鋳鉄・ステンレス・黒皮鉄板 ダッチオーブンってどれが良いの?

キャンプ道具

どうも!ぼるしちです!

ダッチオーブンって、欲しいけどデカい・重い・手入れが大変そう…って事で、購入する際に結構悩みますよね…。

その上、メーカーによって素材が違ったり、素材の違いからかそこそこ値段も違ったり…。

どれを買えばいいんだ…?どれがどう違うんだ!?
って、結構購入までに悩むポイントの多いギアだと思います。

そこで、実際私が鋳鉄・ステンレス・黒皮鉄板のギアを使った感じから、それぞれの違いを見ていきたいと思います。

私が使用している道具はこちら

こちらが実際私が使用しているギアです。それぞれ左から「黒皮鉄板」「鋳鉄」「ステンレス」になります。

まずは鋳鉄製ダッチオーブン…
これはLOGOSのダッチオーブンです。「SLダッチオーブン10inch・ディープ」って言うやつです。

次にステンレス製のダッチオーブン…
これはSOTOのダッチオーブンです。ST-912 ステンレスダッチオーブン 12インチです。

最期に比較するのは…黒皮鉄板の「ちびパン」(笑)!
これだけダッチオーブンじゃなくてすみません…。これはUNIFLAMEのちびパンという製品です。UNIFLAME得意の黒皮鉄板を使った小さなフライパン。


素材による扱いやすさはこちらでも確認できるので、これで悪しからず…。ダッチオーブンは姉夫婦が黒皮鉄板のダッチオーブンなので、実際に使用したことはあります…。が、持っているのはちびパンだけなので(笑)。

ダッチオーブンとしての基本性能 料理の出来に影響はあるか?

オーブン料理などをする際の、ダッチオーブンに求められる一番の基本性能の部分では、正直どれも大差ないですね。

素材・厚みなどは違うんですけど、ダッチオーブンでローストビーフを作るようなオーブン料理・蒸す・煮る等では、この素材だから特に美味しく出来るんだ!なんていう差は感じられませんでした。

ステンレス製だろうが…

鋳鉄製だろうが…

全面を焼いたらそこ網に乗せます

黒皮鉄板だけ写真なしでスミマセン!でも、黒皮鉄板だろうが…

料理を作る点では、料理の仕上がりに素材の違いは影響無いかな…と感じます。

なので、少なくとも私の感覚では料理の出来には影響を与えない!という結論です。

料理の後のお手入れはどう違う?

ココはかなり違いが出る部分です。
それぞれの素材によって、どういう風に洗うか・洗った後どうするか?が大きく分かれます。

と、言うのもサビへの耐性が全く違うからです。
サビへの耐性は「ステンレス>黒皮鉄板>鋳鉄」となります。その為、お手入れが大きく変わります。

鋳鉄製ダッチオーブンのお手入れ

面倒です(笑)!鋳鉄・ステンレス・黒皮鉄板の中で一番お手入れに手間がかかります!

手入れにはそこそこの手順を踏む必要が有ります。
まずは、使用後のダッチオーブンの熱さが落ち着いたら水かお湯を張ります。ダッチオーブンが熱いままお水を張るのはNGです(理由は後述します)。

そしてお湯を沸騰させる!沸騰させると焦げ付いた汚れがいくらか浮いてきますので。

そしてたわしでこする!汚れをこそぎ落とす!!
本来は危険なのでお湯に触れるくらいの温度になってから擦るんでしょうけど…私は耐熱手袋越しにガンガン洗っています…。その方が汚れが取れる気がして(笑)。マネすることは推奨しません…。

汚れが取れたら、お湯を捨てて水分をふき取ります。そしてダッチオーブンから煙が出るまで空焚きします。

空焚きしたら火から外して、オリーブオイルを塗りこみます。これは熱いうちに塗るので、耐熱グローブで手は保護しましょうね。
ちなみに塗りこむ油は植物性油ならOKらしいので、オリーブオイルが無い時はサラダ油を塗っています。

そして蓋も同様…。

なので、ダッチオーブンが冷めたら水を張る→沸騰→たわしで擦って洗浄→加熱して水分を飛ばす→油を塗るという作業がお手入れで必要になります。

ね?結構面倒でしょ?ただ、この作業がギアへの愛情を深めるのは間違いないです!

