子供が部活動に勤しむ様になってファミリーキャンプの時間が取りにくくなってきた我が家。
子供がキャンプに行かなくとも、私はキャンプに行きたい!とわがままを言って、人生初ソロキャンプに行ってきました。
行先は和歌山県すさみ町にある「CAMP Knot(キャンプノット)」
22年6月上旬に1泊2日の初ソロキャンプ。どんな道具を使い、どんなキャンプとなったのか、レポートします。
当記事にはキャンプ場の詳細は有りません。キャンプ場を知りたい方はコチラをご覧ください。※本文最後にも同じリンクが有ります。
DAY 0 荷物を用意♪
初ソロキャンプという事で、前日に必要なキャンプ道具(ギア)を纏めました。ソロキャンプは初めてだから、忘れ物したら嫌だから。
ファミリーキャンプで使用しているギアからチョイスしている物と、ソロ用に用意したギアが有るので、忘れ物が無いように。
持って行ったもの詳細は別記事でアップしようと思いますので、簡単に…
テントはソロ用、マット・寝袋はいつも使っている物、テーブルは最小限、6月なので虫よけ、あとは燃料、ゴミ持ち帰り(別途有料で燃えるゴミだけ回収もしてるけど)なので持ち帰りやすいゴミ箱を。
荷物置き&各ギアの収納袋入れとしてアウトドアキャリーワゴン(+天板付き)を用意します。
ガソリンランタンは要らんと思いつつ、とりあえず持って行きます。
ギアボックスと調味料入れにはコレだけ詰め込んでいます。
いつものファミリーキャンプ用ギアボックスから今回のキャンプに必要な分のみをチョイス。
DAY 1 初のソロキャンプ 思うままにゆっくりと
CAMP Knotへ行く途中に南紀白浜を通るので、とれとれ市場で昼食と晩御飯を仕入れよう。
いつものファミリーキャンプと違い、一人だからな。
何を買っても怒られない!私は今、超強気だ!買いたい物を気の向くまま買うぞ!
11:00チェックインに合わせて、9:30頃到着。買い物を済ませて10:00出発。
何を買ったかは後程…。
白浜の海はキレイなぁ~。臨海エリアの穏やかな海が南国っぽい♪
ついでに円月島と白良浜を見て、その後は無料の高速道路ではなく、のんびり海沿いの下道で…。
私の好きな道をのんびり走って目的地へ。
そして11:00ジャストに到着!
写真で見えているエリアの大部分が海側フリーサイトで、本日はココにテントを張ります。
※今回使用しているキャンプ道具(ギア)の多くは、後程まとめて紹介しています。気になるギアが有れば是非ご覧ください。
ファミリーキャンプからソロキャンプにコンバートするに当たり、新たに仕入れたテントがこちら。
「スノーピーク ヘキサイーズ1」
タープ型フライシートにインナーテントを吊るす形なので、タープ&テントの設営が超ラク。なのでこちらをチョイスしました。
後はギアボックスに「THOR ラージトートwithリッド 22L」を購入した程度。
元々、ソロでも使いやすいギアを選んでいたのも有って、ほとんどのギアはファミリーキャンプと兼用です。
車で行くからね。コンパクトさはあんまり気にしていないってもの有るけど。
高台からほんのり見えるオーシャン パシフィック。
平和(ピース)だなぁ。
初ソロだと寂しくない?って声が聞こえそう。でもそんなの関係ねぇ!そんなの関係ねぇ!ハイ、オッパッピー!
