

断熱効果に優れたユニセラと言えども、いくらかは熱が伝わります。その熱で一部分の木だけが乾燥するとなると…さすがにちょっと心配…。

屋外で木製テーブルを使用していたら、夜露などの自然現象で多分に水分を含んでいるかもしれないし…。実際、卓上グリルの影響で反り・割れが発生するかは実験をしていないので分かりませんが…。

そう思うと、中々使えなかったんですよ。木製テーブルでユニセラ。

爆ぜた炭で焦げるかもっていうのも有りますし、細い木の板の間に焼き肉のたれが落ちたら面倒だし…と言う理由も有りましたが。

それらはこの耐火・断熱シートが解決してくれました。

・熱はこのシートが受け止めてくれる
・爆ぜた炭も有る程度はこれが受け止めてくれる
・焼き肉のタレもこのシートが犠牲になってくれる


うむ!これなら怖くない!という事で、卓上グリルの大切なお供にもなっています♪汚れたシートは薄く中性洗剤を含んだ雑巾で拭けばOK♪

おそらくこれから、こういった耐火シート等を必要とするキャンプ場は増えてくるものと思います。そうでなくても、芝生の保護はキャンパーとしてぜひ注意したい所。

私が使用しているのは耐火+断熱効果のあるこちら…

ロゴスには断熱効果が記載されていない普通の「たき火シート」も有ります。どうせなら断熱効果が有る方が良いと思いますが…薄くて安いのでご紹介します。

さらには他メーカーからも結構出ています。

皆さんも焚火台の下に耐火シートを敷いて、気楽なキャンプをしてみては?

↓耐火断熱シートの上で使用している卓上グリルはこちら↓

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それではまた!

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