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朝晩は寒いけど気持ちいい!春キャンプの注意点と解決法 そして魅力

春キャンプ キャンプ全般
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3月~5月…暖かくなり始めて、そろそろキャンプでも♪と、考えている方も多いんじゃないでしょうか?

12月~2月の冬の期間は、冬に対応した装備が無いと楽しいキャンプは中々出来ませんが(我慢のキャンプなら出来るかも…)、春はそこまでハードルが高くないイメージが有りますよね。

そんな春のキャンプ…実は結構大事な注意点が潜んでいるんです。

どんな注意点が有るのか…?その解決法は?そして春キャンプの魅力に迫っていきます。

こんな方におススメ
・冬は寒くてキャンプに行っていないけど、春から行きたい人
・春にキャンプデビューしたい人
・年に数回しかキャンプに行かないから、失敗しない様に色んな情報が欲しい人
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注意点① 寒暖差が激しい

一番の注意点がこちらです。

注意点
「朝晩の気温差」・「日ごとの気温差」

街中で過ごしていると日中の暖かさに目が行きがちです。日中は外に出て、晩は家にいる場合、日中の暖かさがどうしても印象に残ってしまいます。

でも、春のこの時期は夜はかなり冷え込みます。

そしてもう一つ厄介なのが、昨日は温かったのに今日は寒い…なんていう「日ごとの寒暖差」がかなり大きい点です。

逆にキャンプに行った日だけはメチャクチャあったかくて、夏みたいだったな~。なんて日にも遭遇するかもしれません。

それくらいに、昼夜・日ごとでの寒暖差が大きい時期です。

月ごとの夜の寒さのイメージ(西日本・標高低めを想定しています。東日本以北や標高高めの場所ではもう少し寒いかも)では…

・3月 夜は街中の真冬

・4月 冬とは言えないけど…かなり寒い

・5月 だいぶマシだけど…最低フリースは欲しい寒さ

3月・4月・5月ともに、日中は日差しが出ていたら羽織る物が有るくらいでも十分ですが、夜はこれくらい冷え込みます。

3月にキャンプに行こうとする場合、防寒具は用意していこうかな?と思っても、4月・5月は意識があんまり無いですよね。

解決法① 天気予報で最低・最高気温をチェック

まず、絶対にキャンプ場がある場所の天気予報をチェックして、最低気温・最高気温は見ておきましょう。

「キャンプ場の名前」 & 「天気」や「気温」 で検索すると、天気予報が出てきたりしますので、出発の1週間前~前日くらいには一度確認しておきましょう。

実際には、その検索で出てくる気温は「そのキャンプ場が含まれている市街地の気温」という事もあるので、山の方のキャンプ場であれば、それより少し寒いかも…位を想定しておくと安心です。

解決法② 起きてる間は服装で解決

ここがポイント
普段暮らしている街中の1か月前の服装を参考にしよう

一番大事なのは服装です。

3月は街中の真冬くらいの寒さを想像して、ダウンジャケットを用意しておくと安心です。日中は暖かいので、重ね着で調整していくのがおススメです。

4月は最低気温も10℃近くになることが多いですが、寒い日はまだキャンプ場では5℃を切る日もありますので、春向けのダウン(ウルトラライトダウンとか)は常備しておいた方が良いです。

5月はかなり暖かくなってくるんですが、それでも晩は冷え込みます。

5月になると最低気温が10℃を切る日もかなり少なくなり、最低気温15℃くらいという日も有りますが、日差しの無い15℃って…外でぼ~っとしてたらかなり寒いです。

最低フリースくらいは用意しておきましょう。

大体これって、普段生活している場所の1か月くらい前の服装ではありませんか?

それくらいしっかりと用意して、暖かくて不要だったら良かったね♪という気持ちで過ごしましょう。

解決法③ 寝る時は…3シーズン用シュラフ(寝袋)に+αで対応

ここがポイント
春・夏・秋の3シーズンに対応したシュラフ(寝袋)を工夫する事で過ごせる

使用下限温度が-7℃やそれ以上のシュラフ(寝袋の事)も世の中には有りますが、春からキャンプに行こうと思っている方はそんな冬季対応シュラフは不要です。

春~秋のキャンプをお考えの方には最低使用温度0℃付近の3シーズン用シュラフをお勧めします。

最低使用温度0℃だと…だいたい快適温度は5℃~以上くらいになってくるかと思います。

この温度帯は結構幅広く使用できるので、4月~10月くらいならこのシュラフのみでも十分にキャンプが出来ますから。(当然、場所にもよりますが)

あと、最低使用温度が低温に対応すればするほどシュラフは大きくなるので、大きさの面からも春~秋ならこのくらいがおススメです。

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3月は「使用下限温度が0℃くらいの3シーズン用のシュラフ+毛布」が、「シュラフ+フリースのシュラフ」の組み合わせをお勧めします。

