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ベストシーズン!?意外と… 秋キャンプの注意点と解決法 そして魅力

秋キャンプ 見出し キャンプ全般
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ぼるしち的にはキャンプのベストシーズンです。秋♪

食い物美味い・暑くない・寒すぎない・景色キレイ♪それが…秋!

でもね、気軽に行くと思いの外痛い目に遭うのも秋なんです。どんな落とし穴が有るのか?注意点とその解決法も併せて見ていきたいと思います。

さらに秋キャンプの魅力も…

こんな方におススメ
・9月~11月にキャンプに行く予定の方
・秋のキャンプに向けて準備を進めようとしている方
・久しぶりにキャンプをされる方
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注意点① 意外と寒い

いくつかの地点の月別平均気温のグラフを比較していきます。

滋賀県高島市…琵琶湖畔にキャンプ場が多いエリア
岡山県鏡野市…大山あたりのキャンプ場が近いエリア
長野県長野市…なんとなく選定
静岡県富士宮市…朝霧ジャンボリー等がある富士山周辺のエリア

データ提供元:NOAA

琵琶湖畔でも11月の平均最低気温が7℃、長野市では11月の平均最低気温2度、富士宮市に至っては‐8℃…

標高の低い琵琶湖畔でも11月平均で7度まで下がるとなると…はっきり言ってめっちゃ寒いです。

あくまで最低なので、晩御飯時では11℃~12℃とかの可能性も有りますが、それでも10℃台前半の気温は…外で過ごし続けると結構寒いです。

外で過ごすキャンプは気温の表示以上に寒く感じます。

解決法…ひと月先の服装を用意する

基本的には「ひと月先の服装を持って行く」イメージで、9月でもフリース・10月だとウルトラライトダウン程度の軽い防寒具・11月だとしっかりした防寒着を用意しておくと、凍える事は少なくなると思います。

場所によっては2か月先の防寒具を用意した方が良い場合も有ります。

上の服装に合わせて、11月はヒートテックのタイツ等を用意して、寒さを感じたら着用する等していくと、より快適になります。

温かかったちょっと前の感覚でキャンプに行ってしまいやすいので、めっちゃ寒い…という事になりやすい季節が秋です。

当然、各地の気温のグラフの通り、行く場所によって全く気温が違うので、現地の気温を良く調べる必要は有ります。

その上で、標高が自分の住んでいる場所と似ているキャンプ場では、上記の服装を用意しておくと寒さに凍えることは少ないかな~と思います。

ちなみに岡山県鏡野市に近い場所にある鏡ヶ成キャンプ場(近くにサントリー天然水 大山工場がある、すごく気持ちの良い場所)では、10月上旬でもダウンジャケットを着ました…。晩飯終了時点で12~10℃くらいになっていたかと思います。寒かったです。

暑ければ着なければ良いだけの話…備えあれば憂いなしです。

注意点② 台風が多い

こちらは気象庁から引用したグラフです。

月別の本土(北海道、本州、四国、九州)への接近数を表しています。

台風の接近数…「日本に接近した台風」の数に関する資料を掲載しています。 台風が上陸したかどうかにかかわらず、台風の中心がそれぞれの地域のいずれかの気象官署等から300km以内に入った場合を「その地域に接近した台風」としています。

9月・10月は台風のパーティータイムです。11月は安心できますね♪

台風が直撃したらキャンプなんて出来ないのは分かるけど…強風域に入るか微妙な場所だったり、設営時には台風が抜けてるかも…なんて時は悩んだりしますよね。

本当に悩ましい気象が台風です。

解決法

基本的にキャンプ中に台風がやってくる・強風域に入るような時は危険なので止めておくべきだと思います。

2泊3日のキャンプであれば1泊2日に変更する、1泊2日ならあきらめる…そういう決断も必要になります。

そもそも、そういう状況の時は大体キャンプ場が閉鎖してしまいますから…。

ただ、微妙な時は前日や当日にキャンプ場と相談するのもアリだと思っています。

台風が強風域にかからない程度に近くを通る…とかの際はキャンプ場は営業をしていることが多いかと思います(私の経験上)。

そんな時、私は準備だけ進めておいてキャンプ場と相談します。台風が離れた位置にあっても、当日電話してみたら、凄い風が吹き荒れていて(強風域から結構離れていた)「キャンプ場を閉めようと思います」という時もありました。

