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キャンプでも家でも美味しい ダッチオーブンでローストビーフの作り方 

ローストビーフの盛り付け 料理
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ダッチオーブンって、どっちかっていうと「欲しいけどなんか買えない…」っていうキャンプギアの1つだと思います!どんな道具だよ…?って感じですが(笑)。

デカくて・重くて・メンテナンスがよく分からん…といった感じのね。

でも、そんなダッチオーブンを買ったら是非試してほしい料理が有ります。それがローストビーフ…

安い!美味い!!簡単!!!

3拍子そろったこの肉料理の作り方を今日はご紹介します!

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キャンプでも家でも美味しいローストビーフを作ろう!

そもそも安いって…?どういう事??って、思いませんか?

フツーにスーパーの店頭でローストビーフを買ったら、どんなに安い外国産牛でも100g 300円台後半~くらいだと思います。

国産の牛になってくるとお肉の原価自体が高くなるので、それこそピンキリですけど100gで600円とかは安くてもしてくるんじゃないかな?

私の中ではスーパーではローストビーフって数枚チョロチョロと盛られて安くても398円(それでいてあまり美味しくない)ってイメージがある食べ物です。

それが手作りになると…安いやつで、もも塊が100g298円くらいから手に入ります。

正直この値段のお肉でも手作りした方がチョロチョロ398円のローストビーフよりはるかに美味いです♪

一度、USA牛のサーロインブロックが売っていたから、それでローストビーフをやったことが有ったんですけど、これがめっちゃくちゃ美味かった♪

脂身の少ないUSA牛のサーロイン♪適度な脂分が甘味と柔らかさを誘い…美味かった♪それも100g 298円でした♪

これは用意してほしい「ダッチオーブン」

そんなローストビーフですが、キャンプで作るとなると是非用意してほしいのが

「ダッチオーブン」

やっぱりね、これが有ると無いとでは美味さが違う!

ダッチオーブンは主に蓄熱性の高い鋳鉄で出来ていて、鉄の厚さも5㎜くらいある蓋つきお鍋です。(中には黒被鉄板やステンレス製のダッチオーブンも有ります。一般的には鋳鉄製。)

分厚い鋳鉄の蓋つきお鍋なので、通常の下から熱するだけでなく蓋の上に直接炭を置いてオーブン料理も出来る、キャンプの料理の幅を広げることが出来る魅惑のアイテムです♪

家ではガス火でしたから火を入れるだけですが、それでもやっぱり美味しい♪

ぼるしち家では「ローストビーフ」を始め、「煮込みハンバーグ」「グラタン」「カレー」「雑炊」「釜飯」「チャーシュー」「豚まんを蒸すとき」「カオマンガイ」その他諸々…かなりの料理に使っています。

しかも蓋は大きなフライパンにもなる!なので、下のリンクで紹介しているナン&カレーでは、鍋部分でカレーを・蓋部分でナンを焼いています。

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マジで万能感半端ないっす、ダッチオーブン!