真夏はこのフリースシュラフのみで快適ですよ♪その際は敷布団として3シーズン用シュラフを開いて使用すれば…寝心地が良くなるうえに、有効活用できます。

3月(特に前半)は地面からの冷気が結構きつい時期なので、ホットカーペットが有れば寝る時はホットカーペットを「弱」にして寝ることをお勧めします。

無ければ、底冷え対策として「インフレーターマット」が有ると快適に眠れます。

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4月は最低使用温度0℃程度の春~秋向けの3シーズン用シュラフであれば、冬用のパジャマで大体はすごせます。たまにすごく寒い日があるので、その時は家から毛布くらい持って行けばOKです。

天気予報での最低気温が2℃とかになっていれば、使用下限温度0℃のシュラフではかなりの寒さを感じると思うので、毛布は必要かな、と思います。

この時期になると、ホットカーペットはほぼ不要な程度の寒さです。(寒さの感じ方には個人差が有るので、寒がり+最低使用温度が5℃とかのシュラフの場合はあった方が良いかもしれませんが…)

5月はもう普通に春~秋用の3シーズンシュラフで過ごせますが、寒い日はフリースを着込んで寝るようにすれば問題ないかと思います。

注意点② 日差し

こちら、気象庁のホームページより取ってきたデータをグラフ化しました。

UVインデックス値のグラフ(場所:つくば)になりますが、強さ・見方は表のとおりです。

過去10年間のUVの強さを表していますが、安心して屋外で過ごせますという期間は12月・1月くらいですね(笑)。

実際に3月~のキャンプでは日焼けを実感します。3月前半ですら紫外線の強度は中程度ですからね~。

解決法 タープ

ここがポイント
3月~10月は日焼けに注意!タープ等の日よけは必須の時期

紫外線が強くなってくる時期に入ってきているので、日よけとなる物が必須です。

キャンプで日よけと言えば…基本はタープになります。

オープンタープのレクタタープやヘキサタープ等が代表的ですね。

レクタタープの設営方法 ~基本編~
日差しの強い日・雨の日。キャンプに行くと色んな天候に出会います。そんな時にあると心強い味方が「タープ」です。ヘキサタープ・オクタタープ等色々な形がある中で、「レクタタープ」の張り方をご紹介します。そして我が家がレクタにした理由もお伝えします。

その他、クローズドタイプのスクリーンタープや2ルームテント等のシェルター系も有りです。

徹底解説 これでもう困らない!ランドロックの立て方~幕体編~
大型テントを初めて立てる時は、立てることが出来るのかな…?って不安になりますよね。最低月1、多い時は月3でランドロックを立てては崩し・立てては崩しているぼるしちが、詳細に立て方を説明していきたいと思います。これでもうランドロックは怖くない!

オープンタープと呼ばれる1枚布を空に広げるタイプの方はかなりの開放感が有ります。

クローズド系はテントの様に全面を閉じれるけど、メッシュにも出来るので、夏の虫対策にも使えます。但し、メッシュは思ったほど風が抜けないので…夏は意外と暑いですけどね(笑)。

2ルームテント+レクタタープを組み合わせて使うことが出来れば、ありとあらゆる要望をかなえてくれる、超快適サイトが出来上がりますよ♪ただし、それには広めのサイトが必要になります。

レクタタープの設営方法~技あり編~ランドロック×シールドレクタL(フロント被せ・サイド被せ・小川張り)
6つのポールで四角い布を広げて張る「レクタタープ」。ヘキサタープより広い空間を確保しやすい反面、立てるのがちょっと面倒…っていうイメージがありますよね。でも、そんなレクタだからこその快適な空間が確保できる張り方をご紹介します。ファミリーキャンパーには最適ですよ♪

四角形のタープはヘキサタープに比べてポールを多く使用するので、少し設営に時間がかかりますが、タープ下を全面活用できるので、大人数におススメです。

ヘキサタープは2本のポールで立てることが出来るので、設営が簡単で速く出来ます。

スクリーンタープはテントのような形で、テントのように立てていきます。テントの設営くらい時間がかかるかもしれませんね~。

何だかんだで一番トータル設営時間が短いのは2ルームかもしれません。

テントとタープ部分がセットになっているので。

私は2ルームの名作「スノーピーク ランドロック」を愛用しています。基本はこれ1つで、夏や2泊3日以上ならレクタタープをセットで出す感じですね。

注意点③ 花粉

2月くらいから飛び始めるスギ花粉に、4月末くらいまで猛威を振るうヒノキ花粉…。

これさえなければ…春って最高なんですけどね…。

私は花粉症なのでメチャクチャつらいです。キャンプは“外”で“山の中”というシチュエーションが多いので…、花粉症の人にはメチャクチャきつい環境です。

ただ、はっきり言って家の中に居ても外に居ても花粉症の人はつらい症状に悩みますからね…。個人的には、どうせ辛いならキャンプ場で辛くなっても良いや…って気分で行きます(笑)。

ただし、家の中よりキャンプ場の方が確実に花粉を多く浴びるので、キャンプに行こうと計画を立てている場合、一緒に行く人は花粉症かどうかには注意を払ってあげましょうね。

最低限「大丈夫?行ける?」くらいは聞いてあげると良いと思いますよ~♪

解決法 …ある??

