皆さん、家庭で焼き鳥を焼きますか?
中には魚焼きグリルで・オーブントースターで焼くよ!という方も居るかもしれませんが、炭火調理の焼き鳥ってキャンプならではの料理だと思います。
炭火焼き鳥って…なかなか家庭では出来ませんよね?煙はすごいし・炭火は家の中じゃ出来ないし…。
でも、キャンプなら炭火・香り・煙はウェルカム!
今回はそんなキャンプで炭火焼き鳥&つくね串&皮串の作り方(レシピ)をご紹介します。
何より調理が超簡単・激安っていう大きなメリットも有りますしね♪
・焼き鳥とつくね串を作りたい方
・パリッパリの鳥皮串を食べたい方
・キャンプ当日はゆっくり遊びたいけど手作りの美味しい物を食べたい方
焼き鳥(モモ) & つくね串 &皮串 の材料
焼き鳥(モモ)の材料
〇白ネギ:お好みで
〇塩コショウ:下味用
〇竹串
キャンプ場で作る場合、忘れやすいのが竹串です。
出発前に竹串を忘れていないか確認をしてくださいね。
ネギに関しては、有っても無くてもどっちでも…(笑)好みで。肉オンリーの串の方が子供は好きだと思います。
タレは作れないことは無いですが…面倒なので、エバラ 焼き鳥のタレが手軽で便利♪
なので私はそれを使用しています。スーパーでは焼き肉のタレとかの近くにあると思いますよ。
我が家(大人2,小学生3)は鶏もも肉800g+つくね300g位を持って行きます。
各家庭で食べる量はだいぶ違うと思いますが、一応ご紹介しておきます。
つくね串の材料
〇卵黄:1/3個
〇青ネギ:10㎝くらい
〇日本酒:小さじ1
〇醤油:小さじ1
〇生姜(チューブ):小さじ1
〇片栗粉:小さじ1
〇竹串
〇サランラップ
つくね串の鶏ひき肉は出来るだけ鶏もも肉の挽肉を使用してください。
鶏もも肉の挽肉が無ければ鶏むね肉の挽肉でも出来ますが、少し硬い食感になります。
たまに鶏ひき肉としか書いていないやつも有りますが、どこの部位を使っているのかわからないので、食感・味が結構ギャンブルです。
そういう物の中にはモモやムネ以外の肉の食感がするやつに出会ったことも有り、つくねにするとマズい場合が有るので、出来るだけ鶏もも肉の挽肉を選んでください。
つくね串の場合、竹串は1本に付き最低2本必要になります。ちょっと多めに持って行ってくださいね。
そして、サランラップ!これを忘れると…つくね串の形を保持できません…。
出来ればつくね串は前日家で作って、冷蔵庫で冷やして持って行きましょう。
つくねを手でこねると体温で柔らかくなります。冷蔵庫で冷やしたら少し固くなり、焼きやすくなるのでね♪
皮串の材料
〇塩コショウ:下味用
〇竹串
鳥皮はもも肉に付いていたやつを使用します。
鳥皮串には特別な材料は必要ありませんが、美味しさは下処理で決まります。
作り方の項でご紹介しますね。
焼き鳥(モモ) & つくね串 & 皮串 の作り方(レシピ)
準備はキャンプ場でも出来ますが、串に刺す所までを家で行うことをお勧めします。
そこまでしておけばキャンプ場到着~晩御飯迄の時間が全て遊びに使えます♪
焼き鳥串の作り方(レシピ)
ネギは白い部分を長さ3㎝程度の大きさでぶつ切りにします。
次にもも肉の皮を剥ぎます。
剥ぎ方は…
①手で剥がせるだけ剥がす。
②片側の端がくっついていると思うので、包丁の根元部分等を押し当てて身と皮の間を切る様に剥ぐ。
これでキレイに取れます。皮は鳥皮串を作る場合は置いておきましょう。後程処理方法をご紹介します。
皮を剥いだ鶏肉モモ肉は、下の写真のように3ブロックに分けると切り分けやすくなります。
3ブロックに分けたら写真の様な1口大に切ります。
鶏肉の形に注意してバラバラにならない部分で切るようにすると、後で串に刺しやすいですよ。
あとは串に刺すだけです。
ネギまが好きならネギ多め、あまり好きでないなら肉多めや肉オンリーで刺していきます。
家で作って持って行く場合、袋に入れて持って行くことはおススメできません!
