タープのサイドポールや、テントのパネル立ち上げ用ポール…どれにするかって、難しいですよね。
長さってどうなんだろう?重いのは嫌だ…等々。
そこで私は超々ジュラルミンにより軽量でかつ高強度、さらには170㎝~200㎝まで長さを変更できるKemeko(ケメコ)のポールを使用する事にしました。
その使い勝手等をご紹介します。
・テントのパネル立ち上げ用ポールを探している方
・長さ調節が可能なポールを探している方
・高強度で軽量なポールを探している方
Kemeko(ケメコ) 超々ジェラルミン製タープポール スライドコンパクト45とは?
商品名はSPタープポール スライドコンパクト45 ALP200cmと言います。
展開時…Φ1.9~2.2㎝×長さ170㎝・180㎝・190㎝・200㎝の4段(先端の5㎝を含む)
〇重量…440g
〇材質…超々ジュラルミン(アルマイト加工済み)
超々ジュラルミンという、アルミ合金の1種が使用されています。軽量で非常に硬い為、戦闘機の主翼にも採用された素材です。
色はグリーンとガンメタルの2色展開(20年10月時点)で、私はガンメタルを4本使用しています。
私はファミリーキャンパー向けに大型タープのサイド用として等の使用感で記述していますので、ソロの方向けの使用感は先に触れておきます。
ソロキャンパーが使用されるサイズのタープなら、メインポールとしても十分使える代物だと思います。それだけの性能が有ると感じています。
強度面に問題は無かったです
こちら、スノーピーク HDタープ シールドレクタLのサイドポールとして使用している写真です。
メインポールは280㎝の別のポール(VIAGGIO+)を使用していますが、サイドは4本ともすべてKemekoのポールです。
スノーピーク シールドレクタLは布面積5.5m×4.4mと非常にデカいタープですが、このサイズのタープを張る際に、ガンガンにテンションを掛けても全く問題なしの強度です。
細い部分は1.9㎝しかないので、各節の接続部に至ってはさらに細いKEMEKOのポール…正直、本当にレクタLの使用に耐えられるのか心配していましたが、さすがは超々ジュラルミン。
全く問題なしです。
実は届いて一度展開してみた際に、ある点に気付き…返品しようかとも悩んだのですが(笑)、今では超お気に入りのポールになりました。
その、ある点に関しては最後に述べます。
今までスチールポールを使用していた私には、ポール1本440gと…驚きの軽さにもビックリしました♪
超々ジュラルミンって、すごい!
170㎝~200㎝の可変ポールだから1本でいろんなところに使える
長さを調節できるって…実はとんでもなく凄い事なんですよ。使い勝手の面で♪
可変部分はこのようになっています。
上の写真の赤丸の部分の節が1つだけ構造が変わっており、10㎝刻みの穴にスライドする形で調整が出来ます。
そして赤矢印の長さまで変更が可能となります。
そんなに長さを変える必要が有る?そう思われるかもしれませんが、私にとってはこの可変は非常に魅力的でした。
例えば天候に合わせて…
雨の日は170㎝でテントのパネル立ち上げを行い、雨の逃げ道を作り…
晴れの日は200mで開放感を得る♪
長さ固定のポールであればどのような天候でも固定の長さで調節するか、継ぎ足し式なら1本節を抜くなどで対応するしか有りませんが、10㎝刻みで調節可能なこのポールは、ちょうど欲しい長さになってくれます♪
雨の日は170㎝(先端5㎝を含んでの長さなので、実際は165㎝だけど)にしてタープを張ったり、パネルと立ち上げると、雨の入り込みも幾分少なくなるので便利です♪
天気のいい日は開放感抜群の200㎝がGOOD♪
じゃあ180㎝・190㎝は?と言うと…これも使い道が有って…
複数テントを所持している場合や、タープの張り方を小川張り等の張り方に変更した際に使用しています。
タープにも雨の通り道が必要なので、小川張りの際は180㎝の長さで設営しています。小川張りだと、280㎝のポールで引っ張っても、ロープで接続した側が240㎝くらい迄下がってしまうので…そうなるとサイドポールは低ければ低いほど良いのですが、開放感も欲しいので180㎝で設営しています。
また、テントの大きさに合わせてタープポールの長さを変える事も出来るので、この1本が有れば複数の長さのポールを用意する必要が無くなります。
その他、木の枝等の様々な外的要因でこの長さにしたい…と言うシーンが出てくると思います。
そういう時にも10㎝刻みの調節が結構威力を発揮します♪
ショックコード式だから組立・撤収が楽
私、このタイプのポールが好きなんです♪
ショックコードで全ての節が繋がっているので、ポーンと伸ばすだけで概ね接続が完了します。
後は入りきらなかった所を繋げるのと、長さ調節部分の節をはめるだけでポールが組み立てれます。
ショックコードで繋がっていない場合、節を接続するのって結構めんどくさいんですよね…
一番下の節はどれ?一番上は?真ん中は何本だったっけ?
しかし、これは全てが繋がっているので、何も迷う必要が有りません。ちなみに、ショックコードが伸び切ったら交換する必要が有りますが、キャンプ用品として普通に店頭でも販売されているので、簡単に交換できます。
撤収の時も、節を抜いてもバラバラになってどこかに行く事が無いので、すごく簡単に収納が出来る点も嬉しいポイントです♪
ショックコード式だと、継ぎ足し式の様に間の節を抜いて長さを調節する事が出来ない点がウィークポイントでしたが、このポールの場合は長さを調節できるので、メリットのみを享受できる感じです♪
唯一の難点… 若干接続部に遊びが有り、曲がる
最初届いて組み立てて見た瞬間に返品しようか?と思った点がこちら…
節の継ぎ目に若干のアソビが有るので、ちょっと曲がってるように見えます。
実際に使用してみると何の問題も無いのですが、この曲がっているポールは何ぞや?ホンマに使えるんかいな??
と、かなり不安になりました…。
実際に設営してみると曲がりも気にならないのですが…家の中で組みたてたら、かなりビビりました。
何度も使用していくうちに、その点は気になる事もなくなり(実際、設営した後に見てもあんまり気付かない…よく見ると曲がってるって感じ)、使い勝手の良さから完全にお気に入りのポールとなりました♪
スチールポールの様に重くもなく、ショックコード式で簡単にポールが出来上がり、さらには長さが170㎝~200㎝まで調節できる、タープを出さずともキャンプの時はとりあえず毎回持って行くポールとなりました♪
その他、ツーリング向けにさらにコンパクトな無段階伸縮ポールも販売されています。
私は車でキャンプをするので、「ザ・ポール」な見た目の節継ぎ式を選びました。この見た目が好きなので♪
それではまた!
タープのメインポールはこちらを使用しています。
レクタタープの立て方に関してはこちらで紹介しています。
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