その時は2泊3日の予定→1泊2日に変更で行きました。

朝は強風域に入るけど昼からは遠くに行っている場合なんかは、強風域にかかっている中でも「うちは全然風無いですよ。昼からは台風も遠くに行くので、キャンプ場は営業していますよ。キャンセルしてもキャンセル料は頂きませんので無理なさらず。」という所も有りました。

その時は行きました。

明らかに台風直撃等の危険な時は絶対に無理は禁物ですが、ちょっと近くを通っていくんだよな~…という時は相談もアリだと思っています。

ただ、そういう時はさすがにキャンプ場もキャンセル料を取らないところがほとんどだと思いますので、危険を感じるくらいなら行かないのも大事な決断だと思います。

スノーピーク土佐清水キャンプフィールドに行く予定だったけど、キャンセルした時の悩み抜いた記事も有ります。

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注意点③ 暗くなるのが早いから、灯り不足に陥りやすい

11月2日 日没あたりの17時ごろの写真です。

まだ晩御飯を始める前でもこの暗さです。

吉井竜天オートキャンプ場のサイト

夏は7時ごろでも明るいので、灯りが弱めでも快適に食事が出来ますが、秋は暮れるのが早いので、灯りをしっかりと準備しないと食卓がかなり暗くなってしまいます。

あと、晩秋になってくると最低気温がかなり低くなってくるので、ガス式ランタンだと暗くなる可能性が有ります。(※ドロップダウンという現象で、低温下ではガスの気化熱でどんどん低温になり、気化しにくくなっていく現象が発生します。)

晩秋キャンプでの意外な落とし穴です。ガスランタンが意外と暗かった問題…。

ドロップダウンに関してはこちらの記事で記載しているので、気になる方はご覧ください。

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解決法

灯りはしっかりと確保しましょう。

LEDなら大光量のやつを2個とか…出来ればガス・ガソリン・ケロシン等のランタンが有ると心強いです。

ガソリン等の大光量ランタンを1台&手元を照らすLEDランタンをいくつか使用すると快適な食卓になります。

寝る前に10℃を下回るような晩秋の寒い時期だと、ガス式ランタンはドロップダウンにより光量が落ちることが有るので、ガソリンやケロシンの方が心強いです。

寒い時期は使いませんという方なら、ガスは扱いやすいのでそちらも良い選択だと思います。

ガスを使用する場合は、LPガス配合のパワーガス系を使用すると、ドロップダウンの悩みからある程度開放されます。

圧倒的に明るいのに癒される色 ガソリンランタンの魅力をご紹介
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ランタンらしい丸いマントルが2つ付いているタイプの290A。ノーススターよりは光量が少ないですが、十分明るいモデルです。

コールマンのランタンの中で一番の光量を誇るガソリンタイプのノーススター。見た目もカッコいいですね♪290Aはザ!ランタンのデザインに対して、ノーススターはスタイリッシュ!

ガソリンはちょっと…と言う方にはノーススターのガス式ランタンもあります。ガソリンタイプに比べると光量は落ちますが、十分明るいモデルです。

国内では手に入らない、緊急時レギュラーガソリン使用可能モデル「デュアルフューエルタイプ」も、ネットなら購入可能です。

国内未発売!格安の並行輸入のガソリンランタン コールマン285を使ってみた!
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下のリンクの写真では285Aですが、295やノーススターのデュアルフューエルもあります。下のリンクからも見れるかと思います。

並行輸入品なので、使い方に不安がある場合はこちらをご確認ください。

コールマン ガソリンランタンの使い方
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注意点④ まだまだ虫が多い

最近は都会では年中見るようになって来た蚊ですが、キャンプ場でも10月ごろなら見かける事が有ります。

私が大っ嫌いな虫「ブヨ」も3月~10月頃が活動期間、活発に活動するのは6月~9月頃と言われています。

さすがに11月の晩秋や、標高の高い低温地域では10月頃には虫問題もあまり発生しないとは思いますが、まだまだ対策が必要な時期です。

解決法

虫に関しては「肌の露出を防ぐ・蚊取り線香(屋外用)を使用する・虫よけスプレーを使う」方法が効果的です。

虫対策の記事は別途まとめていますので、気になる方は是非ご覧ください。

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虫を甘く見ていると…結構きつーい目に遭うかもしれません…

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最近は私はこれを使用しています。あの蚊取り線香で有名な金鳥から出ている蚊のみならず、ブヨ・マダニ・アブにも効果があると表記されているプレシャワーPRO…

