地味に使えるギア「ロゴス ピラミッドグリルコンパクト」
ファミリーキャンパーである私はそこそこ活用しています。
基本はチョイ焼き用という事で、ソロ用程度のサイズですけどね。主にチョイ焼き目的で常にギアボックスに忍ばせています。でも、それ以外にもチャコスタ・子供の火遊び程度の焚き火も出来なくは無い。
今回はそんなロゴスピラミッドグリルコンパクトを私が常に携帯している理由を、その魅力をご紹介します。
・ピラミッドグリルコンパクトの活用法を知りたい方
・ソロ用サイズのグリルをファミリーでどのように使っているのか知りたい方
ロゴス ピラミッドグリルコンパクトとは?ソロ向けサイズ程度のチョイ焼きBBQグリルです
ソロ用程度のサイズなので、めっちゃコンパクトです。
サイズ(組立時):19×19×15㎝(※焼網 16×16㎝)
(収納時):24×18.5×3.5㎝
主素材:ステンレス、スチール
専用ポーチに収納で、セカンドバックより小さい程度の大きさ。厚さ3.5㎝となっていますが、私は毎回5㎝になります。おそらく仕舞い方だとおもいますが。
5㎝でも非常のコンパクトです。
常にコンテナボックスの中に忍ばせて、毎回キャンプに持って行っています。ちなみにこいつのセールストークは…
・週末のこだわり、お手軽炭火焼グリル
・手軽に楽しむベランダ炭火焼!
・瞬間組立約10秒
確かにそれもアリでしょう。しかしファミリーがメインで炭火焼をするには…当然小さいです。2人であればお手軽ベランダ炭火焼程度はギリ出来るかも~…というサイズです。
私が常にコンテナボックスの中に入れている理由は別の所に有ります。
私が常に携帯している3つの魅力 チャコスタ・焚き火・チョイ焼き
チャコスタとして使える
チョイ焼き以外の使い方のメインとして、チャコスタ代わりに使っています。如何にチョイ焼きが素晴らしいか、それは後程お伝えします。
最初に言っておきます。
チャコスタほどの性能は有りません。が、何も無いより確実に炭を熾しやすいです。
原理は下の通り…
着火剤から発生した熱が上昇気流を生み、自動で空気が送り込まれます。
「常にうちわで仰ぎまくった状態が自動で作られる」ようなもんです。火おこしが格段に楽になります。
ピラミッドグリルコンパクトをご覧ください。
※ロストルをロストしたので、この写真では100均のバット用水切り網をカットして代用しています。本来のロストルとは違います。
小さな底面開口部が効率よく空気を呼び込みます。
チャコスタは円柱・四角柱・三角柱のような筒形構造に対し、こちらは逆四角錐(逆ピラミッド)型なので、上に行けば行くほど煙突効果で生まれた上昇気流による風が弱くなりますが、底の方は煙突効果が期待できます。
※チャコスタとして製品化されている物の方が、高効率なのは間違いありません。あくまで代用です。
チャコスタとしての使い方は簡単。着火剤を一つ、一番下に置きます。
※着火剤は何でもいいですが、私のお気に入りはコレです。ピラミッドグリルコンパクトと組み合わせるとキューブ1つでもオガ備長炭にギリギリ着火が可能です。
あとは炭を突っ込み、着火剤に点火。底から空気が送り込まれ続けるので、炭をきちんと組まなくてもOKです。
ファイアーライターが燃え終わる頃にはこの通り…もう熾火♪
※着火剤に点火したら炭をあれこれいじらずに、ひたすら15分程待ち続けるのがポイントです。ピラミッドグリルコンパクトを使う炭熾しは焦らず・じっくり・ほったらかし♪炭を熾しきりましょう!
しっかり熾れば、後はこれを大きなBBQグリルに移して、その上に炭をくべて放置しておくだけでBBQが開始できます。
実際チャコスタとして使用するときは、メインのBBQグリルの上に置いて炭熾しをしています。十分に炭が熾ったら、そのままひっくり返して終わり♪
比較でユニフレーム ファイアグリルに同じ着火剤を1個、その上に炭を置いて点火してみました。
ファイアライターから炎は上がるものの…
ファイアライターが燃え尽きた段階で崩してみるとこの通り…炭にあまり火が回っておらず、熾火状態の炭はほぼ無し。
一部炭に火が付いていますが、これではちょっとねぇ…という程度。
煙突効果が望めないファイアグリルでは、私が思う最強の着火剤「ファイアライター」でもきちんと熾火にはならずという結果でした。
チャコスタの方が1回で熾せる炭の量が多いので、チャコスタ単体として見れば使い勝手は良いです。
が、チャコスタは基本的には炭熾しとしてしか使えません。
メインはチョイ焼き。それ以外にBBQ開始までに少量の炭を熾火にする為にチャコスタの代用として使用。そんな使い方を私はしています。
子供の焚き火(火遊び)にちょうど良いサイズ
これは完全におまけですけどね(笑)。子供が木の枝とかをくべるのにもちょうどいい大きさかな~と感じました。
子供を火から遠ざけるのが普通かと思います。火は本当に危ないですから。大人でも大変危険ですので、なおさら子供は火から遠ざけたくなりますよね。
しかし、いつまでも遠ざけていると、火の危険性を認識できないのでは?という事で、私は子供にも炭の火熾しや焚き火のお世話をしてもらう事が有ります。
その練習というと大げさですが、チョイ焼きの後に拾ってきた小枝で焚き火の真似事も出来ちゃいます。
ガチな子供の火遊びなので、必ず大人がそばに付き、いつでも鎮火出来る状態である事が大事ですが、火の扱いを覚えるにはちょうど良いなと感じました。
コレだけ小さいと、まともなサイズの薪や枝はくべれませんから、小枝で遊ぶ程度しか出来ません。なので、通常の焚き火よりは比較的扱いやすいです。
炭を使わない予定の日でも、ちょっと炙りたい…
私がなぜいつもコンテナボックスの中にこいつを忍ばせているのか…それは、いついかなる時も炭火でチョイ焼きが出来るようにする為!!