耳鼻科に行って・自分に合う薬を処方してもらって・マスクをして・眼鏡をするくらいしか思いつきません(笑)。

土器どきひろば 花粉完全防備

私もこの状態ですから(笑)。

花粉症なのに…それでも行くキャンプ中毒者…。

注意点④ 標高の高い所は雪があるかも

春は平地でもまだまだ最低気温が低い日が有ります。

高地なら、なおのこと寒いです。100m海抜が上がると0.6℃気温が下がるって言いますからね~。1000mの高地なら6℃も気温が低いんです。

そうなると…標高の高いキャンプ場ではまだまだ冬です。山の上の方なんか、雪が残っている場所すらも有ります。

あなたが春からキャンプを開始する理由は何ですか?冬用装備が無いからではありませんか?冬用装備が整っているなら、そういった場所もガンガンに攻めれますが、無ければ…

解決法 そんな場所へはまだ行かない

ここがポイント
無理は良くない!安全に楽しくをモットーに!

行かないのが一番です。

そういうキャンプ場は夏に行きましょう。そういった場所にあるキャンプ場は7月とかでも夜中は20℃を切るような快適な気温になることも有ります。

避暑地としては最高ですよ♪

魅力① 花見ができる

何よりも一番の魅力がこれですね♪

桜の季節のどき土器ひろば

桜の開花に合わせて「花見キャンプ」がめちゃくちゃ気持ちいいです♪

桜の時期はごく限られた期間ですけど、1日中桜を眺めながらゆったりとキャンプで宴会…これはこの時期しか出来ない至極の時間です♪

花見キャンプは…花粉症を押してでも行く価値有りだと私は感じています♪花粉症…ツラいけどね(笑)。

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魅力② そうは言っても冬よりは過ごしやすい

この春の期間全般に言える事ですが、やはり冬では無いので、冬のキャンプと比べると断然気楽です。

ストーブも必要無いですし、-7℃とかまで対応した冬向けシュラフも必要無いですし。

冬場はキャンプを止めていた方・初めてキャンプに行く方がデビューするには、気持ちのいい季節になって来ます。

この時期に使えるキャンプ道具を揃えておくと、4月~10月くらいまではその装備で過ごすことが出来ますよ。

3月・11月は日によっては“冬”みたいな寒さですが、この時期も寝る時は家で使う毛布をプラスする等で過ごす事も出来ますから、やはり冬に比べたら格段に敷居が下がると感じます。

3月や4月上旬はまだ人も少ないので、比較的キャンプ場が空いていることも嬉しい点です♪

人気のキャンプ場は1月・2月も満に近い状態ですが、まだ春先は全体で見たら比較的空いていますから、週末の天気を確認してから、キャンプ場予約ができるのも嬉しい点ですね♪

魅力③ 虫があんまりいないギリギリの時期

個人的には一番うれしいのがこの点です。

まだ害虫がほとんど居ないんです♪

6月くらいからはかなり蚊に刺されるし…真夏は蜂・アブが怖いし…ブヨも夏場は活発だし…その後も結局10月くらいまで蚊がいるし…。

でも、まだ春のこの時期はとっても少ない!!

たま~に居るけどね(笑)。

5月後半くらいからは対策をしていった方が良いかな~と思いますが、虫に悩まされない・気候が温暖な時期は貴重です♪

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ベテランキャンパーの愛用者が多い虫よけグッズは大体この2つですね~。

1つは「パワー森林香」!普通の蚊取り線香と違って、 効力を一層強化し線香の厚みを厚くして、煙の量が一段と多く出るようになっているのが特徴です。

そしてブヨがきらうハッカ油を成分として含んでいるパーフェクトポーション!この2つの組み合わせが鉄板ですね。

最近は冬でも街中では蚊の姿を見るようになって来たので…いつまでこの快適な環境が続くか心配ですが…。

春は過ごしやすくなって、キャンプを始めるには良い時期になりますが、まだまだ朝晩は寒い時期です。

しっかりと準備をして楽しいキャンプにしてくださいね!

それではまた!

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