この作業をする理由は、ダッチオーブンに馴染んだ油を洗剤で洗い流さないようにする為です。ただ、カレーなど臭いの強い物を作った際は、洗剤で洗わないと臭いがなかなか取れないので、私は洗剤で洗ったりもします。その時は油の被膜が取れちゃうので、普段よりも丁寧に空焚き→油を塗る作業をしています(場合によっては2~3回)。

ステンレス製ダッチオーブンのお手入れ

もう簡単すぎて草が生えますwww!

ステンレス製は何でもアリです!焦げてたら金たわしでゴシゴシ!!洗剤ウェルカム!!
もう、気楽すぎて涙が出ます(笑)!
洗った後は水気をふき取るだけ!油なんていりません!常に清潔!
なので洗剤などできれいに洗浄→水分ふき取りのみになります。

ただし、その分道具を育てる感覚は持ちにくいな~。鋳鉄製は育てる感覚がすごいんです。使えば使うほどにオンリーワンのギアになる感覚が。

ステンレスは本当に手入れが簡単な分、育てる必要すら無くなったという方が正しい表現かな~。手入れが簡単な分、食事の後に「洗うのめんどくせぇ~…」と為っても、鋳鉄製よりはるかに気楽です!

黒皮鉄板製ダッチオーブンのお手入れ

ごめんね、写真がちびパンで…。

黒皮鉄板はお手入れの仕方はステンレスに近いです。
なので、結構楽♪

このように、洗剤でガンガンに洗えちゃうんです。なんなら金たわしもOK!

黒皮鉄板は鉄を1200℃程度に加熱して圧延していく過程で出来た酸化被膜なんです。フッ素加工みたいに塗装しているわけでは無くて、鉄自身が変質しているので、簡単には被膜が取れない!だからステンレスみたいに洗うことが出来るんです。

ただし、洗った後は鋳鉄製と同じように乾かした後に油を塗る必要が有ります。
なので、洗剤などできれいに洗浄→加熱して水分を飛ばす→油を塗る作業が必要になります。

ちょっとギアを育てる楽しみも味わえつつ、手入れは比較的楽というのが黒皮鉄板ですね~。

ダッチオーブン自体のタフさ

タフさって??あんな固い鉄の塊のタフさって、なに??
と…思うかもしれませんね。

ここで見ていくタフさは、落とした時に割れやすいかどうか・激熱のダッチオーブンに水を加えるような急激な温度変化に対してどうか?を調べていきます!

ただ、この点に関しては、実際自分のギアを落とすわけにもいかないので、カタログに書いてある程度の一般知識くらいしか書けませんので…あしからず。

鋳鉄製ダッチオーブンの場合

鋳鉄製のダッチオーブンは落下・急激な温度変化(ヒートショック)に対して弱いと言えます。

なので、「あ!落としちゃった!」「あ!超熱い状態なのに水注いじゃった!」っていう扱い方をすると割れちゃう危険があるって事ですね。

正直、どれくらいの衝撃力が加わると割れるのかとか良く分かりませんが、一般的にはそういうものらしいです。

ステンレス製・黒皮鉄板製のダッチオーブンの場合

SOTOのステンレス製・UNIFLAMEの黒皮鉄板製のダッチーオーブンはその弱点に対して鋳鉄製より優位とされています。

SOTOのステンレス製ダッチオーブンは…
・きわめて頑丈なこともステンレス製ダッチオーブンの強み。1枚の大きな鋼材からスピン加工で形作る為、鋳鉄製に比べ、衝撃や温度変化への強さが大幅に高まりました。
(SOTO製品カタログより抜粋)

