2021年1月9日~11日 寒波到来の中、21年度の初キャンプに行ってきました!
場所は徳島県南部の町、海陽町にある「まぜのおかオートキャンプ場」です。
冬はこの場所をよく利用するので、1か月前も行ったキャンプ場ですけど…今回は寒波到来という事で、気温がかなり低い中でのキャンプとなりました。
どんなキャンプとなったのか、レポートしていきます。
※写真点数・文字数がそこそこの量の為、前・後半に分けて記事を作成しています。
※こちらの記事にはキャンプ場の詳細の記載は有りません。キャンプ場自体を知りたい方はこちらをご覧ください。

※上記リンクは本文最後にもあります。
DAY 0 寒波到来とな!?
なんか、すっげー寒波が来るんだって??
という事で、前日の天気予報がこちら…
-3℃くらい??
ちょっと寒いけど、これくらいの気温ならたまにあるし、問題なさそう♪
でも金曜日の‐5℃って、こんな気温が来たらちょっと嫌だね…。もうちょっと前の予報では3連休は‐6℃になってたし。用心して行こう…。
DAY 1 ホンマ寒いやんか…
9時に香川県の我が家を出て…さぁ出発!という所で、車に表示された外気温が…
「0℃」
んんっ!!?
車に外気温注意とか表示されてるし…めっちゃ寒いやん…
冬場はいつ雪に降られるか分からないので、私は山側のキャンプ場にはあまり行きません。なので、道中で雪には遭遇しなかった(厳密に言えば、路肩にはホンのちょっと積もってた)のですが、この日は四国と言えども山側の高速道路は雪通行止めだったみたい。
街中で0℃なら、そりゃ降るよね…寒い…。
たどり着いた時点でもほとんど気温が上がって無かったんだよね、確か4℃くらいだったはず。でも天気はすごく良くて…
最高のキャンプ日和です♪今年はエエ年になるんとちゃうかな~♪そんな予感がする天気♪
今回もこたつスタイルでのキャンプで…
寒波って事でストーブも2台投入です。スノーピーク タクードで暖+調理を、グローストーブで暖を取る目的で。
※写真内のキャンプ道具(ギア)は後程まとめて紹介しています。気になるギアが有れば是非ご覧ください
※テント内での石油ストーブの使用は一酸化炭素中毒の危険性が有ります。スノーピークのシェルター内ではタクード・グローストーブのいずれか1台のみの使用が認められています。私は一酸化炭素チェッカーの使用・定期的な換気・不完全燃焼の発生の防止に努めて、自己責任の上で使用しています。
こたつで温まりつつ、ストーブも使用しているけど…
寒いわ…
やっぱさ、せっかくキャンプに来たら外の様子を見ながら過ごしたいし…そんなわけで外が見えるようにしているとガンガン冷気が入ってくる(笑)…
17時の時点で氷点下突入したし…外気温 -0.3℃…
冬キャンプで氷点下は、西日本の低地であってもまぁまぁ有るけど、それでも日が沈む前に氷点下は…無いよなぁ…。それゆえか、めっちゃ寒く感じる…。
寒波は分かっていたし、タクードを持って行っているので、晩御飯は鍋!
鍋の中でも~…キムチ鍋!
我が家には小1~小5のちびっ子が居るので、その子らも食べれるキムチ鍋を考え続けて、味噌ちゃんこ鍋にキムチを突っ込む方法に至り、数年前まで辛くて家族全員で食べれなかったキムチ鍋が皆で食べれるようになりました♪味噌ちゃんこのツユは自家製なので、そのうちレシピをアップします…。
キャンプに来て鍋だけじゃちょっと寂しいので…
キャンピングムーン 焚き火台 X-MINIでちょい焼きも楽しみます。
え?これ、ランドロックの中でって?そうだよ…テントが超臭くなるから非推奨だよ(笑)。最近では、ウチのランドロックを袋から取り出すたびに焼き肉臭がしてるから。道具は使ってなんぼの精神で無いと、非推奨だよ(笑)。
※ランドロックという大型2ルームテントとは言え、テント内での炭火はホントに一酸化炭素中毒に繋がるので、常時換気の状態をしっかりと確保して使用しています。
味噌ちゃんこ鍋に軽くキムチを入れて、皆が食べれる辛さのキムチ鍋にして、親は追いキムチを取り皿に入れて本格キムチ鍋を楽しむってスタイルが、我が家のキムチ鍋の行きついた答えです♪そんなキムチ鍋とこたつの上でちょい焼き手羽を楽しみつつ…