ローストビーフでも高い蓄熱性が良い感じの火加減になるので、キャンプでも家でもローストビーフをつくるならダッチオーブンがおススメです。

普通のオーブンと違って肉の温度の調整もしやすいですから。蓋を開けて温度計を差すだけなので♪

鋳鉄製と言えばスキレットも有りますが、鍋の深さが足りないので調理がしずらいです。

鋳鉄製は少し手入れが必要ですが、調理の際に鉄分補給が可能という利点も…

少し値段が張りますが、私は主にステンレス製ダッチオーブンを使用しています。鋳鉄製と比べて手入れが楽なので♪

ダッチオーブンって結構いろんな種類があるので、それぞれの違いはこちらで紹介しています。

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ローストビーフの作り方

材料

前置きが長くなりました…。ローストビーフの材料を見ていきます。

ローストビーフの材料
〇塊肉(牛)…好きな大きさで
〇おろしニンニクチューブ…しっかり
〇塩…しっかり
〇ブラックペッパー(粗め)…しっかり

基本的に薄いより厚い方が美味しいローストビーフが出来ます。

牛の塊肉ですが、国産牛は総じて脂分が多めなのでモモやランプが良いかな?脂の入り方は好みなので、好きな部位を見つけていくのも楽しさです。

対して、外国の牛は脂分が少なめなので、アブラギッシュなイメージのある部位のサーロインがメッチャうまかったです(私は)。

私が今まで作った経験では、国産牛のランプとUSA牛のサーロインなら、断然USA牛のサーロインが旨かったです♪(元の牛の種類やランクにもよると思いますけど…。良い国産牛は高くて買えないので)

一番うまいところ~…ってなると、きっとヘレ肉なんでしょうけどね(笑)。

安い国産牛のランプか、外国の牛のサーロインあたりで充分だと思いますよ~。

簡単な混ぜるだけのタレはこちら。一度作ってみたら結構いけたのでご紹介します♪

簡単なタレの材料
〇おろしニンニク(チューブ)…2cm
〇おろしショウガ(チューブ)…2cm
〇醤油…大さじ3
〇本みりん…小さじ1/2
〇ハチミツ…小さじ2と1/2
〇塩…一つまみ
〇粒入りマスタード…大さじ1/2
〇肉汁…適量

馬刺しのタレを作った際に、ローストビーフにアレンジできるかも?と思って作ったやつです。試しに作ったため、各調味料の分量がバチっと決まっていません…基本的に私は目分量で味を調整しているので…。

ニンニク・ショウガ・マスタード以外は分量OKですが、その3つは好みで調整していただければと思います。

他にもおろし玉ねぎを炒めてワイン等と混ぜるタレも作りますが、これは作るのが面倒なので割愛します…。

作り方

食べたいな~…と思う4時間前から作業を始めます。とはいってもそんなに大変な工程は有りません。

【工程:① 肉を常温に】

焼き始める2時間前に塊肉をクーラーボックス(家なら冷蔵庫)から取り出します。

ぼるしち’s POINT
お肉は中心部まで常温に戻してから焼き始めます。なので2~3時間ほど前に直射日光のあたらない・暑くなりすぎない場所で常温に戻してください。

コストコで売っている2KGくらい有る様なでっかい塊肉なら、ダッチオーブンに入る大きさに切り分けます。もしくはそのまま入る大きなダッチオーブンなら、お肉が型崩れしないようにタコ糸で縛りましょう。

ちなみに12インチの大型ダッチオーブンなら、コストコの2KGの肉がそのまま丸々ローストビーフに出来ました♪

【工程:② 味付け】

常温に戻った塊肉に、おろしニンニク・塩・ブラックペッパー(粗め)をたっぷり付けます。その後ラップにくるんで30分ほど寝かせて味をなじませます。

肉の厚みにもよりますが、表面にしっかりニンニク・塩・ブラックペッパーが付いているくらいが美味しいです。

香りが良いのでブラックペッパーはミルで削りたてがおススメです。

【工程:③ 焼き・オーブン】

ダッチオーブンを煙が出るくらいにしっかり加熱してから、まずは表面に焼き色を付けます。

全ての面に焼き色が付いたら一度お肉をダッチオーブンから出します。そしてダッチオーブンに底上げ用の網を敷きます。

底上げ用の網を敷いたダッチオーブンに表面を焼いたお肉を戻します。

そしたらそのまま蓋を閉めます。

炭で作っているなら、蓋の上にも炭を置きます。(写真はキャンプなのにガスで作っちゃいました…炭でも作りますが…)

ガス火で作っているなら、蓋を閉めるだけでOKです。ただし、下側が熱くなりやすいので、均一に火を通すために、たまにお肉を転がしてあげましょう。

家庭のガスコンロの場合も同様に転がしてください。

蓋を閉めてから5分くらいで一度蓋を開けて、温度計でお肉の温度を測ります。お肉は中心部の温度を測ってくださいね。

中心温度がさっと測った感じで42~45℃になるタイミングで私は出します。そのタイミングだと少しレア感があるので、レアが嫌な方は中心温度が50℃くらいで出すようにしてください。