UNIFLAMEの黒皮鉄板製ダッチオーブンは…
・耐衝撃性:強い衝撃でも割れない。1枚の鉄板を圧延加工しているので強い衝撃を与えても割れにくい。
・耐温度変化:急激な温度変化に強い。1枚の鉄板を圧延加工しているので急激な温度変化を与えても割れにくい。
(UNIFLAME製品カタログより抜粋)

と記載されています。

キャンプで使うには持ち運びや保管、うっかり水入れちゃった等のリスクを低減してくれるので、こういった特徴はありがたいですね♪

シーズニングって、必要?

これも一般論でいきますね~。

鋳鉄製・黒皮鉄板製のダッチオーブンはシーズニングが必要です。
ステンレス製のダッチオーブンはシーズニング不要です。

シーズニングというと、鍋に油の被膜を作って、サビを発生させないようにする作業です。
なので、鉄製品は必要と思っておきましょう。

でもね~、最近の鋳鉄製ダッチオーブンはシーズニング不要!っていうのも結構あるので、最近ではあんまり気にする必要もないのかな~?って思っています。
UNIFLAMEの黒皮鉄板はシーズニングをしてくださいって書いてありました。

実は結構重要ポイント!料理を入れっぱなしにしても良いの?

これ、結構重要ポイントなんですよね~。
ダッチオーブンでカレーやシチューを作った時、すべてを食べ切れますか??

ぼるしち家は大体余ります(笑)!
翌朝パンに付けて食べるとか、持って帰るとかして何とかしています…。

この時、翌朝まで入れっぱなしにしてても良いの??っていう部分でも差があります。

鋳鉄製ダッチオーブンの場合

ダメです!
食後、余った食材はさっさと取り出して、きちんとお手入れをしましょう!

翌朝、サビて悲しい思いをする事になるかもしれませんよ~。
私は1度だけ翌朝までカレーを入れっぱなしにした事が有りますが、運よくサビませんでした。でも、簡単にサビるっていうのはよく聞くので注意しましょう!

ステンレス製ダッチオーブンの場合

オッケーよ♪何でも良かよ~♪
一晩なら残飯ウェルカム!

いやースゴイ!凄すぎて草が生えるwww!

・錆に強いステンレスなら錆防止油を塗る必要が無く、残った料理を入れたまま一晩保存することも出来ます。(SOTO製品カタログより抜粋)

出来すぎ君だよ、ステンレス。

これが出来るだけで、「翌朝温めて食べよ~っと」って思ったときにすご~く楽なんですよね。入れたまま保存が出来ないと、別のアルミ鍋とかに移して保存するか、冷めたらタッパーに保存するとかしないとダメですからね~。

黒皮鉄板製ダッチオーブンの場合

鉄が変性して出来た酸化被膜が保護しているけど…やっぱり鉄だから一晩は怖いな…。
さすがにカタログにも入れっぱなしOKとは記載されていないから、たぶんダメだろうな~。

私もちびパンに料理を入れたままほったらかした事が無いので何とも言えないんですけど、カタログには「酸化被膜は完全なサビ止めではありませんからお手入れは必要になります」とも記載されているので、入れっぱなしはダメと思っていいかと思います。

鋳鉄製ダッチオーブンに比べてサビに強いとはいえ、素材自体は鉄だから、ダメなんだろうな~。
食事が終わったらさっさと取り出して、お手入れしましょうね~。

見落としてはいけない鉄製品の良いところ

こちらも一般論ですけど、鉄製品を使うと、調理中に溶けだした鉄分を摂取できる事が大きなメリットですね!

これはステンレス製のダッチーオーブンには期待できない大きな利点です。

鉄不足に対応するための鉄分補給用にこんな製品も販売されているくらいですから。

鋳鉄・黒皮鉄板のダッチーオーブンにはこのメリットが期待できますね~。

値段は?