基本はコレです♪
何回もキャンプに行っていると、鍋をしたり・出来合いの簡単な物で済ませたり、もっと言うとカップラーメンで良いや…「今回は楽に行こうや~」、そんな時も有りますよね?
でも、キャンプまでの道中にサラミ買っちゃった・海鮮買っちゃった・少量のお肉買っちゃった…
道の駅などに寄ると、そんな事も有ると思います。有料のキャンプ場だと炭程度は簡単に手に入りますが、BBQコンロはがっつりしたのを借りるしかない。それはちょっと…焼くのなんてごく少量…
そんな時!
コレですよ♪
鍋の横っちょでチョイ焼き♪カップラーメンと一緒にチョイ焼き♪
下の写真はストーブの上でギョーザ鍋をした時の物ですが、その脇でソーセージをチョイ焼きしています。
ソーセージやサラミ、BBQグリルとしては小さいけどそこそこ焼けます。
上の写真は網を社外品に変更しています。純正の網だとこんな感じ…
とっても美味しそうなハマグリ売ってるじゃん♪あ…でも、今日BBQグリルが無いや。うわ…やっちまった…。
あ!ピラミッドグリルコンパクトがコンテナボックスの中に忍ばせていたよ!
おつまみ程度の量であれば、ファミリーキャンパーでもこれで十分です。非常にコンパクトなおかげで、コンテナボックスに常にINしておけるBBQグリル…
キャンプで鍋やおでん等、炭火を使わない料理をそこそこする私は、道の駅などでついつい炙りたくなるおつまみを購入してしまいます。
なのでこいつが手放せません。
その他、ビーフシチューを作った時はパンを炙る為に使ったりもしました。
ビーフシチュー自体は大きなBBQグリルとトライポッドに吊るしたダッチオーブンで作りましたが、パンを炙る用に炭をピラミッドグリルコンパクトに移しました。
トライポッドでビーフシチューを作った時の大きなBBQグリルは汚れていないのでそのまま収納、洗うのはピラミッドグリルコンパクトだけ。小さなグリルなので、洗うのもラクチン♪
そんな使い方も出来ます。
さらにはこんな使い方も(笑)…
ソロやデュオで、炊き込みご飯+ちょっと海鮮を焼く程度なら、こうやって炊き込みご飯を作った後に網を乗せて焼きに転用しても良いですよ。
焼き網ですが、CAMPING MOON X-miniの焼き網が使えます。焼き網がダメになってきたら交換するのもアリですよ(網はロゴスの袋に入らないサイズですが)。
これに変える事のメリットは「焼き網の高さを調節できる」これに尽きます。
炭を入れ過ぎたら網を高くして、炭が少なくなったら低くして…。めっちゃ便利です♪
ロストルをロストした場合…キャンピングムーンのロストルがピッタリ使えます。
ちなみにナンを焼いた時にソトメシンガーZとコラボ(ミラクルフィットしてます)して、ダッチオーブン蓋を熱するときの熱源としても活躍しました。
チョイ焼きがメインですが、チャコスタ・たき火(遊び程度)の3役を1台でこなせるのは有難いです。
ネットサーフィンしていたらこんな鉄板も見つけました。使用した事はないので、紹介程度ですが…。
個人的には鉄板はスリット無しが好きです。
スリット無しだと、豚キムチや目玉焼きなどの流体系や、もやしなどの細かい系も焼けますからね。
小型だけどファミリーキャンプのメインBBQグリルとしても使いたいんだ!という方には、より大量に焼きを楽しめるけどコンパクトなユニフレーム ユニセラTG-Ⅲがおススメです。焼きメインで小型のグリルを探している方はぜひご覧ください。
以前ピラミッドグリルコンパクトの汚れを落とそうと奮闘した事がありました。チャコスタとして使ったら、特に洗わずに収納しているので…汚れがたまっていましたので(笑)。
それではまた!
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