キャンプ用ラックとして人気のウッドラック
家庭でのキャンプ用食材カゴの収納場所に困っていた際に見つけたのですが、使ってみるとかなり良い!
家庭での収納棚としても、キャンプ場でのラックとしてもかなり良い感じの見た目・使い勝手でした。
私が使用しているのはアルパイン ウッドラックですが、そちらの特徴を中心に木製ラックの魅力に迫ります。
・色んなカゴを収納するラックを探している方
・家でもキャンプでも使えるラックを探している方
アルパイン(ALPINE)Move ウッドラックとは?
アルパイン Move ウッドラックの特徴
アルパイン Move ウッドラックには段数が3段or4段、幅がノーマルorワイドの4種類が有ります。
私が使用しているのは4段のノーマルタイプです。
(収納時):横46.5×奥40×高12.5㎝
(棚内寸):横40.3×奥30×高24.4/27.4㎝
〇重量:4.0㎏
〇素材:天然木(表面加工 オイルステイン)
〇耐荷重:1段に付き10㎏
サイズの高さが2段表記になっているのは、高さを2段階調節出来るからです。どのように変更するのかは後程ご紹介します。
4段・ワイドタイプのサイズは…
展開時:横60×奥30×高84.5/93㎝
収納時:横60×奥40×高12.5㎝
重量:4.9㎏
3段・ノーマルタイプのサイズは…
展開時:横46.5×奥30×高57/64㎝
収納時:横46.5×奥40×高9㎝
重量:3.0㎏
3段・ワイドタイプのサイズは…
展開時:横60×奥30×高57/64㎝
収納時:横60×奥40×高9㎝
重量:3.8㎏
ノーマルとワイドの横幅の差は20㎝あり、幅60㎝のラックはかなりゆとりがある大きさになっています。(60㎝の幅はユニフレーム フィールドラックと同じ横幅になります)
キャンプ用なので小さく収納・大きなラックに
私は主に家での、キャンプ用にまとめている食材カゴ入れを保管する目的で購入しましたが、キャンプ用ラックという事で、持ち運びを前提に作られたラックとなっています。
なので、コンパクトに収納・簡単組立が可能です。
実際に畳んだ状態の写真がこちら…
組み立て方は若干のコツが必要ですが、簡単です。
<組み立て方>
まず、横倒しにして伸ばします。同時に各棚を写真の様に上の方に上げて置きます。
上にあげた各棚を降ろし、棚受けにかけていきます。これで完成!
キャンプ用なので「何度でも畳めて・組み立てる」事が可能なラックとなっています。
収納時に各棚が固定されるわけでは無いので、持ち運びの際には何かしらの袋が無いとちょっと大変です。
私は家で余っていたユニフレーム フィールドラック用トートバッグに入れています。写真の通り、結構フィットしていますが、ワイドタイプではフィールドラック用トートには収納出来ません。
3段・4段のノーマルタイプのみ、フィールドラック用トートに収納可能です。
袋以外では、コンプレッションベルトが棚板の固定に便利です。
あのカゴがミラクルフィット!デザインも家・キャンプどちらにも合う!
私がこのラックを、家庭でのキャンプ用にまとめている食材カゴ入れを保管する目的で購入した理由がこちら…
“あのカゴ”達がまぁ見事にミラクルフィットするから!
よく雑貨屋で見かけるあのカゴ・ダイソーやセリアのあのカゴがまぁ見事にフィット!
まず上から2段目の取っ手付きのカゴから…
横38.4×奥25.5×高20.5㎝
次にその下の小さな横並びのカゴ…
横30×奥20.2×高15.9㎝
最下段のダイソーのアルティメットラック…
横40×奥27.7×高15.2㎝
これらが見事に収納されました♪(それぞれのサイズは実測値の為、約〇㎝です)
我が家はキャンプに頻繁に行くため、キャンプ用の調味料をカゴに入れて常備しています。家庭用の調味料が切れた際はキャンプ用から補充する事も有れば逆もまた有るのですが、頻繁に行くので毎回家庭用の調味料をカゴ詰めして持ち出すという事はせず、キャンプ用に常備しています。
同時に、薬箱もキャンプで持ち運べるようにカゴに入れて常備しています。こちらは家庭用と共用ですが、持ち運び可能なカゴに入れているというだけです。
これらのカゴがね…いつも家庭内で収納場所が無く、床に直置きだったんです。
でも、これほどミラクルフィットする棚がやってきてからは、家庭でもスッキリ収納できるようになりました♪
でも、これほどミラクルフィットする棚…家庭だけではもったいなく感じて来て…
キャンプでも使って見たら、まぁ快適な事(笑)!
