キャンプ用品店に行ったら、食材を炙るバーナーが販売されていますよね。
「こんなの、いる?」って思いませんでした?
使い道は分かるんだけど…別にキャンプって炭火でBBQでしょ?炙るだけのバーナーなんて何に使うの?私は最初そう思ってました。
でもね、キャンプをしていく中で、炙りたいシーンって意外と多く出てくるんです。
そして、炙りの手段を手に入れたら…もう炙れない世界には戻れません…。
そんな炙りアイテム「SOTO フィールドチャッカー」のご紹介をします。どんなシーンで炙るのか?ほんの一例ですが、とくとご覧あれ…
・炙り用バーナーST-450で炭熾しが出来るのか知りたい方
・炙りバーナーでどんな物を炙ったら良いのか知りたい方
・炙りバーナーが欲しいけど家族の理解が得られないから、説得材料が欲しい方
SOTO(ソト 新富士バーナー)フィールドチャッカー ST-450 って何?
SOTO (ソト 新富士バーナー)から発売されている炙り用バーナーです。
〇重量…153g(本体のみ)
〇火口径直径…22mm
〇発熱量※1 2.1kW(1,820kcal/h)ST-760使用時、1.8kW(1,550kcal/h)ST-700使用時
〇炎温度…最高1,300℃ 最低900℃
〇燃焼時間※2 約1.5時間(ST-760使用時)、約2.0時間(ST-700使用時)
※1 5分間の連続燃焼データより換算
※2 30分間の燃焼データを1時間に換算
新富士バーナーHPより引用
炙りバーナーは連続使用をする物じゃないので、燃焼時間はあんまり必要無いかもしれませんね。
火力に関しては、湯沸かしや調理に使うしっかりしたバーナーよりは火力が低いけど、炙るには十分な火力となっています。
生火が発生しません!
バーナー類って、基本的には気化したガスを燃焼させて使うのですが、ガス缶を逆さまにして使うと、ガス缶の中に入っている気化前のガスが燃焼することが有ります。※俗に生火というやつです。
この気化前のガスが燃焼(生火が発生)すると、大きな赤い炎がメラメラと上がります。
発生するとビビるくらいにいきなり炎の大きさ・色が変わるので、結構焦ったりして危険です。(別にガス缶が爆発するとかいう事では無いですけどね)
しかし、このフィールドチャッカー ST-450は「瞬間気化システム」を搭載しているので、ガス缶を逆さまにしても生火が発生しない構造になっています。
このおかげで安全面が向上したことはもちろん、様々な角度から炙ることが可能になり、取り扱いがグッと簡単に♪
食材を炙る時って常に上から炎を当てるわけじゃなくて、横から・上から・斜め下からも当てたい時が有りますからね♪
炙りバーナーの課題「生火」を克服した、扱いやすいバーナーなんです。
2つの炎を使い分けれる!
さらにこのフィールドチャッカー ST-450には温度の違う2種類の炎を出す事が出来ます。
赤丸部分の空気弁を開けると…温度約1300℃の集中炎を、空気弁を閉じると約900℃のソフトな炎を出せます。
集中炎はかなり勢いが強い炎なので、炙り料理に向いています。
対してソフトな炎は集中炎よりも勢いが強くないので、炭熾しなどに向いています。
ソフトな炎なら炭熾しが可能!
