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寝袋「封筒型」・「マミー型」 それぞれの特徴とおススメの使い方

封筒型とマミー型 キャンプ道具
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どうも!ぼるしちです!

キャンプの必須アイテム「寝袋」。シュラフとかスリーピングバッグとも言いますよね~。

この寝袋をいざ購入しようと思ったとき、長方形の筒状になっている封筒型と、ミイラの棺桶みたいなイモ虫のマミー型で悩みませんでしたか?

どっちがどういいの?どういう違いがあるの?自分はどっちを購入すればいいの?って、疑問に思いますよね。

なので、今回は寝袋の形に関しての記事になります。

封筒型・マミー型の両方を使い分けているぼるしちがそれぞれの特徴・おススメの使い方をご紹介します。

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ぼるしち所有の寝袋(シュラフ)紹介

まず、封筒型・マミー型の寝袋の特徴などの前に、私が所有している寝袋のご紹介です。

①子供用寝袋 封筒型のグローナイトキッズ (快適温度7℃以上・最低使用温度4℃以上)

素材…中綿:ポリエステル・表地&裏地:ポリエステル
サイズ…使用時:約66×167cm・収納時:φ21×34cm

②ISKA アルファライト700X (最低使用温度ー6℃以上)

素材…中綿:Micro Lite™ 700g使用・表地&裏地:ポリエステル
サイズ… 使用時:81(肩幅)×203(全長)cm・ 収納時: φ19×35cm 

中綿は独特の構造の化繊らしいです。ダウンではありません。

③大昔のコールマンの封筒型寝袋(最低使用温度不明 多分0℃だと思います)

素材…中綿:化繊・表地&裏地:綿
サイズ…使用時:約80㎝×190㎝・収納:φ35㎝×40㎝くらい

古すぎてネットでもあまり情報が出てこないので、表地&裏地は見た目と肌触りで判断しています。現行販売分でサイズが似ているのが下の商品ですが、全く別物です…。

④コールマン フリーススリーピングバッグ(最低使用温度10度以上)

サイズ…使用時:約190.5×83.8cm  ・収納時φ18㎝×29㎝

外国で発売しているモデル??コールマンの日本のHPには載っていませんが、普通にコストコで売ってました。フリースで出来ているペラペラのシュラフです。

今はこれに代わってるのかな…?最低使用温度とかが出てこないので、同品質か不明ですが…

寝心地などの比較で使用する分は②ISKAと③コールマンのシュラフになります。

封筒型の特徴

それではさっそく封筒型の特徴から見ていきます!

実際に封筒型に寝てみたらこんな感じになります。

店頭では実際に潜り込んで試し寝なんてなかなか出来ないから、こんな細長い筒で寝れるの??って思うかもしれませんね~。実際はどうなのでしょうか??

メリット

実際は封筒型は家の布団に近い感覚で寝れる

横のファスナーを開けて寝ると足も出せるので暑い日も温度調整しやすいです。

・寝袋の中で足をあぐらみたいに組んで寝れます!

・寝返りが寝袋内で出来ます!!


束縛されたくない貴方にピッタリ…そんなゆとりが待っています(笑)。

デメリット

寒さに対しては弱いんです…。

写真を見てもらったら分かる通り、頭から下…だいたい肩くらいまでが外気に当たるんです。

最低気温15℃くらいの時期ならね、季節に合った普通のパジャマで寝てても寒さなんて感じないんですけど…。

10℃を下回る時期になってくるとマジで肩から上だけが異様に冷える…。腹から下は暖かいのに…肩から上だけがキンキンに冷えてくる…。

封筒型で寒い時期に寝ようと思うなら、上着を着てマフラーかストールを首回り&顔周りに巻いて寝ないと、寒さで寝苦しくなります。

そしてもう一つ…

収納サイズがデカい!

一番最初の写真を見てもらえると分かるんですけど、②のマミー型に対して、封筒型は圧倒的にデカいんです。③はかなり昔の寝袋ですけど、新しい寝袋でも最低使用温度0℃くらいの封筒型を購入しようとしたら、かなりでかい寝袋だなって思うと思います。

限界温度ー7℃の②のマミー型よりも、①の限界温度4℃の小さい子供用の方がデカい始末です(笑)。

封筒型は快適空間をしっかり採れる分、使っている綿の総量が多いんでしょうね。だからどうしても収納サイズがデカくなっちゃう…。

快適さとのトレードオフですね~。

子供の封筒型も基本的には同じですね~。

子供は寝相が悪いことが多いので、寝袋の中で寝返りも自由に出来て、足も暴れ放題の封筒型は寝心地が良いみたいですが、寒さには弱いです。

マミー型の特徴

続いてはマミー型です。

マミー型で実際に寝ている写真がこちらです。

第一印象…窮屈そう(笑)。実際はどんな特徴が有るのかな??

メリット

暖かいです!!

っぽり包まれるので全体的に暖かい!!

・かなり寒い日は首回りを閉めて外気を完全ブロック!!


・寝返りが寝袋内であまり出来ません!フィットしてるから寝返りも寝袋と一緒!

寒さに負け続ける貴方にピッタリ…そんな包み込まれる暖かさが待っています(笑)。

上の写真の首元の部分、顔の部分を絞れる様になっていて外気をシャットアウトできるんです。

あと、全体的に体にフィットする形なので、全体的に温かさを感じることが出来ます。

それでいて、ISKAなら「ゆったり足元」で窮屈さをあんまり感じない。

MON-BELLなら独自のストレッチシステムで高い伸縮性を確保し、体の動きが結構自由らしい…(使った事が無いから噂しか知りませんが…)。

そして何より!
収納サイズがかなりコンパクト!!