(※レシピのリンクは本文最後にもあります)
晩御飯は終了。
晩御飯後は、タクードの上でチタンマグに入れた牛乳を暖めて、ココアを飲んだり…
照明をオイルランタンに切り替えて、その灯りで読書を楽しんだりして、まった~りと夜を楽しみました。
なんて楽しそうに書いているけど、21時の外気温は…
-6.5℃!
ヤバいわ、この寒さ…。さすがにストーブ2台+こたつのおかげでテント内は暖かい(10~15℃くらいを確保)けど、風が吹いてテント内に外気が入ると、ちょっとブルっとする!
さぁ、これだけ冷え込んだら良い氷が作れるぞ~♪
鍋に水を張って、お休み~
DAY 2(朝食まで) パンが食いてぇ…
2日目もすごく良い天気です♪
きれいな朝焼けに三日月が映える…
三日月って、月の中でも特に神秘的だよね…空に走る裂け目みたいで。
外気温は明け方も‐6℃くらいで、夜の内は気温に大きな変化は無かったのかな?寝床にはインフレーターマットを敷いているので、底冷えも無く快適に眠れたけど、鍋に張った氷はこの通り…
カッチカチやで!!
表面だけが凍るとかじゃなくて、しっかり板氷になってる(笑)!
この氷以外にも、テント内入り口付近のの結露もパリッパリに凍っていたし…寒いわ!
こんな寒い中でも、早朝から炭熾しです。
おら、パンが食いてぇんだ…焼きたてのメロンパンとベーコンエピが食いてぇんだ…。
クッソ寒いから、昼食に用意しているカップラーメンに変更しようか…かなり悩んだけど、やっぱりおら、パンが食いてぇ…。
メロンパンは、ビスケット生地をコッペパンに巻き付けて焼き上げる「簡易メロンパン」
ベーコンエピは、家で捏ねてきたフランスパンの生地を使って作った本気のやつです。
それをこのオノエ ピザオーブンで焼きあげていきます。うまく焼きあがればいいけど…
メロンパンはビスケット生地が焼きあがる前に底が焦げやすいので、底上げ器を使うとキレイに焼けて、美味しい朝食に♪

(※レシピのリンクは本文最後にもあります)
ベーコンエピはね…そもそも生地を氷点下に近い環境で成型しようというのが間違いだったよ…メッチャ大変だった(笑)。暖房のあるテント内とは言え、外気温は‐6℃近く…上手く生地が扱えない…。
そもそも家から生地を持って行く段階でネバネバだったし(笑)。失敗した感じのまま無理くり作ったから、なおさら大変だった…。
生地の1次発酵は家で行って、冷蔵保存した生地を持って行き、焼き上げ前にエピに成型する方法でやってみましたが、2次発酵は気温の関係で諦めて成型したエピを焼きあげていき…
それでもある程度形には成って(色は白っぽかったけど)、美味しいベーコンエピに出来上がったんだけどね、ホンマに大変だった…。
食後~3日目は後編で…。

※後編のリンクは本文最後もに有ります。
今回使用しているキャンプ道具
スノーピークのストーブ (タクード&グローストーブ)
調理用の石油コンロの位置づけのタクード。
火迄の距離が近く・天板も大きい為、鍋なども安定して置くことが出来る調理特化の石油ストーブです。タクードの横に手をかざしてもあまり暖かく無いですが、対流式でテント内をホワ~っと温めてくれます。

グローストーブは燃焼筒が赤熱化する事で赤外線を発する為、ストーブの周りにいると暖かさを感じれます。
天板は火迄の距離も有る為、お湯を沸かすのも時間がかかります。調理特化のタクードとは対照的に暖まる事に特化したストーブです。