こんな感じでね、集中炎で炭熾しに使用とすると…
強すぎる炎の勢いで炭がバチバチ爆(は)ぜます。爆竹の横に腕を置いている感覚です(ちょっと言い過ぎですが)。
でも…集中炎だと、けっこう爆ぜるので火傷がかなりしやすいのは間違いないです。何度か爆ぜた炭が腕に当たってかなり痛かったので…。若干火傷しましたし…。
それがソフト炎なら…
爆ぜがかなり抑えられます。爆ぜるのは炭の中の水分による所が大きいので、爆ぜる時は爆ぜますが…それでも実際に何度も試した感覚では、ほぼ爆ぜません。
かなり安全に火起こしが出来るモードがソフト炎です。
集中炎だと、急激に炭の温度が上がりすぎるんでしょうね。ソフト炎はそこまで急激に温度が上がらないから爆ぜにくいんだと思います。
熾しきる迄ちょっと時間がかかりますケドね…
青い炎なら炙り調理が可能!こんな調理に使えます
このフィールドチャッカーのメインは集中炎だと思っています。
ありとあらゆる食材を炙って食す!これがバーナーの楽しみです♪
下の写真は餃子の皮ピザを作った時です。
下から炭火で皮を焼き、上からはバーナーで一気にチーズを溶かし・焦がす!
単純で簡単な調理ですが、これがめっちゃうまい!餃子の皮にピザソースを塗ってチーズをかける。それをBBQコンロの上に置きながらバーナーで焦がすだけ!
子供も喜ぶし、大人にはおつまみになる簡単激うま料理です。
スキレットでチーズを溶かしてオーブン調理すると、1枚につき3分くらいはかかると思いますが、バーナーを使用なら15秒も有れば完成です。
そしてこんな物も…
ハンバーガーのチーズ!
写真は家で昼ご飯にハンバーガーを作った時ですけど…キャンプでも簡単に作れるのでハンバーガーは良いですよ♪
そんなハンバーガーですが、チーズを乗っけてもね、とろけないんですよ…。でもやっぱりとろけた方が見た目が美味いですよね♪そんな時はチーズを乗っけてバーナーです!
簡単にとろけたチーズのチーズバーガーが出来ますよ♪
さらにチーズと言えば…
スーパーで購入したチーズケーキを炙る!
チーズケーキを炙るだけで見た目もテンションも1ランクアップします♪炙るって、そうそう家庭ではしないので、それだけで楽しいんですよね♪
買ってきたチーズケーキを炙るのももちろん楽しいのですが、こんな物も…
クレームブリュレ!
クレームブリュレは表面に飴の膜を張るので、そこにバーナーを活用します。ブリュレ本体の上に砂糖をまぶしてバーナーで炙る!
カッチカチの飴の層が出来ました♪この飴を崩しながら食べるクレームブリュレはメチャクチャ美味しい♪
バーナーが無ければ、アウトドアでこの調理は不可能です。ダッチオーブンでは効率よく上からだけ熱する事が出来ませんからね。ダッチオーブンでクレームブリュレを作り、仕上げはバーナーという手順が必要になります。
メチャクチャ美味かったです。
クレームブリュレは家庭で作る時にも重宝しますが、家庭で使いたい時と言えば…
ドリアを作る時にも重宝します。
最近のオーブントースターってサーモスタットが入っている物ばかりなので、中々効率よく表面に焦げ目を付けにくいんですよね…
長い事オーブントースターで250℃設定にして焼いているのに、10分経ってもボヤっと焦げ目が付いている程度…なんてことが有ります。
そんな時はバーナーで炙る!
一瞬です。一瞬で焦げ目をつけることが出来ます。
オーブンで中を熱く出来たら、後はバーナーで炙り倒したら良いんです♪バーナー最高です♪
同様の考え方で…
ハインツ缶のグラタンをキャンプで作った時もバーナーは大活躍しました。
ダッチオーブンで良い感じに上に焦げ色を付けるのって、難しいんですよ。下が先に焦げやすいので…そんな時もバーナーは重宝します。
その他にも、お寿司を炙るなんかも良いですよ。
キャンプに行く時にスーパーでトロやサーモンのお寿司を買ってきて、キャンプ場で炙って「炙り寿司パーティー」なんかもすごく楽しいです♪
後はおつまみのサラミなんかも♪
甘いものは全般的に美味しくなりますし、おつまみも美味しくなりますよ♪
それではまた!
↓その他の私のSOTOの愛用品のご紹介はこちら↓
↓ハインツ缶で作るグラタンの作り方はこちら↓
↓ハンバーガーの作り方はこちら↓
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