冬キャンプってね、ストーブは増えるし、それに対応した燃料は持って行かないといけないしで、かなり車の積載量の限界に挑戦する必要が有るんです。

そのなかで寝袋(シュラフ)って、めっちゃくちゃ体積がデカいんですよ!!

それがね、-7℃まで使用可の化繊の寝袋(シュラフ)ですら、子供用の限界温度4℃の封筒型よりも小さくなるんです!

これはメチャクチャデカいメリットです♪

デメリット

当然デメリットも有ります。

すっぽり包み込まれる形の特性上、封筒型に比べて窮屈さは感じます。

シーズン最初だけですけどね。シーズン最初っていうのは、初夏~秋口は封筒型を使用して、晩秋~春はマミー型を使用しているので、晩秋の最初のマミー使用時って事です。

だから、1回使って寝ると“慣れ”ます。

家では布団を足で挟んで寝たいタイプのぼるしちですら、1回寝て慣れたらその後は普通に寝ることが出来ます。

そして、封筒型に比べたら高めの商品が多い。

ISKA アルファライト700Xはメーカー希望小売16,000円(19年10月現在)です。

おなじ化繊で、最低使用温度6℃の夏向け製品のアルファライト300Xでも12,000円します。

ダウンになると50,000円を超えるものも有ります。

でもね、ISKA・NANGA・MON-BELL等のマミー型シュラフのメーカーはそもそも品質が良いので、値段が高いっていう事も理由に有ります。

コールマンのグローナイトキッズは収納用の留め具が付いてなかったりとか普通にありますから(笑)。まぁ、4,000円しないものですし。

さすがにね~、パーツが足りないまま出荷しているのには笑いましたけど。使えるから問題ないんだけどね~!

だからどっちが高い・安いってのは一概に言えないし、マミー型でも安いのはネットでは結構あります。

ただ、同じコールマンで見ても封筒型よりマミー型の方が若干高い値段設定になっています。

かなりおススメ シュラフの重ね着スタイルにも使えるフリースシュラフ

封筒型・マミー型の特徴が分かった所で、おススメのシュラフがあります。

とりあえずこれが有ったら役に立つ的な。

それがコレ!

フリース寝袋!!夏はこれ1枚でOK!

そして肌寒い時期は寝袋にフリースをIN!

子供のシュラフなんか特にペラペラなので、重ねて使うことが多いです♪

夏はね、こうやって封筒型の寝袋を開いて下に敷いて、フリースも開いてお腹なかにかけるだけの、完全に家寝スタイルです♪

使っているコールマンのフリース スリーピングバッグはこっちに変わったっぽいです。

でも今はすでにそれがオールインワンになっているセットが販売されているんですよ!

3つの寝袋がセットになって14,000円を切っているらしいです。使用下限温度はー11℃!!

とはいえ封筒型なので肩から上の防寒は必要だと思いますが…。これは便利そう!

1つの寝袋セットでいろんな気温に合わせて使い分けれるなんて、もっと早くに欲しかったよ…。別個に揃えちゃったじゃないか…。

ぼるしちは季節によって使い分ける

上述の通り、夏は封筒型のシュラフを開いて敷布団+フリースシュラフです♪

就寝

初秋等の最低気温10℃よりもちょっと暖かい、12℃以上くらいの時は封筒型のシュラフで寝ます。

10℃を切るあたりから氷点下の気温の時はマミー型になります。

気分によっては10℃くらいなら封筒型+フリースにもなります。連泊で1日目は寒いけど、2日目は気温高めの予報の時とかね。

季節・気温によって使い分ける事が出来れば、かなり快適な睡眠時間が確保できますよ~♪

やっぱりね、真冬はマミー型が良いですよ♪封筒型ではカバーできない肩から上って、結構きつい冷え方しますから。

ただね、いまぼるしちの注目アイテムがSnugpakなんですよね。

使って分かった良コスパ寝袋(シュラフ) スナグパックの使い心地
各国の軍隊に正式採用されているスナグパックのシュラフ。一般向けモデルのマリナースクエアを使用して感じた使い心地をご紹介します。スナグパックのシュラフがどんな使い心地なのか?そこから感じたコスパは、実際どうなのか?そういった点を見ていきます。

快適温度-7℃!!価格8,000円程度!!下は封筒型なのに肩も首もカバー出来てるし!!

封筒型の見た目だから、マミー型よりちょっと大きい収納時:φ26㎝×46㎝だけど、アリじゃん!!

これ、結構欲しいんですよ…、子供の冬用寝袋に…。いままで、コールマンのやつ+フリース+毛布だったから(笑)。

使ったことありませんけど…人型寝袋もあるよ

ちなみにこんなのも有ります(笑)。

べつにギャグ商品というわけではなく、キャンプテンスタッグやDODからも出ているんです。

夜中動物がテントに入ってきても、寝袋に入ったまま戦えますね(笑)。

いろんな寝袋が有りますけど、是非…これだ!っていう物を吟味してみてくださいね~♪

寝袋の温度(気温)に関してはこちらをご覧ください。

寝袋(シュラフ)の限界温度と快適温度の違い&実際の快適温度 季節別の私のおすすめのシュラフもご紹介します
寝袋(シュラフ)ってどの温度を買えばいいの?限界温度・快適温度って何?私の経験から、実際どれくらいの温度で快適に眠れるのかをお伝えします(あくまで私の体感です)。さらにその経験から、私の季節別のおすすめのシュラフもご紹介します。

それではまた!

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