地味に有能なギア「ロゴス ピラミッドグリルコンパクト」の魅力を紹介します!
私がこれを買ったときは、なぜだか妙に見た目が気に入って、どこでどう使うかも考えず購入しちゃったんです。ファミリーキャンパーなのにね…コンパクトを(笑)。
なので、どこでどう使うか購入から半年以上見つけられず…ずっと眠っていました(笑)。
でも無理やりにでも使ってみたところ「こいつスッゲー良い!!」って使い方が見つかったのでご紹介します!
・ピラミッドグリルコンパクトの活用法を知りたい方
・ソロ用グリルをファミリーで、どう使っているのか知りたい方
ロゴス ピラミッドグリルコンパクトって??ソロ向けグリル兼たき火台です
通常の焚火台は4人ほどで囲める大きさなのに対して、ソロキャンパー向けにギュッと小型化した炭火焼グリル兼たき火台がピラミッドグリルコンパクトなんです。なので…
組立時: 19×19×15cm
収納時: 24×18.5×3.5cm
専用ポーチに収納で、セカンドバック程度の大きさ。でもカタログスペックで厚さ3.5㎝となっている所…5㎝なんですけど、うちの子。しまい方の問題??

と、めっちゃくちゃ小型なんです。なのでね、正直ね、購入当時はファミリーキャンパーの私が何を思って買ってしまったのか状態でした…。「これ、どうすんの??」って言われたりして…。
こちらはロゴスのホームページでも記載されているメリットですが
・週末のこだわり、お手軽炭火焼グリル
・手軽に楽しむベランダ炭火焼!
・瞬間組立約10秒
となっています。
実際に私が使って見た所
「あれ!?こいつの魅力って…もっと別のところにあるんじゃない!?」
と、気づいたので、その魅力をご紹介します。
そんなソロ向けグリル兼たき火台をファミリーキャンプでどう使う?
ではさっそくその魅力って何なのかを紹介していきます!
最大の魅力はこれだと思っています!
チャコスタとして使える
チャコスタをご存知ですか?ファミリーキャンパーには一家に一台をお勧めします!
チャコスタ・・・
炭を簡単に熾火(おきび)まで持っていける道具。チャコスタの一番下に着火剤、その上に炭を置き、着火剤に着火すると煙突効果で自動で空気が送り込まれ、簡単に炭を熾火にできる。
原理は下の通りです。
着火剤から発生した熱が、チャコスタという煙突のおかげで上昇気流になるので、自動で空気が送り込まれます。
なので、「常にうちわで仰ぎまくった状態が自動で作られる」という素晴らしい状態が自動で出来上がるんです!
そして、このピラミッドグリルコンパクト、実は同様の効果が得られます!(※本家チャコスタ程、高性能ではありませんが)
実際に焚火台なんかでチャコスタ代わりになるのか、見ていきましょう!
まずは、私が思う最強の着火剤「ロゴス 防水ファイアーライター」を一つ、一番下に置きます。
※着火剤で何を買うか迷った場合は迷わずこれをお勧めします!ぶっちゃけ防水なんてどうでもいい(主成分はノルマルパラフィン)。それより固形なんでめっちゃ扱いやすく、10分ほど燃えるし、パラフィンなのでまぁよく燃える燃える!
※ロストルをなくしたので、ロストル部分が貧相でスミマセン…

あとは適当にどかどかと炭を突っ込みます!この時点できれいに組んで炭を配置する必要はありません!なんたって着火剤が最強ですから!

ファイアーライターが燃え終わるころにはもう熾火です!

比較でユニフレーム ファイアグリルで同様の方法で火起こしをしてみました。
一番下にファイアライターを一つ置いて炭を積んで、着火。ファイアライターからの火が上がり始めました…

ファイアライターから少し炭の方に火が回っていますね~。

ファイアライターが燃え尽きた段階で崩してみました。このタイミングで真ん中にわずかにまだ火が上がっていますが、一部白くなっただけでした。
このまま火の上がっていたところに細めの炭をくべてみましたが、着火ならず…。