昔、小島よしお氏がどこかのテレビで言ってたな。オッパッピーとは何の略ですか?→「オーシャンパシフィックピースです」と。
でも、パシフィックオーシャンだよな?オーシャンパシフィックって、サーフィンとかのブランドだよね?私のスノーボードウェアがオーシャンパシフィックだったなぁ。
懐かしい…。
ヘキサイーズ1は設営も簡単で、12:00には小物含めて設営もほぼ完了していたので昼食開始です。
まずはとれとれ市場で購入した物一覧。
昼飯の地物シラスとイクラの丼、生マグロ、晩御飯のあわび(BBQカット)、なんば焼、そしてデザートのみかん大福♪
総計6,000円オーバー
ヤバい…
さすがにソロだからって調子に乗り過ぎた…。これ、帰ったら怒られるヤツや。イワシしか食べてないって言い張ろう。
まな板兼お皿にもなるスノーピーク Myプレートにお刺身を盛り付けて…。和歌山の湯浅醤油で丼と刺身を頂きます♪
ひたすら魚介まみれ。
こんなん、ファミリーキャンプやったらなかなか出来へん!子供は魚より肉やから。
あぁ…たまにはこういうの、ホントにえぇなぁ♪
そして、自分が買うともれなく家族全員分必要になるから、普段は買いたくないフルーツ大福。
一人やったら、良いよね?
子供、見てなし。このブログ見てたらバレるけど、バレた時はジャイアントカプリコで勘弁してもらおう。
ソロキャンプはとにかく自由だ。
食後はちょっと設営の手直しをして、使い勝手を向上。
ハンギングラックをチェアの横に出して、主に使うギアを吊るしました。
そこからはまた自由時間。いや、ずっと自由時間だけど…。自由時間の中でもさらに自由な時間?伝わるかな…、言いたい事。
その時の気分に合わせて読むものを変えられるようにいくつかライトノベルを持ってきたので、さぁ読むか。
…。
強風でページがめくれるめくれる!
本がバッサバサ言うわ!でも微妙に暑いこの時期にはありがたい風。食後の楽しいラノベタイムにコーヒーを添えつつ…
とりあえず薪を持ってきていたので、読書の合間に薪割をしていきます。
このままず~っと強風なら焚き火は諦めるけど、風がユルくなったらしようかな。
とりあえずゴリゴリの薪なので、火をつけやすいように少し細めの薪を作っていきます。
そして時には…
ヘッドフォンで大音量で!
ファミリーキャンプだと、中々ゆっくりと音楽聞かれへんやん。子供のお世話も有るし。そもそも私は音楽をお隣さんにおすそ分けするのが嫌で、基本はヘッドフォンで聞くのでファミリーキャンプだと聞く事が少ないから。
好きなアニソンやボカロ曲を聴きたいだけ聞いて、またダラダラ…。
今使っているチェア、スノーピーク ローチェアショートとほぼ同じ高さのユニフレーム 焚き火テーブルはオットマンにちょうど良いや♪
これも教育に悪いから、子供の前では絶対出来へんやつ。
そんなタブーを超えていく
ソロだからな!
ひたすら自分に優しい時間を過ごしまくっていたら夕方になってきたので、そろそろ晩御飯でもしようかな。
安定の美味さ「焼き鳥」だけ家から持ってきたので、それを焼き始めます。
他にはとれとれ市場で購入した「なんば焼」も焼いて醤油で。
アワビはバター醤油で。
うめぇ…。アワビは絶対火を通した方が美味いと思うんだよね。個人的な意見だけど。刺身を美味しいと感じた事が無いんだけど、加熱したアワビはホント美味い♪
一人の食卓は少し寂しくも有るけど、外で食べているからかすごく安らぐ。
食後は食べながら始めていた焚き火のお世話を。
この炎を見ていると昼間に聞いていた曲が頭の中で再生されていく。
子供の成長に合わせてファミリーキャンプって難しくなってくるんだよな。
これまでのファミリーキャンプは楽しい思い出として君を形作る一欠けらになっていたら嬉しいな。
子供と一緒にキャンプで挑戦した事、色々と思い出すなぁ。独りで焚き火を見つめていると。この場合は寂しさで泣くわけじゃなく、成長を喜んでのうれし泣きだけどな。
優しい日々の横で泣かぬように、か。
そんな事を思っていたら、山の方からカサコソと…。
この暗さやで。
めっちゃ怖いやん!クソっ!
