比較的リーズナブルな品が多いクイックキャンプ
そんなクイックキャンプから発売されているポップアップ式ゴミ箱(トラッシュボックス)
ポップアップ式なので、簡単収納・簡単展開が出来るゴミ箱です。
気になるんだけど店頭では見かけないから…どんな使い勝手なの?ゴミ箱として使いやすいの?ストーブ入れに出来るの?実際どうなの?
そんな点を詳しく見ていきます。
・クイックキャンプ ポップアップトラッシュボックスの使い勝手を知りたい方
・クイックキャンプ ポップアップトラッシュボックスは、どのアウトドア用ストーブ入れとして使えるのか知りたい方
クイックキャンプ ポップアップトラッシュボックスとは?
まずはスペックから…
(収納時):Φ40×高さ10㎝
〇耐荷重:8㎏
〇素材:ポリエステル、PVC
サンド・カーキ・ブラックの3色で、私が使用しているのはブラックです。
展開時はこんな感じの円筒状のゴミ箱…
収納時はこんな感じになります。
上からギュッと押して、バネを縮める様に収納します。
収納時はバックルで固定し、バックルを外すとバネの力で勝手に高さ50㎝のゴミ箱となります。
(※写真に有るバックルの下に有る孔をペグダウンする事で、ゴミ箱の固定も出来ます)
縮めた状態でキャンプ場に持って行き、バックルを外すだけでゴミ箱として完成する為、組み立て時間は数秒でOKというお手軽さが、このポップアップ式ゴミ箱の特徴です。
え?そんな…バネの力で自立しているようなゴミ箱…ゴミとか入れても倒れない?ホントに使えるの?
結論から言うと、注意点は有りますが結構使いが手が良いです。
キャンプ用ゴミ箱としての使い勝手は?
以下の特徴のおかげで使い勝手は結構良いです。
特徴① クリップ式のゴミ袋留め具
写真の通り6か所にクリップ式の留め具が付いています。
ゴミ袋を挟むだけなので、とても簡単に取り付けが完了します。
6か所有り、このゴミ箱1個に複数の袋を掛けれる為、分別が可能です。が…使い勝手を考えると、2つ迄の分別が使いやすいです。3つ以上の袋を掛けると…1つの口が狭くなり入れにくかったです。
特徴② 底が防水加工
キャンプ場の地面は湿ってたり濡れてたりする事が多いです。そんな屋外で使用するので、底面が防水加工のおかげで地面の上に気兼ねなく配置する事が出来ます。
底が水気を含みやすい素材の場合、湿って柔らかくなった土の上に置いたら、泥汚れを吸収して汚い見た目になったりしますからね。
防水加工がされているおかげで、サッと拭いたら泥汚れも取れるので、持ち運びの際の車内の汚れも防ぎやすくなるメリットが有ります。
とはいえ、サイドウォールまでは防水加工になっていない為、雨にさらされたり・ゴミ袋から染み出した水分等で汚れる可能性は有りますので、その点は注意が必要ですけどね。
特徴③ 蓋が有るから野生動物対策になる
完全に匂いが漏れないかと言うと…幾分は漏れるでしょうけど、ファスナーで蓋を閉める事が出来るので、野良猫対策には持って来いのゴミ箱です。
蓋を閉める事が出来ないゴミ箱の場合は、テント内や車内に入れて就寝しないと、野生動物の襲撃に遭う可能性が有りますが、ファスナーで蓋を閉じている場合は、タープ下などに放置していてもかなりリスクが減ると思います。
とはいえ若干は漏れるでしょうから、ゴミ袋をくくってゴミ箱の蓋をきちんと閉じれば、より安全になると思います。
しっかりと蓋を閉じれるゴミ箱って、動物が良く出るキャンプ場では、結構心強い味方です。
注意点 ちょっとバネが弱め
ポップアップ式なので、バネの力で形状を保持していますが、ちょっと弱めです(オレゴニアンキャンパー ポップアップトラッシュボックスと比較して)。中のゴミ袋の掛け方次第ではちょっと傾く可能性が有ります。
「あ、傾いているな」と思ったときは袋を掛けなおす等すると直る事が多いですが、ちょっとバネが弱いのでそういう事が起こるかもという点が注意点として挙げられます。
と、ちょこっと注意点が有りますが、その点だけ留意すれば、良いゴミ箱だと思います。
簡単設営・留めやすいクリップ・底面防水加工に加えて結構見た目が良いので、テント内に配置してもイイ感じにサイトが締まります。
このようにシェルター内のむき出しの地面に置いても(もしくはタープの下に置いても)良い感じですし…
テント内に配置してもイイ感じのデザインです。
キャンプ用ストーブケースとしての使い勝手は?
