私が愛用しているアウトドアチェア「スノーピーク ローチェアショート」
長年愛用して感じるこの製品の良さをご紹介します。正直、価格面以外のデメリットがほとんど見当たらない製品だと感じています。
キャンプ道具もだんだん良くなってきて、なんかちょっと良いチェアが欲しいな…。そんな時には良い選択肢になるチェアだと思います。
・ブラウンやアイボリーのテントを使用していて、統一感を出したい方
・スノーピーク ローチェアショートの使用感が知りたい方
スノーピーク ローチェアショートのスペック
・サイズ(収納時):横160×縦180×奥840mm
・重量:3.4㎏
・材質:アルミニウム、ステンレス、天然木(チーク)、ポリエステル
色はグレーとアイボリーの2色展開。私はグレーのユーザーです。
こちら、商品名がローチェアと言うだけあって、ロースタイルにピッタリの高さになっています。
ヘリノックス風チェアと比べてみても、大体同じサイズ。収納時はさすがにヘリノックス風よりはデカいですが、一般的なアウトドアチェアと比べて大きいという事は有りません。
細身のローチェア「アディロンダック スモールキャンパーズチェア」と比べると横幅が有るので、大柄な方でも普通に座れるサイズです。身長173㎝・体重65㎏の私はアディロンダック スモールキャンパーズチェアにも座れますが、ぴっちりサイズです。なのでローチェアショートに座ると、ゆったりとした開放感が有ります。
(ぴっちりサイズと言うだけで、アディロンダックでも問題無く座り続ける事が出来ますケドね。子供にローチェアショートを取られた時はアディロンダックに長時間座りますし)
それはとても上品なデザイン
このスノーピーク ローチェアショート…一番のポイントはデザイン性だと思います。スノーピークから出ているハイバックのローチェア「ローチェア30」より背もたれが低い分、全体的な椅子としてのデザインのバランスが、私の好みに合っています。
あと、ローチェア30はフレームがシルバーなのに対してローチェアショートはブラックの為、アースカラーの多いキャンプサイトにはこちらの方がしっくり来る感じです。なので当然、自然との調和も良いです。
木製テーブルの後ろに黒い椅子とローチェアショートが有りますが、木の色とのバランスはローチェアショートが馴染んでいると、個人的には思います。黒もカッコいいですけどね♪
ローチェアショートの取っ手に天然木(チーク)を使用しているので、それがアースカラーとの親和性を出しているのも有ります♪
そしてこの取っ手のチークとブラックフレームが落ち着いた印象を与えるので、ステンレスで出来たユニフレーム 焚き火テーブルの前に置いても雰囲気が良いです。
スノーピークがよく使用しているブラウン系の色にはかなりの親和性を誇る為、サイトの統一感もぐっと増します。ブラウンだけでなくアイボリーも威力を発揮しますよ。ブラウンにアイボリーは、雰囲気がちょっと明るくなって良いですし♪アイボリーラインの製品も増えていますし♪
低めの背もたれ・ブラックフレーム・天然木(チーク)の取っ手・グレーやアイボリーのシートが非常に落ち着いた印象をキャンプサイトに与えてくれるので、サイト自体が非常に上品にまとまるな~と、使用していて感じます。
組立不要なのがうれしいポイント
この手のアウトドアチェア全般に言える事ですけどね、パッと開くだけなのでとっても展開が楽です。
下の写真右が収納時の形、左が展開時の写真です。
展開サイズは結構な大きさですが、収納時はかなりスリムになります。なのに展開は背もたれ部分と取っ手部分を持って開くだけなので、2秒で完成します。
ただ…このローチェアショート、かなり生地が厚いので、このように布地を外側に出して収納しないと、足が閉じ切らずに収納袋に入れる事が出来ません。
まぁ、その布地の厚さがスノーピークたる所以と言った所でしょうね。一見オーバースペックにも見える品質が、耐用年数の長さと良い使用感に繋がっていると感じています。
中にはデカすぎたり・オーバーすぎたりで、どうやって運ぶねん!?要るか?って物も有りますが。中にはどう見てもハズレだろうってのも有りますし。でも、ローチェアショートは使用感・収納サイズ・デザインのバランスが良い製品だと思います。
座り心地は…とても良い
まず最初に…こういうデザインと対をなすように、コンパクトに畳めるヘリノックス風のチェアは揺らぐ安らぎを与えてくれます。
対してこのローチェアショートはどっしりとした安定感を与えてくれます。どちらが良いというものでは有りませんが、個人的には食事時は安定感が有る方が疲れにくいと感じます。