敵を倒す為に変態仮面にでも変身するか⁉もしも現れたのがイノシシじゃなくて近所のおっちゃんなら、今度は警察に逮捕されてもっと怖くなる⁉
今ある衣服の中で唯一出来る格好のヒーローといえば、変態仮面しかないけど。
あ、ブリーフじゃないから、変身出来ない…。
なんて、アホなこと考えてないで、テントでゆっくり休むか。しかしこれがソロキャンプの良さよ♪ひたすら脳内で自問自答を続ける事が出来るからね。哲学なんかにはピッタリの時間だわ。
そうそう、オイルランタンにガソリンランタンも持って行ってたけど、メインのランタンは実はこちら。
「コールマン ハンギングEライト」
手のひらサイズなのに結構明るいLEDライトなので、最近はファミリーキャンプでも重宝しています。
上の写真でも、ヘキサイーズ1のタープ下程度なら1個で照らせているでしょ?なかなか便利♪
DAY 2 ファミリーキャンプと違って
この火は7:00~雨予報。
とはいえ6月なので5:00にはすでに明るい…。目が覚めたよ。
あぁ、今にも降りそうな天気だね。
とりあえず、飯にでもするか。朝ごはんはねぇ、手を抜かないよ。ソロにピッタリサイズの「ユニフレーム ちびパン」でオムレツを作るよ!
後は「ユニフレーム キャンプ羽釜 3合用」でガーリックピラフを1合分。
ちびパンを加熱しすぎて、バターを投入したら秒で焦がしバターになっちゃった。あと、真ん中がくっついたので綺麗なオムレツにならなかった。
でも美味しいからOK!
ピラフの味付けは目分量だからちょっと薄かったけど、朝にはうれしい味付けと考えよう。
そうこうしている内に、きっちり7:00頃から雨が降ってきたよ。洗い物はすべてクーラーに突っ込んで、家で洗おう。
ヘキサイーズ1のフライシートの中に収納したギアを置いていき、濡れないように撤収です。
フライシート部分だけがビチョビョだったので、後部座席に放り込んで8:00キャンプ終了!
余裕で午前中に家に着くわ、これ。
ソロキャンプやべぇな。ファミリーキャンプと比べて荷物が少なすぎて、いつものノリで片付けていたら7:30頃には手持ち無沙汰…。
雨だし帰っちゃったよ。
8:00なのに!
ファミリーキャンプの回数が減りそうだし、コレは今こそ新たな遊びを始めるとき!と思い始めてみたソロキャンプ。
なかなか楽しいじゃないか♪
回数は少ないだろうけど、これからもやっていきたい!
今回使用したキャンプ道具(ギア)
スノーピーク ヘキサイーズ1
ソロキャンプの相棒としてチョイスしたテント。
たった2本のポールでタープ+テントが建つ構造なので、設営時間が短い!さすがはソロキャンプの為に作られたテント。
あぁ楽!ラク!
タープと言える部分に当たるフライシート部分の前の方は布面積が小さめなので、雨の時は大丈夫かなと思っていたんですが、少し奥に下がれば問題無いです。
THOR ラージトートwithリッド 22L
ソロ用のギアを入れるために用意したボックス。
蓋付なので雨の日も安心なのと、サイズがちょうど一人分の小物入れに良さそうだったのでこちらをチョイス。
無造作に地面に置いていてもカッコいいデザインだよね。
アルコールバーナー
固形燃料に着火並みに簡単でコンパクトなバーナー。
火力調整や連続使用時間など、調理に於ける使い勝手はガスバーナーに圧倒的軍配が上がりますが、「アルコール入れる・火を着ける」で使える手軽さはヤバイ。
私のは全く有名じゃない、安い怪しいやつだけど、1.1Lのヤカンのお湯は普通に沸かせます。
なので普通に使えます。
SOTO 分離型シングルバーナー ST-301
湯沸かしとか簡単なものはアルコールバーナーで、炊飯とかの調理はこちらでやりました。このバーナーも大概コンパクトなので、荷物を減らしたい人には良いバーナーだと思います。
CB缶(家庭用カセットガス)が使える為、ランニングコストが低いのも魅力!