購入する点で結構重要なポイントですよね!
値段の差は加工の難しさにも比例してくるんでしょうね~。

ステンレス>黒皮鉄板>鋳鉄 と思っておいて間違いないかと思います。

同じ10インチのダッチオーブンで比較した場合
ステンレス(SOTO)が20500円・黒皮鉄板(UNIFLAME)が10186円・鋳鉄(LOGOS)が7900円がメーカー小売り希望価格になっています(19年9月現在)。

メリットの多い順に価格が高い!う~ん、悩ましい!

余談ですが…大きさってどれが良いのよ?

4人家族なら10インチで十分じゃないかな~。
10インチっていうとおおよそ26㎝の鍋って感じのサイズ感なので、シチューとかでもこれでイケると思いますよ~。

ただ、グループキャンプでとにかくでっかいコストコのお肉で2㎏のローストビーフを!丸鳥のローストを!っていう事がしたいのなら、12インチがおススメです。

2人とかなら、8インチでも充分だと思います。

良く言いますよね~「大は小を兼ねる」って。あれ、ダッチオーブンには当てはまりませんから(笑)!
12インチのダッチオーブンで3人前程度のカレーを作ると、すぐ沸騰して焦げ付きそうになるくらいに浅い量しか作れませんから(笑)!

実際12インチを使っていて「あぁ、TPOって大事だな」って思いました。

ダッチオーブンの料理で、蓋を開けた際に「チョロっとしか中身が無い!」ってなったら、若干テンション下がりますよ(笑)。蓋を開けた時に「モリっとしていると嬉しい!」ってホント思いますから。

結局、どれがいいの?

以上を踏まえて、どれがいいのか…!?

どういう使い方をしたいかによりますね~。

・手間暇かけた道具に興味がある人は「鋳鉄製」
・手入れが面倒(もしくは自信が無い)だ。全力で料理を作った後は簡単に片づけたいって人は「ステンレス製」
・鉄が良いんだけど~…手入れが面倒(もしくは自信が無い)なら「黒皮鉄板製」

こちらが鋳鉄製のLOGOSのダッチオーブン

そしてこちらがSOTOのステンレスダッチオーブン

で、こちらがUNIFLAMEの黒皮鉄板ダッチオーブン

あとは、価格差が有るのでそことの兼ね合いになってくると思いますが、一番は上の3点が大きな違いなので、そこがチェックポイントだと思います。

実際、私の使い方は
・鋳鉄製は楽しい!使った後に「お疲れさま。手入れをしてやろう~♪」と思える(元気な時は)。
・ステンレス製は料理に全力を注いで、後は家のフライパンみたいな軽いお手入れで済む!とにかく料理に集中したいんだ!
・黒い鉄って見た目が良いよね♪ちびパンってなんか使いたくなる。手入れ楽だし。

っていう感じで気分で使い分けています。ただ、5人家族なので基本的には大きい12インチのステンレス製ダッチオーブンがメインです。大きさのほかに、私は手入れの慶びより楽さに負けました(笑)。

何が良い・何が悪いというのはダッチオーブンの素材には当てはまらないと思います。ただ、どういう使い方をしたいかにかかってくると思います。

ちなみに、ダッチオーブンの底に足があるのも有るんですが、これも好みの問題によるところも大きいですけど、家で使う事を考えている方は「足は無いやつ」を購入しましょうね~。

足は家庭用コンロには邪魔ですから。私は12インチのダッチオーブンを巨大蒸し器にして、豚まんを蒸したりしています。

そして芝・その他道具の保護の為にも必ずダッチオーブンを乗せるための台は用意しておきましょうね~。

ダッチオーブンの際の必需品だと思います。大切なキャンプ道具・お世話になるキャンプ場の保護は大切ですからね♪

そして、ダッチオーブンのレシピもちょっとずつアップしていってます。ぜひ挑戦してみてください♪

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