テント内でのストーブの使用は多くのメーカーで基本的に禁止されています。誤使用でのテントへの引火・一酸化炭素中毒等の危険が有りますので、自己責任の元での使用が前提となります。
使用する場合は最低限一酸化炭素チェッカーの使用をお勧めします。1個では誤作動などの不良が発生した場合に命に関わる為、私は2個使用しています。
暖房効率を高める為、私はこれも使用しています。

スノーピーク チタン シングルマグ
チタン製のマグカップです。チタン製なので頑丈で、一生モノのギアです。
直接火にかけれるシングルウォール構造なので、ココアを飲む際にはこれに牛乳を入れてストーブに直に置いて温めました。
普段はコレでお酒を飲むことが多いですが、直接温めれるのでこんな使い方も可能です。

シングルウォールの他、ダブルウォールのチタンマグも有ります。こちらは魔法瓶構造になっているので、火にかけれない代わりに保温性能が高い特徴が有ります。
キャンピングムーン 焚き火台 X-MINI
メインの食事はキムチ鍋。でもちょっとだけ何か炭で焼いて食べたい。そんな私のニーズにマッチしたサイズの小型BBQグリルです。もともとLOGOS ピラミッドグリルコンパクトを使用していましたが、ボロボロになってきたのでこちらに買い換えました。
ソロならこれ1つでも十分に焼きを楽しめますが、ファミリーでもちょい焼きに使えます♪
パン焼きの際には、本物のチャコスタ程の効果は有りませんが、チャコスタ代わりにコレで炭熾しをしました。構造上、ある程度チャコスタとしての性能が期待できますので…

以前使用していたロゴス ピラミッドグリルコンパクトはこちらで紹介しています。

DIETZ オイルランタン(ハリケーンランタン)
氷点下の環境では焚火をしていても寒い…。なので、テント内に引きこもって炎の揺らぎを楽しむ為に使用しました。
何だかんだで本が読めるくらいの照明にもなりますし、私のお気に入りのギアです♪燃料は灯油でOKなので、ストーブの燃料から流用出ます。

オノエ ピザオーブン&ユニフレーム ファイアグリル+ヘビーロストル
ピザを焼くだけじゃもったいない!本格的なパンを焼いてみたい!という事で使ってみました。ピザオーブンの為、長時間これでパンを焼いていると底が焦げるのが難点ですが、底上げ網などを使えばこのピザオーブンでも十分に焼き上げる事が出来ました。
安いのに…使えすぎて…コスパ爆発ギアの1品ですわ…。

ピザオーブンをセットしているのはユニフレームの名品 ファイアグリルです。これにオプションのヘビーロストルを使用する事でオノエ ピザオーブンを使用する事が出来ます。
前述の写真の通り、サイズもミラクルフィットな組み合わせ♪
ファイアグリルでダッチオーブンが使用できる強度の焼き網にもなるヘビーロストルです。色んな重量物を乗せる事が出来るので、めっちゃ便利です。
「まぜのおか」は芝の保護の為、背の低い焚火台の下を保護する必要が有ります。なので、ファイアグリルの下には耐火断熱シートを使用しています。

ユニフレーム 焚き火テーブル
焼き上げたパンを置くのに使い、アツアツのピザオーブンを炭火から降ろした後の置き場に使い、パン生地を成型する時の作業に使い…
これも使えすぎてコスパ爆発ギアの1品です。
耐荷重50㎏のステンレステーブルの可能性は…半端ない。

チャムス メラミンディッシュセット
お気に入りのアウトドア用食器セットです。メラミン製なので割れにくいのと、デザインが可愛いのが気に入っている点です。
食器のセットが専用ケースに入っているので、持ち運びが便利な点も嬉しいポイント。ちょっと高いですけどね、お気に入りの食器で飾るアウトドア料理って…良いですよ♪

私のこたつの作り方はこちら…

寝る際にはインフレーターマットを使用する事で、地面からの冷気の対策をしています。

その他、チラッと写真に写っているギアはこちら…


↓後半はこちら↓

↓文中で作っている料理の作り方はこちら↓


キャンプ場自体を知りたい方はこちらをご覧ください。

それではまた!
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