家でカゴがスッキリ収納できるんだから、キャンプでも当然スッキリ収納できるので、快適です♪
木製って見た目も良いですからね。サイトが暖かい雰囲気になって、これは良い♪
高さは2段階調節可
先ほど軽く触れましたが、このラックは高さを2段階調節出来ます。
まずは写真をご覧ください…
カゴを入れてみた様子がこちら…
カゴを入れる場合はHIGHにしておくと、カゴの中が取り出しやすいのでおススメです。
キャンプでロースタイルを選択している方・お座敷スタイルの方はLOWポジションの方が手が届きやすいのでアリかもしれませんね。
入れる物が取り出しやすい高さにしておく事が大事なので、HIGHポジションが多くなるように感じます。
LOW・HIGHの変更方法ですが…
最上段の棚受けを写真のように変更するだけです。
簡単に変更できるので、HIGHにしていたけどちょっと高いな…と思ったらすぐにLOWに変更、その逆もすぐに出来ます。
注意 オイルステイン仕上げのみです
天然木にオイルステインが塗られています。
と言うと…防腐・防カビ等の効果が有りそうに見えますが、基本的にオイルステインにそれらの効果は有りません。
オイルステインの目的は木目を生かした着色なので、そういった効果は無いものとして考えておいた方が良いと思います。
防腐・防カビ・防虫効果のあるオイルステイン(キシラデコールのような)もありますが、表面が加工されているから雨ざらしでも問題ない!と考えずに、基本的に濡れないように注意しつつ、濡れたらきちんと乾燥させて保管するようにしましょう。
アルパイン ウッドラック と ユニフレーム フィールドラック の差
木製のアルパイン Move ウッドラックと、金属製のユニフレーム フィールドラックのどちらにしようかと悩む方は…あんまり多く無いかもしれませんが、両方持っているので比較して見ました。
ウッドラック4段・幅ノーマルタイプと、フィールドラック4枚の比較になります。
全体的な見た目の差を写真と共に比較していきます。
収納時がこちら…
ウッドラック(収納時):横46.5×奥40×高12.5㎝ ・ 重量4.0㎏
フィールドラック(収納時):横60×奥35×高4㎝ ・ 重量6.8㎏
ウッドラック(展開時):横46.5×奥30×高84.5/93㎝
フィールドラック(展開時):横60×奥35×高85㎝
ウッドラックを高くしたらこんな感じ…
ウッドラックの4段は、最下段が地面に付いているので4段分しかスペースが無いのに対し、フィールドラックは地面を含めて5段分になります。
なので、背の高いカゴ等は積み上げたフィールドラックにはちょっと積みにくい…
対してアルパイン ウッドラックは高さに余裕が有るので背の高い物も入れやすいという特徴が有ります。
素材面・組み立て方の違いからの使い方の差…
木製は熱したてのスキレット等を置くことが出来ません。焦げますから。
鉄製のフィールドラックは激アツのスキレットやダッチオーブン等も余裕で置けます。
ウッドラックは使わない物を収納するためのラックとしてしか使えません。
フィールドラックはそれぞれが独立したラックなので、1枚だけ組み立ててサイドテーブルとしての使い方も出来ます。積み上げてラックとして、横に広げてテーブルとして、その時の状況に合わせて使い分ける事が可能です。
収納面ではフィールドラックには及ばず…
積載スペースに余裕がない場合・ラックとして以外にサイドテーブルとして使いたい場合はフィールドラックの方が優秀と言えますが、フィールドラック1枚(4,500円)分でウッドラック4段(4,490円)が購入できるので、どちらもそれぞれメリット・デメリットがあると言う感じですね。
両方を使ってみると、多機能性でのフィールドラックの優位性が目につきますが、純粋なラックとしては、ある程度背の高い物も収納可能・価格が安いという点で、フィールドラックよりも優秀な面も見受けられます。
使用目的がウッドラックにちょうど合っているのであれば、ウッドラックはおススメです♪
アルパイン以外のウッドラックもご紹介
キャプテンスタッグ WOODEN MOVE RACK
段数が2~4段、幅が46㎝・60㎝のサイズ展開となっています。
2段のサイズ(展開時):横46.5(or 60)×奥30×高30.5/34㎝
3段のサイズ(展開時):横46.5(or 60)×奥30×高57/64㎝
4段のサイズ(展開時):横46.5(or 60)×奥30×高84.5/93㎝
サイズの高さが2段表記となっていますが、こちらもアルパインと同じ方法で2段階調整可能となっています。
さらに天然木のオイルステイン仕上げということで、2段タイプがある以外はアルパインと同スペックでの展開です。
ビジョンピークス アカシアウッドラック
サイズ(展開時):横70×奥30×高84.5㎝
アカシアを使っているのが特徴です。アルパイン・キャプテンスタッグは天然木と言うだけなので、どの木材かは不明です…。
アカシアでもそれ以外でも、いずれにしてもオイルステイン加工が施されているので、そんなに大きく見た目は違わないと思いますが…。
テントファクトリー ウッドライングランドラック
3段サイズ(展開時):幅41.5×奥30×高57.5cm
4段サイズ(展開時):幅41.5×奥30×高85.5cm
使用時棚内寸:幅35.5×奥30×高24cm
こちらはハードウッドにラッカー塗装なので、質感が違います。水に弱いハードウッドの補強目的でラッカー塗装をしているとの事ですが、ハードウッド系は屋外用木材としても耐久力が有ると思うのですが…。私がウッドデッキを自作した際も、ハードウッドから素材をチョイスした位なので。
材質の表記をわざわざハードウッドと書いて有るくらいなので、アルパインやキャプテンスタッグの天然木よりも耐久力は上だと思います。
それにしても、ハードウッド+ラッカー塗装なので、写真で見ただけでもツヤっときれいですね♪
その他、キャンプ向けのウッドラックはかなり多くのメーカーから販売されています。それこそ、ホームセンターのPBまで…
下記からはキャンプに使えるウッドラック各種の検索結果を表示させています。掘り出し物のラックが見つかるかも?
私はアルパインのウッドラックですけどね♪
お気に入りのラックでキャンプの収納を見せる収納に変えてみては?
それではまた!
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