クイックキャンプのポップアップ式ゴミ箱は、アウトドア向けストーブケースとしても使うことが出来ます。
どのストーブに使えるのか…?実際に手持ちのストーブを入れて、検証してみました。
スノーピーク タクードを入れてみた
スノーピーク タクード
サイズ:Φ38×高34㎝
と、直径40㎝のクイックキャンプがスペック上ギリギリ収まる計算です。
実際入れてみるとどうなるのか…?
超ピッタリ!という感じです。ゴミ袋の留め具が若干ジャマですが、まぁまぁ普通に入れる事が出来ました。
タクードは高さ34㎝の為、収納時は上に荷物を置いたらゴミ箱が縮むので、積載時の省スペース化にもなります。
タクード入れにはピッタリサイズでした♪運搬時はタクード入れとして・キャンプ場ではゴミ箱として使えるので、かなり良い感じです♪
スノーピーク グローストーブを入れてみた
スノーピーク グローストーブ
サイズ:Φ38.8×高47.4㎝
スペック上、かなりギリギリな様子…幅1.2㎝の余裕しかない…バネと生地の厚みを考えると、入るのか??
結論から言うと、かなり頑張れば入る…と言う感じです。グローストーブの底板がゴミ箱の口と同じ大きさなのです…。
直径40㎝ってのは、外径だからね…これは、内径だと約38㎝ってところですね。
頑張れば何とか押し込めるのですが、次の関門がゴミ袋用のクリップ…
底板にも本体にもかなり干渉する為、非常に入れにくい…
が、頑張れば入るのは入ります。
グローストーブ入れとするならクリップの部分を切って取り除くと、少し使い勝手が良くなります。逆に、そうしないとちょっと出し入れのストレスがスゴイ…そんな感じです。
他のキャンプ向けストーブは入るのか?
タクードとグローストーブに使ってみた感じから、その他のキャンプ向けストーブが入りそうかを予想していきます。※あくまで予想です。実際に入れたのはタクードとグローストーブだけです。
スノーピーク タクード サイズ:Φ38×高34㎝ OK
スノーピーク グロー:Φ38.8×高47.4㎝ 無理すれば…OK
これを基準に直径38㎝以下は問題なし、38㎝~38.8㎝は無理をすればOK、38.9㎝以上は無理として判断していきます。
フジカハイペット: Φ31×高43.2 mm OK
アルパカストーブ: Φ32.3 x 高44.0mm OK
トヨトミレインボーストーブ: 幅38.8×奥行38.8×高48.6cm 無理をすれば…OK
アラジンブルーフレーム: 幅38.8×奥行40.5×高55.1cm 無理
センゴク アラジン ポータブルガス:幅32×奥行33.5×高39cm OK
という感じです。
※上記サイズは表記上のサイズです。必ずご自身の手持ちのストーブの最大箇所をご自身で計測してから購入の判断をしてください。
無理をすればOKと言うのは、入れるのには適していません。そちらをお使いの場合はオレゴニアンキャンパー ポップアップトラッシュボックスのご使用をお勧めします。オレゴニアンはグローストーブを入れることが出来ますので。ちょっと高さ不足ですが、布地なので問題無く蓋も閉めれますから。

↓その他のゴミ箱はこちら↓


それではまた!
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