温度計の性能にもよると思いますが、1000円くらいの私が使用している温度計なら温度を測るのに少し時間がかかります。

なのでトントン…っと温度が上がって、上がり方が緩やかになる所が40℃になるあたりを目安にしています。

温度が超えなかったら再度蓋をして数分待ち、そしてまた温度チェックを繰り返します。

ローストビーフは温度管理がカギです。

調理用温度計は是非用意してください。無い場合は金属の棒をお肉中心部に刺して、10秒ほど刺した後さっと抜き出し、唇に押し当てて温度を測りましょう。

私は温度計を忘れた時はナイフを刺して温度を測っています。が、温度計の方が圧倒的に便利で確実です…。

よく、レアなら50℃前半・ミディアムレアなら50℃中盤・ミディアムなら50℃後半くらいとか聞きますけど、塊肉って…端から端まで均一の厚みなんてことまずありません…。

真ん中の分厚い部分で50℃後半になっていたら端っこの薄めの部分なんて完全に焼き肉化しているので、私はレア気味に作ります。

ダッチオーブン+炭で作る場合は、家のオーブンとかと違ってあっという間に中まで火が通ることが有りますので、こまめに測りましょう。38℃を超えたあたりからは2分おきでも良い位です。

私は一度焼き肉と化したローストビーフを食べたことが有ります…その教訓から、ダッチオーブンで程よいレア感を得るには、安い調理用温度計で42℃くらいを示すタイミングが良いに行きつきました。

火加減・塊肉の大きさ等でかなり焼き時間が左右されるので、慣れないうちは数分おきに温度を測ってみてくださいね♪

【工程:④ 保温】

お肉を取り出したらアルミホイルを2重~3重にして包み、そのまま1時間放置します。

ただただ「美味しくな~れ~♪」と願いながら待ちましょう♪

この1時間は余熱で中まで火を通すほかに、暴れまくっている肉汁を落ち着かせる時間なので、じっくりゆっくり待ちましょう。

美味さに直結する1時間です♪

【工程:⑤ ソースを作る】

ソースはお好みで構いません。グレービーソースでも、玉ねぎベースでも…。

簡単に作れるソースを1つご紹介します。

馬刺しのたれをベースにローストビーフ用に作ったやつです。

タレの材料を全て混ぜ合わせます。最後に塩を一つまみ入れて味を調整してください。

最後に工程⑥で出る肉汁を加えて、再度混ぜ合わせたら完成です。肉汁は適量ですが、大さじ1~2が適当かな?味を観ながら調整してください。

甘味とマスタードの酸味が程よく絡み合うタレですよ♪

【工程:⑥ 肉汁を取り・切る】

1時間経ったら、お肉を取り出します。この時、アルミホイル内に肉汁が残っているので、ソースを作る場合はソースに加えてください。

私は面倒クサがり屋なので市販のローストビーフソースを使う事が多いですけど、それに加えても美味しいですよ♪

お肉は好みの大きさにカットして盛り付けて完成です。出来るだけ切れ味のいい包丁で切ると薄く仕上がります。

おススメは、端の部分はダイスカット・それ以外は薄切りです♪ローストビーフの塊状カットは…作った時の特権です♪

ダイスカットのローストビーフは…ほんと美味しいですよ♪端っこはスパイスが効いてるからダイスカットがよく合う♪ぼるしちの楽しみの一つ♪

でもね、最近は子供に取られる事が増えてきて…あまり私まで回ってきません…。

ローストビーフは余ったとしても、次の日の朝ごはんにホットサンドの具にもなるし万能選手です。ダッチオーブンを手に入れたなら、是非試してみてくださいね!

先ほど紹介したナンカレー…

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それではまた!

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