煙突効果が望めないファイアグリルでは、私が思う最強の着火剤「ファイアライター」でもきちんと熾火にはならずという結果でした…。
ちなみに人気のチャコスタとしては…
が有りますが、収納サイズが28×19×3㎝なんです。
収納サイズがピラミッドグリルコンパクトと似たようなサイズ。
ただし、展開サイズが19×24.5×28cmなので、一度に火起こしできる炭の量はチャコスタⅡが優秀ですね~。
ちなみにピラミッドグリルコンパクトとチャコスタⅡは似たような値段です。
純粋にチャコスタとしての性能を見ると、当然チャコスタの方が優秀ですが、ピラミッドグリルコンパクトはもともと小さなBBQ台としての機能がメインなので、活用の幅が広いです。
チャコスタとして見た時も、ある程度の炭さえ熾火状態にできれば、あとは追加で炭をくべるだけで火を回すことが出来ますので、一気に大量の炭を熾火に出来なくても、個人的には問題なしです。
子供が焚火デビューするにもちょうどイイ大きさ
子供を火から遠ざけていませんか?
普通は近寄らせないですよね。本当に危ないから。子供のみならず大人でも火の不始末で火事などになった日には大変なことになりますから。
なおさら子供は火から遠ざけたくなりますよね~。
でもこのコンパクトグリルなら、小さく割った薪か小枝がちょうどいいサイズなんです。
むしろ、それ以上の普通サイズの薪は使えません。
なので、子供が初めて薪(というか枝)をくべて火がどんなものなのかを勉強するにはちょうどいいサイズなんです。

子供が落ちていた小さな枝を探してきて放り込んでいるんですが、さて火は上がるのか…?中には熾火になった小さな炭を火種として入れています。

なかなか火が上がらなかったんですけど、そのうち燃えて火が上がてきました!目の前で自分が付けた火なんで誇らしそうです♪
自分で焚火をする事で、火が熱いことを知ることも出来るし、簡単に燃えるものが近くにある危険も知ることが出来るので、必ず大人がそばについた状態で火の扱いを覚えていくにはこういった小型の焚火台はちょうどいいと思いますよ~!
大きな薪と違って、そんなに大きな炎には成りにくいですからね。
鍋料理の横っちょなんかで「ちょい焼き」にぴったり!
そして最後の使い方がコレですね!
ちょい焼き♪
冬キャンプでは何を食べますか?
私は鍋か煮込み料理をよく食べるんですよ~。でも、やっぱりそれだけじゃちょっと寂しい…
キャンプに行ったら、やっぱりなんかおつまみを焼きたいな…ってよく思うんです。
そんな時に優秀なちょい焼きグリルになるんですよ~。
昨シーズンはこんな感じで使用していました。
※タクードはランドロック内での使用が認められています。が、炭を扱う場合は一酸化炭素濃度が上がるため、一酸化炭素チェッカーを2台使用し、かつ冬でもメッシュも使わずどこか1面は開放して換気に気を付けています。

ちなみにピラミッドグリルコンパクトの下にひいているのは、DIYテーブルのペグテーブル天板です。

シシャモとか、手羽先とかを焼いておつまみに♪サラミなんか炙っても美味しいですよ♪
キャンプと言えば普通は炭でバーベキューコンロなんかを出して調理することが多いと思います。
が、だんだんでかいBBQグリルの後始末が面倒になってきて(笑)…ガソリン・ガス・ケロシンなどを使用しての調理に移っていく…(私はですが)。
そんな時にも「ちょっと炭火であぶりたい」と思ったときに便利なんです!
なんたって収納サイズが小さいので、常にツールボックスの中に忍ばせて、うちわで仰がず簡単に火を熾せて、ちょい焼きが出来るこいつはなかなか優秀なやつなんですよ~。
ちなみにナンを焼いた時にソトメシンガーZとコラボ(ミラクルフィットしてます)して、ダッチオーブン蓋を熱するときの熱源としても活躍しました!

チャコスタ・たき火・ちょい焼きの3役を1台でこなせて、価格も5000円を切るのでかなりコスパのいい1品ですよ~!
ネットサーフィンしていたらこんな鉄板も見つけました。使用した事はないので、紹介程度ですが…。
個人的には鉄板はスリット無しが好きです。
スリット無しだと、豚キムチや目玉焼きなど、液体系や細かい径も焼けますからね。
以前これの汚れを落とそうと奮闘したことがありました。チャコスタとして使ったら、特に洗わずに収納しているので…汚れがたまっていましたので(笑)。

寄り大量に焼きを楽しめるけどコンパクトなユニフレーム ユニセラTG-Ⅲの記事も有ります。焼きメインで小型のグリルを探している方はこちらもどうぞ。

それではまた!
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