スノーピークの名作ツールームテントであるランドロック。
通常カラーは茶色のランドロックですが、そこに新たにアイボリーカラーが追加されました。
私のメインテントがランドロックなので、アイボリーカラーはどんな感じなのかかなり気になっていたのですが、直に現物を見る機会が有ったので、どんな感じかを見て感じた部分 + カタログ値から比較していきます。
・ランドロックアイボリーのテント内の明るさが気になる方
ランドロックとはどんなテント?
ランドロックは2ルームテントに属するテント(シェルター)です。
2ルームテントとは、寝室部分のテント+スクリーンタープが一体型になったような大型のテントです。
寝室部分しかないドームテントの場合、リビングとしてタープを設営する必要が有りますが、2ルームテントは1つのテントを設営するだけで寝室とリビングが出来上がるので、設営の手間が省けるという利点が有ります。
その他にもランドロックにはいろいろな魅力が有ります。
ランドロックにはどんな魅力が有るの?どんな使い方が出来るの?その拡張性は?それらを知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
こちらがノーマルカラーのランドロック。
当記事ではランドロックアイボリーは通常のランドロックと何が違うのかを中心にチェックしていきます。
アイボリーは明るいね!
ということで…肝心の「ランドロック アイボリー」を見ていきましょう!
まずは全景を…
綺麗な色ですね♪
通常のランドロックはがっつりアースカラーなので渋い色味ですが、アイボリーは目立つ割にはとても自然になじむ色で、自己主張は強めなのにとってもナチュラルな感じです。
私が見た感覚では、ノルディスクのポリコットンのアイボリーカラーより、より白みが強い鮮やかなアイボリーカラーです。
スノーピークのマークが黒なので、これも全体的に落ち着いた印象を与えているように感じます。
中はというと…
あれ?アイボリーだけど暗め??
と…そんなことはありません。写真の撮り方の具合で中は暗く映りましたが…
雨のパラつく天候でしたが、結構明るいです♪
ちなみにテント内を撮影した時は8月下旬の15時頃。夏の雨天ですが、普通の曇り程度の明るさの気象条件でした。
次はテント上部を中から見上げた写真です。
色の濃い部分がシールドルーフがかかっている部分で、色の白い部分がシールドルーフがかかっていない部分です。
雨粒が見えますね。雨が降っている天気ですけど、明るさを感じます。
雨の日の通常カラーのランドロック内の写真で、同じように比較できるものが無かったので申し訳ないですが、写真の通り結構暗くなります。雨の日は明るさをさほど感じません。
通常カラーのランドロックの方が色の影響や加工の違いも有り、遮光性が高くなっています。その為、雨天・曇天の日は暗くなりやすいです。
アイボリーは雨天・曇天でも明るさを感じる上、インナーテント内にいてもそんなに暗いと感じる事は有りませんでした。
この明るさを良しとするかどうか、そこで意見が分かれそうですが…
こちらの写真は同日に撮った私の通常カラーのランドロックです。
シールドルーフを使用しているのでかなり暗く見えますね。実際暗かったので17時を前にして灯りを吊るしました、夏なのに。
私はランドロック以外に、NEUTRAL OUTDOOR LGテント4.0 という、化繊のアイボリーカラーのテントを使用しています。
LGテントの方がちょっと濃いめですが、色合いや素材がほぼ一緒なので、アイボリーカラーの化繊テントの明るさを、そのテントの情報を元にお伝えします。(※あくまでも私個人の感覚で感じたことです)
アイボリーカラーの化繊テントを使用して思った事ですが、アイボリーだから特に眩しくて困るという事は有りませんでした。真夏の日差しの強い日中はもうちょい暗い色が良いかな?と思いますが、明るくて無理という事は無かったです。
逆に、朝は日光で目覚める事が出来て快適でした。私は6時ごろには目覚めるので…。朝日で目覚めるのは気持ちいい♪
真夏に連泊キャンプをしないのであれば、アイボリーだからと言って明るくて困るという事は無いと思います。
ただ…服でも言える事ですが、白い色の方が汚れは目立つ傾向にあります。虫の潰れたのとか、白色は目につきますね。私は気にしませんし、通常カラーの私のランドロックなんか、粘土まみれになって茶色い粘土色に染まってる部分も有りますし(笑)。
色によるスペックの違いがある
色の違いで体感する明るさが違う事がわかったかと思います。
ここからはカタログスペックを見ていきます。
「アイボリーカラーのランドロック。(シルバーフレーム仕様)アイボリーカラーによるルーフの耐水圧と遮光性をカバーするため、ルーフシートが付属しています。」(スノーピークのHPより抜粋)
HPで記載されている内容から、耐水圧と遮光性が違う事がわかります。
ランドロック幕体のルーフ部分に違いが有ります。
1800㎜ミニマムというと…コールマンのタフワイドドームの耐水圧が2000㎜ミニマムなので、普通のテントくらいは有るイメージですね。
コーティングも遮光ピグメントPUコーティングとPUコーティングの違いが有るので、耐水圧やテント内で感じる明るさに影響を与えているのかもしれませんね。
ちなみにシールドルーフもランドロック幕体部分と同じ差が有ります。
基本的な構造は同じなので、差といえばルーフ部分の耐水圧と、色と加工の差からくる遮光性だけですね。アイボリーもUVカット加工はされているので、本当に朝日で目覚めたいか否かの差…という感じでしょうか。
なので、どちらが良いの?というのではなく、完全に好みの問題じゃないかな?と思います。
実際私もランドロックは茶色の通常カラーで、もう一つのテント(LGテント)はアイボリーカラーを選んでいるくらいですからね。
通常カラーと…
アイボリー…
通常カラーのランドロックを選ぶ際は注意が必要で、シールドルーフがセットになっていません。(※アイボリーは付属しています)アイボリーと違い遮光性が高いのでね。
付いていないですが、有る方が絶対良いのは間違いありません。一番日光の当たる部分を保護できるし、より遮光性が高まるので真夏の日差しもシャットアウト出来ます。
あと、個人的には見た目がぐっと良くなります。あくまで個人的な感覚ですが…。
なのでシールドルーフを使用されることをお勧めします。
インターテントの下に敷くグランドシートも別売です。こちらは通常カラー・アイボリー共に。
ブルーシートで代用も出来ますが、ランドロックのインナーテントは台形に近い特殊な形状なので、ピッタリ合わせられる専用品が使い勝手が良いです。
インナーテント用のマットも専用の物をお勧めします。インナーマット(もしくはフロアマット)も、銀マットで代用できなくは有りませんが、形状が特殊なので敷き詰めるのは難しいです。
せっかくランドロックを手に入れるのであれば、快適さを余すところなく追及できるように専用のグランドシート&インナーマットは必須だと感じています。
後必要なものは、ランドロック入り口部分のパネルを跳ね上げてタープに出来るポールですね。
ランドロックなどの2ルームはパネルを跳ね上げる事で居住空間を広げる事が出来ます。2ルームには必須ギアです。
ポールに関しては、ぶっちゃけスノーピークでなくても良いので、私は別のポールを使っています。
ランドロックなどの大型テントには頑丈なペグをお勧めします。理由はこちらをご覧ください。
アイボリーではない通常カラーのランドロックはこちら。
ランドロックの設営ってどうすればいいの??っていう場合は、こちらで説明しています。
↓その他のスノーピーク製品はこちら↓
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