串がボチボチな確率で袋を破ります。
破れた袋から肉汁が出るので、クーラーボックス内が最悪になります…。
必ずタッパーやバットなどに入れて持って行きましょう。
最後に、焼く前に塩コショウで下味をつければ完成です。
つくね串の作り方(レシピ)
材料は以下の写真の通りですが、卵は卵黄のみを使用します。しかも1/3程…。
※卵は無くても作れますので、卵黄だけ使うのがもったいない場合は使わなくても大丈夫です。使う方がちょっと美味しいよ、というだけです。
※レシピの分量で卵黄1個を使うと…べちゃべちゃになり、串に出来ませんので注意してください。
青ネギは小口切りにします。(写真の青ネギはちょっと量が多いです、家では小口切り青ネギを多めに作って保存しているので…)
材料を全てボウルに入れて、粘りが出るまで混ぜます。
混ぜても緩い場合は片栗粉を増やしてください。
つくねを串に刺す場合は、竹串を最低2本使用してください。1本だと安定しません。
竹串2本とつくねを手に取ったら、竹串に伸ばすように付けていきます。
細長く成型したら広げたラップの上におき、①の部分を折って②の方向に巻いていきます。
全て巻き終えたらタッパーやバットに入れて、冷蔵庫で冷やして持って行きましょう。
捏ねてラップで巻いた状態のつくね串は体温で柔らかくなっています。冷やして持っていく事で、少し硬くなって焼きやすくなりますよ♪
キャンプ場でつくね串を作る場合は、ラップで成型後にクーラーボックスに入れておくと、少し硬く出来ると思います。
皮串の作り方(レシピ)
鳥もも肉から剥いだ皮には羽毛などが付いていたりするので、表面を水洗いして取り除きます。
洗い終わった皮の裏側(肉が付いていた方)を上にして、まな板の上に置きます。
皮の裏側には余分な脂がいっぱい付いていますので、包丁等を使ってこそぎ落とします。
黒枠のコレね、コレ。
鳥皮に余分な脂が付いていたら、パリッとした食感に成りにくいので、ここでしっかり落としておきましょう。
脂を落とした鳥皮は串に刺しやすいサイズに切っていきます。(大きさはお好みで…)
私はこれくらいに切りました。もうちょっと大きくても良いですけど、刺した時にダラ~んとするので、このサイズにしました。
皮に串を通すのが難しいですが、まな板に置いた鳥皮に串をグリグリと上下に押し当てるように通していくとキレイに刺しやすいです。
刺しやすいサイズにカットした皮を5枚ほど串に通したら完成です。
こんな感じでね♪後は焼く前に塩コショウで完成です。しっかり塩味で食べたい場合は、塩強めで。
私のおすすめは柚子胡椒♪
けっこう手間なので、家で串打ちまでしておく事をおススメします。
後は焼くだけ
後は炭火を熾して焼くだけです♪が、注意点をお伝えします。
つくね串が柔らかい場合や、網の温度が上がりきっておらず引っ付いている場合は、ヘラでひっくり返すとキレイに焼くことが出来ます。
無理にひっくり返そうとするとつくね串が分解します。
焼き鳥は塩も旨いですが、タレの場合はバットに入れて付けてると簡単にタレを絡めることが出来ますよ♪
中まで火が通ったらタレを付けて、再度焼いて完成です。
鳥皮串は柚子胡椒がおススメですよ♪
チューブの安いのでは無くて、瓶入りの気持ち高い(と言っても、チューブの倍程度の値段ですが)柚子胡椒の方が、香りと辛味が強くて、皮に良く合いますよ♪
私は焼き鳥の場合、ユニフレーム ユニセラTG-Ⅲを使用しています。
写真の通り、縦幅のサイズが焼き鳥にちょうど良く、竹串が炭火で焦げにくいのですごく焼きやすいです♪
ユニセラTG-Ⅲには別売りの鉄板もあり、焼き鳥の横で鉄板焼きステーキも楽しめるので、かなりおススメのBBQグリルです♪
卓上コンロなので皆で食卓を囲みながら焼き鳥が出来るのもうれしい点です♪
調理の準備も全て家で終わらせることも出来てキャンプ当日はゆっくり遊べるし、安いし旨い焼き鳥!我が家は結構な頻度でやってます(笑)。
それではまた!
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