こちらは製造終了品なので、同じような物なら「FUSION ST-330」になってきます。
ユニフレーム 焚き火テーブル
今回のソロキャンプでのメインテーブル。
ステンレス天板なので直接バーナーを置いても良いし、激熱のフライパンを置いても良いしと、使い勝手抜群です。
ソロだとこのサイズにプラスでちょっと荷物を置ける物が有ればちょうど良いと感じました。
SOTO フィールドホッパーL
サブテーブルとして使用。私はLサイズを使用しています。
使った後の食器の一時置き場とか、食材の一時置き場とか、メインテーブルに置きたくない物をこちらに置く為に持って行きました。
収納時は半分に折りたたまれていて、開くだけでテーブルになる簡単展開のテーブルはとても活躍しました。
スノーピーク Myプレート
今回のキャンプのMVPでは無かろうか?
マグロを切る為のまな板として、そのまま盛り付けて刺身プレートとして。窪みに醤油を垂らして小皿代わりにも。
厚みの有る木製プレートなので、ちょっと熱い物を置いても変形する事も無いし。
まな板&メインのお皿として大活躍だったよ、君。
スノーピーク チタンシングルマグ 300
わたしの愛用マグカップ。ファミリーキャンプでも相棒だったけど、ソロでも相棒だよ。
一生一緒にキャンプに行くって、約束したからな。
連れて行くぜ、もちろん。
ロゴス ピラミッドグリルコンパクト
一人なら十分だよ、このサイズで。
焼き網を「キャンピングムーン X-mini」の物と交換しているので、カスタム仕様になっているけど、基本はピラミッドグリルコンパクトです。
持ち運びのサイズもかなり小さいので、満足な一品です。
どっちを買うかで迷ったら…、作りの粗さはキャンピングムーンの方が目立つ気がしますが、値段も安いしコッチでも良いかなと思います。
網が使いやすいし。
ちなみに網だけも売っていますよ。上のリンクから見つかると思います。
CAMPING MOON ファイアスタンド(メッシュ焚き火台)
焚き火をするだけならこんなんもアリだよね?と思い、使っています。
ただ、メッシュは地面にとても熱を伝えてしまうので、これを使うのであれば耐火シート等の地面保護は必須だと思います。
焚き火をするかどうかは現地に行ってから気分で決める。そんな私みたいな人には、とりあえずで持って行きやすいサイズの焚き火台なので、良いと思います。
ユニフレーム 燕三条乃斧
小型のハンドアックス。
小型なのでゴリゴリの薪は割れないですけど、売られている薪を細くする程度なら問題なく出来ます。
今回の薪も、半分くらいはこの斧では手に負えないサイズでしたが、焚き付け用の小さな薪はいくつか作れたので十分に役目は果たしてくれたと感じています。
炊きつける事が出来れば、後は太めの薪も燃やしてしまえますからね♪
ユニフレーム ちびパン
ファミリーでもウインナーを焼いたり、缶詰の中身を温めたりと便利なサイズですが、やって見たかったんだよね。これでオムレツ!
ホテルの朝食みたいでしょ!?
今回はあんまりきれいに出来なかったけど、いつか綺麗に作って見せる!ホテルのシェフが朝食で作っているみたいに。
DOD アウトドアキャリーワゴン
ワゴンの中にはテントやチェアの収納袋を入れて、天板を敷いたワゴンの上にはギアボックスやクーラーを置いて。
荷物を運ぶだけがワゴンの全てじゃない!
車が近くに置けないキャンプ場では大容量収納庫として・荷物置きとして、そしてイザという時には荷物運びとして!
オイルランタン
焚き火をしたからあんまり活躍しなかったオイルランタン。とりあえず灯していただけになってしまった。
普段は焚き火をしないので、オイルランタンの炎を見て楽しんでいます。ユラユラと綺麗だよ♪
私が使用しているのはDIETZ 金黒の78サイズ。
コールマン ハンギングEライト
USB充電式のLEDライト。
電球色なので青白いサイトにならない、手のひらサイズなのに結構明るい、磁石内蔵なのがお気に入りポイント。
オレゴニアンキャンパー テントインポップアップトラッシュボックス
ゴミは基本持ち帰りのキャンプ場なので、ゴミ箱の中に入れたまま蓋をして持って帰れるこいつを選択。
一人で1泊2日なら小型のこのゴミ箱でも十分に賄えるので、ソロキャンプには持って来いのゴミ箱です。
この他、こんなギアも使っていました。
キャンプ場の詳細はコチラ↓
それではまた!
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