これら、虫よけスプレーで肌を守って対策を取ることをお勧めします。

とはいえ、どれだけ対策をしても噛まれるときは噛まれる…あくまで確立を下げるだけですから…。

噛まれてしまった場面も想定して、ポイズンリムーバーを用意しておくことをお勧めします。

注意点⑤ まだUVは降り注いでます

9月は「強い」~「中程度」の強さですね。10月に入ると中程度と言った所。

あくまでもつくばでの観測なので、西日本などではこれよりも強くなるかもしれませんね。

紫外線量のグラフ

10月でも4月頃の日差しと言うと、対策が必要なのが見て取れますね。9月なんて5月並みですから、かなりの紫外線量となります。

ノーガードではまだまだ日焼けが心配な季節と言えます。

10月も終わりごろになると日が暮れるのもかなり早いので、1泊2日のキャンプではそんなに日差しが強いとは感じなくなりますが、秋前半は対策が必須です。

解決法

タープ等の日よけを出すことで紫外線を防ぐことが出来ます。その他、2ルームテントやシェルターなどでも対策が出来ます。

10月前半くらいまでは図の通りまだまだ紫外線が降り注いでいますからね…日光浴も気持ち良いですけど、日差しがまだ強いと感じる10月前半くらいまでは、日よけは必須アイテムかなと感じています。

私はレクタタープ派なので、スノーピーク シールドレクタLを使用するか、2ルームテント ランドロックで過ごすかのどちらかで日よけをしています。

レクタタープの設営方法 ~基本編~
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シールドレクタLはかなり大きいので、Mサイズくらいが使いやすいかもしれません。

あまりに大きなサイズは張れる場所が限られてくるので、張れない所はランドロックのみで過ごすなど、私は調節しています。

魅力① とにかく過ごしやすい気温

寒いなど色々書いていますが、総じて超快適です♪

汗臭くなることも無いし、軽くダウンを羽織るくらいで快適に過ごすことも出来るし♪

冬になるとダウンだけじゃ凍え死ぬわ!!って叫びたくなる時も有りますからね(笑)。

冬はストーブなど暖房器具が欲しい所ですが、9月~10月は無くても大丈夫なところが多いですし、11月も寒くない場所を選べば暖房器具が無くてもまだ何とか過ごす事が出来ます。

汗をかくことも無く、乾燥した心地よい風を感じ、ゆっくりと過ごす時間は本当に格別です♪

魅力② 場所を間違えなければまだまだ特別な道具は要らない

魅力①で書いた通り、非常に過ごしやすい気温なので、アウトドア用ストーブなどの冬用装備は使わなくても過ごせることが多いです。

シュラフも春~秋用の3シーズン用で対応可能ですしね♪

あくまでも場所に寄りますが…。富士宮市なんかではもう…氷点下らしいですからね…。

そういう場所に行かず、比較的標高の低い場所に行くと、ややこしい道具は無くても十分過ごすことが出来ます♪

冬はそうはいきませんからね…冬用シュラフやストーブなどが必要になって来ますから…。場所さえ間違えなければ夏でも使用している道具の延長でキャンプが出来る季節ですね♪

11月後半に入ってくると、夏装備ではちょっと厳しいですが…

魅力③ 空が高い・紅葉が美しい

夏に比べて空気中の水分量が少なくなってくる事も有り、空気がきれいに感じ始める季節になって来ます。

それに高層雲が多くなり、空が高く感じる季節でもあります♪

心地よい風を感じながら、高い空を眺める。それだけで上質な時間に包まれます♪

さらに標高の高い所では10月後半くらいから紅葉が見ごろを迎えてきます。

あたり一面の紅葉の中で過ごす事も可能かもしれませんね♪

少し離れた距離で周りを囲むように山があるキャンプ場で、周りの山が紅葉していた時は…かなり感動しました♪

上の写真は12月頭の紅葉を過ぎた景色ですが…紅葉シーズンはきれいに360℃の景色が赤らんだりもします♪

夏は夏で自然が美しいですが、秋は秋で見どころ満載!

魅力④ ご飯が美味しい!

ご飯が…と言うか、食材が美味しい季節ですから、俄然料理にも力が入る季節ですね♪

サンマを炭火で炙ったり…戻りガツオでタタキを作ったり。

ちょっと奮発してマツタケなんかも良いですね♪

美味しい食材が手に入る魅惑の季節です。そんな食材を外で食べることが出来る、素晴らしい季節だと思っています。

それではまた!

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