次に…スノーピークのローチェアには、先にちょっと触れましたが「ショート」と「30」が有ります。
ローチェア30はハイバックなので、もたれかかると首くらい迄背もたれが来ます。
対してローチェアショートは肩の下くらい迄背もたれが有ります。が、特に座り心地の面で背もたれ部分が低いから疲れるという事は感じません。
ローチェア30は展示品に座った位しか経験が無いので、ローチェア30と比較して詳しい座り心地を伝える事が出来ませんが…ローチェア30程ハイバックでは無いローチェアショートでも、十分にリラックス出来ます♪
背もたれの長さ分、収納がコンパクトにもなっていますし♪(17㎝程、長さが短い)
ということで、座り心地は満足しています♪良いです♪
こうやってお酒を飲んだり調理をしていると、背もたれに肩を付けるほど深くかけるシーンって少ないですし…
長い事ローチェアショートを使用しているから、このサイズの背もたれに慣れているっていうのも有りますケドね(笑)。
布地自体がかなり厚みが有りホールド感もかなりしっかりしている事と、足の接地面が結構広いのでガタつく感じも無い所が、座り心地を良くしてくれています。
あと、取っ手部分がチーク材の為、手の触り心地がとてもなめらかで優しいです。それもまた良い座り心地を与えてくれます。(ローチェア30は竹集積材でサラッとした肌触りです)
私は冬キャンプの際にはこのローチェアショートにムートンラグを掛けて、ヌクヌクにしています。
が、もともとメッシュとかでは無い、しっかりと厚みのある布地の為、メッシュや布地の薄いアウトドアチェアよりは寒さを感じにくいですよ。
とはいえ気温が1桁前半になって来ると…どんなチェアに座っていても寒くなるのでムートンを使用しています。ローチェアショートは背もたれが低い分、IKEAで購入したムートンがピッタリサイズなのも嬉しい点です。
1匹モノのムートンラグはどれも似たようなサイズかと思いますので、こういうのが有ると寒い時期がグッと快適になりますよ♪
持って行く時は車の座席に敷いておけば場所を取りませんし。
背もたれが低いので、ちょうどムートン1枚分のシート面積。冬には座り心地は全面ムートンにも変化できます。元々のシート布地はポリエステルですが、それでも十分座り心地は良いですよ♪
背中に収納スペースが有る
ちょっとスマホを入れておきたい…
ちょっとフックに袋を引っ掛けたい…
そんな時に使える収納スペースが背中に付いています。
こんな輪っかが付いているので、写真ではローチェアショートの収納袋を引っ掛けています。
また、写真の通りメッシュポケットが付いているので、スマホなどを収納する事が出来ます。収納袋も格納可能ですが…
それを入れると写真の通り、背もたれ部分がかなり前に張り出して座り心地が変わる為、私はココには収納袋を入れる事は有りません。
たまにスマホか革手袋程度ですね、ココに入れるのは。焚火・炭火の時に革手袋を使うので、こういう収納スペースが有ると、ちょっと入れる所に困った際に使えて便利ですよ♪
オットマンやカップホルダーのオプションが有る
スノーピーク ローチェア30のオプションとして、オットマンが有ります。
キャンプでは長い時間を座る重要ギアの「アウトドアチェア」。私はたまに足を投げ出してリラックスしたくなります。
そんな時に嬉しいのがオットマン!
ローチェア30用なのでカラーがブラウン・カーキですが、私がオットマン代わりに使っているヘリノックス風チェア(安いパチノックス)よりはしっくり来ますよ。
それに、このオットマンは薪置き等にも使えますからね♪
チェアでゆっくりしている時に欲しい物…
美味しいコーヒーやお酒などのドリンク…
チェアを景色の良い場所に移動させたら、コップ置きが無くなった…よく有りますよね。
ローチェアのアームレストにカップホルダーがセット出来るオプションパーツが有ります。私は持っていないので、ユニフレーム 焚き火テーブルを一緒に持ち歩いてちょっと大変です。
テーブルの方が色々置けるので便利な面も多いですが、コップだけで良いならこれは楽そうですね!
ちょっと便利になるオプションも有りますが、ローチェアショートは単体で十分に魅力的なアウトドアチェアです。良いアウトドアチェアが欲しくなった時には、良い選択肢になると思いますよ♪
唯一の欠点は、ちょっと高い事と背もたれのシートだけ持ち上げると生地が外れるくらいですかね。外れるのはフレームが入っている部分の生地を持てば問題ありませんが。価格は…私にはその価格に見合った価値が有ると感じています。
それではまた!
コメント